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第13回 そこにはかつて神社があった 境内跡にポツンと残るたのかんさぁ

こんにちは。阿久根市地域おこし協力隊のチャーリーこと濱田です。
今回は神社跡に残されているたのかんさぁをご紹介します。
阿久根市街地から比較的近い場所にあるのですがだいぶ分かりにくいところなのでご存知の方は少ないのではないでしょうか。

ちなみに私がたのかんさぁを探す手がかりにしているのは図書館で見せていただいた阿久根市内のたのかんさぁ位置図なんですが、この資料に書いてあるマップが手書きだったり情報が古かったりするので時に解読が難しいものがある。

今日ご紹介するたのかんさぁもその一つで、最近の地図と照合しながらこの辺かなと目処をつけて探しました。
ではその行き方を以下でご案内しますね。

スタートは阿久根駅。国道3号線を南に進み、栄町の交差点を左折します。
踏切を渡って直進すると阿久根東郷線に合流、ガソリンスタンドがある十字路を左折し、すぐ右手の脇道を入りやや坂道を登ります。

十字路からすぐの脇道

右手に墓地が見えてきてもう少し直進すると左に電信柱があります。
資料には「妙見神社内」と書かれていて、現代の地図にも妙見神社は載っている。されど神社らしきものは見当たらない。
正面に山道っぽい道が続いているのでこっちかなと進むも見つからない。

途中まで戻ってもう一本道があるなと思い、そちらの道も確認しに行く。そこは畑だっただろう土地が広がっていて神社の面影はない。
電信柱のところまで戻り、しばし途方に暮れる…
地図を再確認して、右手に墓地を見て左の方にあるんだよなぁ〜と左に目をやる。
道…があるようには見えないけど行けなくもない道がある…

この先はどうなってるのか?
丸太の階段…?
さらに行くと石段が
あれは⁈
発見!
アップ
どアップ❤︎

お顔が崩れてしまってます泣
こちらの型式は笠冠式 旅装型で袴を履いた立像、建立時期は不明。
左手にお椀らしきものを持っているのが分かります、右手にはしゃもじを持っていたんでしょうか。田の神の資料によるとお椀の形をしたものは托鉢の鉢ではないかと書かれています。

神社はすでに取り壊されていて境内跡は寂しい様子に。
ポツンと残されたたのかんさぁが物悲しい…
そしてやたらと蚊が多く撮影のあいだ刺されっぱなしの濱田でした。
行かれる方は虫対策をお忘れなく🦟

☝️詳細地図はこちら
車では行きづらい場所です。阿久根駅から徒歩15分ほどなのでご興味ある方はお散歩がてら行ってみてください🚶

次回は【天狗の足跡】をフシギ発見🕵️  

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