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【往復2000km】社会人3年目が、GWに突如思い立ってヒッチハイク旅をかました話 【第1話】

少し遅くなったけど、今年1年の振り返りも兼ねて書き溜めていたヒッチハイク旅の備忘録を大公開!

今年1年、本当に色々なことがあったけど、その中で"BEST3"に入るほど大きな出来事であるヒッチハイク旅。
人との関わりの中で生まれる新たな出会いや日常への感謝に溢れた旅路2000km。

2024年のビッグハイライトをご覧あれ!

きっかけ

事の発端は、とある4月末。
いつも通り仕事を終え、たまたま旧友と電話で話していたときのこと。

「俺さ、今月は〇〇して、来月は△△して、半年後にはxxして〜、来年は□□しようと思てんねん。」

意気揚々と2024年のやりたいことを語る彼。
その友達が好奇心旺盛で天真爛漫で、もう行動力が鬼なんですわ。

自分も行動力はないわけではないとは思っていたが、彼と話すと自分がちっぽけになる。

日々の生活もルーティン化されて、何かいつもと違ったことをしたいなと思っていた自分にとって、彼が自分に与える影響度は大きかった。

すると徐々に、
「あ、なんか変なことしたくなってきた」
という思いが頭を埋め尽くすように。
GWの予定は空いていた。そこで頭に浮かんできたのは、

「そうだ、ヒッチハイクしよう。」

これが全ての始まりだった。

……

はーいそこのみなさん!「なんでそれがヒッチハイクになるねん!」という質問で頭が埋め尽くされて、夜しか眠れないんじゃないか〜?!

そんなキミたちのために、👇にズラ〜〜っと文章書いたから読んでくれると嬉しいなっ!!

みんなの来年新しいチャレンジを踏み出すきっかけになれば幸っ!キュン!(情緒不安定)

......

実は2回目のヒッチハイク

なぜGWにヒッチハイクをやろうと思ったのか。
それは、学生時代のやりきれなかった後悔が残っていたから。

そう。これが初めてのヒッチハイクなんです!と言いたいところだが、実はヒッチハイクは学生の頃に一度経験している。

が、それは「経験した」と言っていいほどのものなのか、というと正直そこまでのことをしていない。

どういうことか。

大学3年生時に後輩と一緒に大阪→鳥取に向かうためヒッチハイクを敢行したのだが、まさかの
【開始1分】で乗せていただける車に出会ってしまったから。

バイパスに入る前の道路沿いでスタートしたのだが、始めて車が通りすぎること2台目での出来事。

「よっしゃこれから根気強く頑張ったんで!」と力強く決心した自分たちの思いとは裏腹に、サクッと出会ってしまったから、これはもはやヒッチハイクしたとは思ってない。笑

というわけで、今回のヒッチハイクが実質・初と言っても過言ではないだろう(?)

2020年の話。開始1分で乗せてもらったなあ。

ヒッチハイク開始(海老名SA→?)

ということで、突如始まったGWヒッチハイク旅。
スタート舞台は神奈川県の海老名SA。

世間はゴールデンウィーク真っ只中ということもあり、人通りはかなり多くかなり期待が持てそうだった。

今回の目的地はかなり果てしない場所にあるため、GW期間のほとんどを消化。
(ちなみに、バリバリ社会人なので有休とってやってますw)

詳しくはこれから書いていくのでお楽しみに。

サービスエリアのベンチでスケッチブックに「名古屋方面」と書く。

やはり、最初は周りの目線が気になる。
そんな見られている訳ないのに、勝手に「こいつなにやってんやろ」って見てる人もおるんやろなあ、と思い込んで声をかけるのに戸惑ってしまう。

「声かけて断られたらどうしよう…」
「周りから変な目で見られたらどうしよう…」


一歩目を踏み出さないための言い訳がどんどん出てくる。良くない時の自分だ。

だがそんなモジモジしていたら、目的地につかないどころか日が暮れてしまう。
そう思い、意を決して、目の前の人に声をかける。

(スケッチブックを持って歩み寄る)
自分「すみません〜、お声がけしていいですか?」
男性「ん?」
自分「今、海老名SAからヒッチハイクしてる者なんですけど、名古屋方面行ったりされないですか?」
男性「…ごめんな兄ちゃん、今俺らデート中やねん、邪魔せんといてくれるか?」

1発目、あえなく撃沈。スパッとお断りされる。
(これ結構リアル。結構ラブラブなお二人でした。邪魔してごめんなさいw)

だが、ここから一気にスイッチが入った。
一度声をかけると不思議なものだ、次に声を掛けることへの抵抗が一気になくなった。

そこから、近くのベンチに座っている方々に片っ端から声をかけていく。
すると、

「お兄さん、ヒッチハイクか〜、俺も昔やってたわ!なんか懐かしいなぁ」

昔、ヒッチハイクをよくしていたという男性から声をかけてもらった。

「(方向違うから)乗せてあげられへんけど、これ、お昼代。」

と、男性の手から僕の手にポンと渡されたのは千円札。
いやいや、もらえないですよ!と男性の方を見ると、

「ええねん、俺も昔ヒッチハイクやってた時、ご飯奢ってもらったりお金もらったり、色んな人に優しくしてもらったんや」

「だから、今度は俺がお返しする番なんや」と。

かっこよすぎる。。

男気溢れる気持ちに感動すると共に、男性の一言にすごく救われたような気がした。

そして今後、自分がヒッチハイカーを見かけた時は、乗せてあげられないとしても声を掛けてあげたり、何かご馳走させてもらおうと心に決めた。

いつか出会った時は倍にしてお返しさせてください。

記念すべき1台目

そして、男性の粋な計らいにエネルギーをもらい、ヒッチハイクを再開すること30分後。

男性2人組の方に話しかけていた時のこと。
旅の行き先も特に決まっていないとのことだったので、

「こんな貴重な出会いなかなかないですよ!せっかくの機会なので、ヒッチハイカー(自分を指差して)乗せてみませんか?!笑」

と、今思うと超図々しい打診を試みる。すると、

「なんですかそれ、けどなんかいいですね笑」

と、グッドな反応。
地図を見ながら話し合った結果、浜松SAまで乗せていただけることになり、無事、記念すべき1台目に巡り会えた。

記念すべき1台目

同じく社会人の方だったため、車内は仕事の話で盛り上がる。
なぜその仕事をしているのか、どのようにしてその仕事と巡り会ったのか、今後どんな人生にしていきたいのか…

富士山を正面に、真っ昼間からアツい話を繰り広げ、気づけばあっという間に静岡県の浜松SA。
Instagramを交換し、これからもお互いの近況報告をしましょうと言い、車を後にした。

記念すべき1台目にして海老名SAから浜松SAまで無事移動することができたのである。

旅はまだまだ続く。

あ、こんな感じで何話かに分けて綴っていくので気楽に楽しんでくださいw

【次回】 第2話 逆にヒッチされる(?) (浜松SA→next…

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