見出し画像

舞台：東京流れ者の感想

多田野 環奏

人生で初めて顔を見るためだけに舞台を観に行った。

京都初日、原作映画と公式HPの作品紹介を見て駄作を予感し、ポスターが発表され予感が確信に変わってもなお、もしかしたら面白いかもしれない…！！！と希望を持って京都劇場へ向かった。
(鼻から駄作と決めつけて見たら面白いものもつまんなく思えちゃいそうだしね。)

終演直後のツイートがこちら↓


あーあ¯\_( ᐛ )_/¯

(ここからあまりの低クオぶりにひと通り文句を言い終えた後、東京公演に行くか行かないか数日間グダグダ考えることになる)


そして東京初日終演直後のツイートがこちら↓



そんな私が書く舞台:東京流れ者の感想。



雑感

昭和設定なのにスマホやLINEがあったり、国土交通省のお偉いさん()が自ら地上げに赴きご丁寧に名刺を渡して身分を提示してくれたり、逃げた先のパブに殺された秘書の双子の妹(笑)が偶然いたり…etc
挙げ始めたらキリがないほど、そうはならんだろの連続で至る所で台本の雑さが目立ってた。スマホに関しては小学生でもしないような時代考証の稚拙さで、スマホ出てきた瞬間にはぁ？？？誰もこれおかしくないですか？って言わなかった(言えなかった)の( ꐦ꒪꒫꒪ )？？？？？とブチ切れ。
これは私のくせなのですが、大前提文法的におかしくない、引っかかりのない文脈で伝えてくれないと、そのこと自体が気になって内容が全然入ってこなくなるため、全く物語に入り込めなかった。単純なストーリーなので展開についていけなくなることは無いのだが、感情移入は全く出来ず、ひたすら何故そうなる？！と突っ込み続けてました。
1公演目が終わったあともず〜〜〜〜〜〜〜っとこれは昭和設定のままなのか令和設定に改変されてるのか考えてました。
※ 公式HPの紹介文ではどっちとも取れる書き方でしたが、演者のTwitterを見てたら昭和設定らしいです。

まぁいいさ！ヤクザ映画ってそもそもストーリー展開を楽しむものじゃないし！ある程度の粗は目を瞑って、仁義を重んじる男たちの生き様を楽しむもんだし！！！と思ったんだけどさ、今回の舞台何が問題かって魅力的なキャラが一人もいないんだよね()
かろうじて大好きな顔面をしているからという理由でケンは好きだけど、別にそれは役としての好きじゃないし…(´･-･`)
てかそもそも、物語に入り込めてないから役者を役として見れてなかったし(好き嫌いおいといて良い舞台の場合本髙くんカッコイイ〜♡じゃなくて、○○(役名)カッコイイ〜♡ってなるけど、今回はずっと感想ツイでも本髙くんが〜って言ってた)

キャラ同士の関係性も仁義という言葉で片付け過ぎてて、なんか薄っぺらく感じたかな。まぁ仁義至上主義のヤクザ映画なんだから、そんなもんと言われればそうなんだけど、何故ケンはあんなにテツを慕っているのか、何故大塚組はあそこまでテツの引き抜きに執着するのか全く分からず、感情移入出来なかった。テツと千春の関係も同様。まぁこれも結局テツにそりゃコイツにはついて行きたくなるよな！と思わせるだけの魅力を感じられなかったのが要因なんだろうけどさ。

主要キャラ全員にソロ曲(キャラソン？)があって、キャラの魅力で押していこうという心意気は感じるんだけど、いかんせん歌で魅せられる役者が一人もおらず(ヒロインは特に酷かった)ソロ歌唱される度にウーン( ᐙ )になってしまった。本髙くんもルザの時の方が歌えてたよね？

つまるところ、めっっっっっちゃつまらなかったです。はい( ˙ᵕ˙ )/
(唯一良かった点があるとすればアクションは見応えあったかもね)


ケン(本髙克樹)について

ヤクザ舞台なのに、稽古が始まってからというもの本髙くんがやけにキュルキュルしてるな〜〜〜〜、なんでだろ(._.？)と思っていたら舞台上でもキュルキュルしてました。なるほど納得。当たり前に原作ではキュルキュルしてないので余りの改編具合に原作からのケンオタこれ許せるのかな？！とか要らぬ心配をしてしまったほど。
一応倉田組に入っておりヤクザらしいが全く喧嘩が強そうな感じはなく、尾行を主戦力としてる様子。テツと同様に大塚組から引き抜きにあっており、テツ以上に何故こいつが…となる。

ちょこちょこ出てきて、アニキ！アニキo(・x・U｡)ﾜﾝﾜﾝ！とテツの周りを跳ね回って、ついでに敵の情報を伝えてくれるだけなので、テツを慕っているという情報以外、何を考えているのか、普段何をしているのか全く分からず、一切ケンのキャラが掴めないまま終演。典型的なお調子者キャラ以上の造形ないの？
でも多分本髙くんも掴めてないまま、演じてるよね？←ただのオタクの直感です。

愛くるしいキュルキュル子犬フェイスでテツの周りをぴょんぴょん跳ね回っている姿は𝑺𝒐 𝒄𝒖𝒕𝒆(՞ . .՞)♡
ルザと違い、ダンスの時はアイドル本髙克樹の濃い味ダンスをしてくれるので、完全にライブと同じテンションでえーん！カッコイイよぉ〜〜〜〜( ՞ෆ  ̫ ෆ՞ )ﾒﾛﾒﾛとなっていました。ソロ曲とテツと二人で歌う表題曲が好き。


今回の学び

冒頭でも書いたように1回目おもんな！！！となった舞台でも、よぉ〜〜〜〜し自担の顔を見に行くぞぉ〜〜〜〜〜٩(´･ω･`)と思って観に行くと楽しめるんだ！というのが1番の学びです()
所詮何を見るかではなく、どう受け取るかなんだね。
キュルキュル本髙くんちょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜可愛くて( ՞ෆ  ̫ ෆ՞ )ちょ〜〜〜〜〜〜〜大好きだった( ᐡ ෆ  ̫ ෆ ᐡ )！
(そんな訳で最終的に残った感情はこれ)


以上！
顔しか見てなかったため特に書くことないくせに朝早く目が覚めたので書いてみた激薄感想文でした！！！



対バンまでにはバキバキに戻ってるのかな〜〜〜〜♪♪楽しみ〜⸒⸒⸜( ˶'ᵕ'˶)⸝

いいなと思ったら応援しよう！