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第6回 大川のかくれ念仏(改稿)
こんばんは。協力隊のチャーリーこと濱田です。
以前にこちらの記事を掲載させていただいたのですが私のかくれ念仏や歴史の理解が浅く間違った解釈をしていたため、再度記事を書き直しました。一度読んでいただいた方もまた改めて一読していただけたら幸いです。
(以下、一部改稿)
大川のかくれ念仏跡は浄土真宗の門徒が密かに講を行い信仰を続けた遺跡です。
浄土真宗が鹿児島へ伝わったのは室町時代中期ごろ。この真宗の教えは当時の封建体制にそぐわず一向一揆に進展する危険性があると考えられるようになり1597年に正式に禁止されました。それから長きに渡り弾圧が続き特に厳しくなったのは幕末期でした。真宗の門徒たちはそれでも信仰を続けるために講を結成し、山深い地に赴き密かに法座を行いました。この場所が隠れ念仏跡として今現在も残されていて大川のこの場所もその一つです。
明治9年9月5日に「信教自由の令」が出されるまでの約300年、弾圧されながらも信仰を続けてきた門徒の厳しい歴史を物語るかくれ念仏跡地です。(参照/本願寺鹿児島別院HP)
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さて、そのかくれ念仏跡の場所ですが道路脇に看板が立っています。
てっきりこの場所なのかと思いきや、この先200mとなっている。矢印が差す方向は山の中。車を停めて歩いて現地へ向かいます。
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階段を登っていくと徐々に道が定かじゃなくなっていく…
イノシシの足跡もありだんだん不安な気持ちに。
山中は方向を示す看板などがなく全く場所をつかめない💦
大きい岩があるところだよ〜と後ろを歩く案内人のおじさま。
確かに大きい岩が見えてきた。
倒木をまたぎながら足が滑らないよう慎重に探す。
先を歩く同行者のおじさまが「あったー!」と叫ぶ。
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この場所、私ひとりでは絶対探しきれなかったので案内していただいたお二人には本当に感謝です。そしてだいぶ軽装で行ってしまったことに反省…
足場も悪い山道なので訪れる際は滑りにくい靴に肌を出さない服装で行くことをおすすめします💦倒木などもあるので要注意です!
☝️道路脇の看板がある場所はこちら
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点線が歩いた道すじ(多分😅)