映画:東京流れ者の感想
Act ONEマイ楽を終え、本髙くんに次会えるのいつだろう…そもそも次があるのだろうか(ᐡ •̥ ̫ •̥ ᐡ)とメソメソしながら羽田空港に向かっていると、現場が決まってました。
嬉しーーーーーーーーー!!!こんなベストタイミングで現場発表されるとか、世界は私を中心に回ってるのかも〜〜〜〜〜〜(៸៸>⩊<៸`)
福岡に帰る道中暇なので原作映画を履修。まだ時間があるので感想ブログを書き始めた次第です。
全体の感想
金のかかったスマスマコントのフリ部分を一生見てる気分だったな( ¯꒳¯ )フム…
これが見終わって最初に出てきた言葉。
ヤクザが等間隔に並んで波止場を闊歩する場面とか、セリフの途中でめちゃめちゃカッコつけて煙草をくゆらせて意味深に笑ってみたりとか、拳銃のことチャカって言ったりとか…そういう仕草一つ一つがヤクザ映画を見たことがない私からすると、コントの誇張されまくったヤクザを見てる気分で、それがチンタラ1時間半続くからかなりキツい( - - `)コレイツマデツヅクノ?オチハ??
あと多分当時の観客はヤクザ映画のセオリーとか時代背景とかを分かった上で見てるから、大丈夫なのかもしれないけど、そこらへんが完全に抜けてる私からすると、激クサセリフのオンパレードで会話のキャッチボールが危ういし、雰囲気で話が進んでくから誰が味方で誰が裏切って誰が裏切ったと見せかけて裏切ってなかったのかが大変分かりにくい。
そもそも皆似たような顔似たような髪型似たような服装で個体識別がつかなくて苦労した。
あまりにも物語自体の面白みを感じられなかったため、もしかしてこれって胸キュン映画(胸キュン場面と胸キュン場面を繋ぐための物語であり話の整合性はあまりとれていなくてもおk)だったりするのかな?異常に皆カッコつけてるし。哲が打たれて敵がやったか?!となってる中突然キザに口笛を吹き始めるのとかもしかして当時としては胸キュンだったりするのかも…とか考えてしまったり(笑)
流れ星の健について
本髙くんが演じる“流れ星の健”こと相沢健次。ド緑のジャンパーがトレードマークで激烈にダサいなーと思いつつ前述のような状態なので他のキャラとの差別化のためなんだろうなーと思った。ちなみに哲は水色のスーツがトレードマークです。
舞台公式ホームページでは“哲を兄貴と慕う”との記述がありますが、原作では哲が一匹狼の健を人情のないやつと言いつつもを兄貴と呼んでおり、親分が俺を裏切るなんてありえない!と言う哲を諭したり助けたりしてます。(少なくとも見た目的には)哲よりもおじさんで冷静に物事が見れるタイプ。福田さんと本髙くんの実年齢の差を考慮しての改変だったりするのかな。
萌えポイントは…うーん、特になし??この場面楽しみだなーー⸜('ᗜ')⸝みたいな場面は見つけられず。そもそも映画自体がおもんなかったんだもん。他にすることの無い飛行機の中じゃなかったら絶対最後まで見れてない。
ちなみに大人なキャラなので静かに凄むことはあっても怒鳴ったりはそんなにしないし、チャカメインなので暴力もそこまででした( ˘-з-)チェッ
まぁ、ここらへんは本髙くんの役作り次第でいくらでも変わりそうですけどねー。
舞台化にあたって
正直このまんまやられたら終演後つまんねーーー!!!!と叫んでいそうですが、健の改変具合を見るにかなり別物になってそうなのでそこは楽しみです。
ちなみに、日活ヤクザ映画なのに“歌あり!ダンスあり!アクションあり!のミュージック&エンターテインメントステージ”なんだ?!と驚かれていますが、一応この映画自体そもそも“ミュージカル風に描かれた異色のヤクザ映画”という触れ込みなので、そこは原作通りです。
確かにキャバレーの場面やメインキャラの服装は色彩豊かでちょっと小洒落てました。でもミュージカル映画が盛んな現代っ子から見るとミュージカル要素薄いし、ヤクザ要素の印象が強過ぎてミュージカル…(´-ω-`)??となりました。
現時点ではかなり(かなり)雲行きが怪しいですが、ミュージカルは曲が8割だと思ってるので、音楽がいいことと本髙くんのビジュがいいことを願うばかりです。あと本髙くんは考えて演技をするタイプだと思ってるので、この世界観、このキャラクターをどう解釈してくるのかはかなり楽しみではあります。はい。
とりま休み取れるといいな、おしまい!