なぜ実況動画を作るのか4
再三書いてきましたが、自分が実況動画を作る理由、結局は自己満足であり、趣味みたいなものです。
動画投稿で稼いでやる!登録者数をのばしてやる!って気概がそもそもなく、最初からある程度諦めてるというか、結局自己満足できればそこで完結する訳です。
ただその自己満足のラインをどこまで持ってくるのかというところで。
初回の記事で、努力に見合わないことが目に見えてるから改善しないよ!みたいなことを書きました。
これは、苦労して作った動画でも数字が伸びないんじゃそもそもやりたくないよなぁという考えです。
そういう努力をしないなら何も起きないのは当たり前なんですが…
ほどほどの努力で作った動画でほどほどの再生数が取れれば満足なんです。
でもかといって数字が伸びないなら伸びないでそれはそれで悲しいし、ゲームにも申し訳ない…
めんどくせぇ人間だな!?
ただこんな人間でも、めちゃくちゃにやる気になるときがあります。
それは作者さんの反応です。
実況したゲームは作者さんのTwitterを見つけられたら報告をするようにしています。
報告不要と書いてあっても、念のため…
報告不要(いちいち報告されるのも鬱陶しいからするな)なんて意味で書いてあったとすれば、ごめんなさい(ここで謝罪する意味のNASA)
それでも報告する理由は作者さんに感想を届けたいからです。
前回の記事で書いた通り、これでwin-win。
ただまぁ…報告をしたところで、作者さんがその動画を全部みてくれるとは限らないわけで。
名前が知られているゲームであればあるほど、その分実況がされるだろうし、いちいちみてる余裕はないでしょう。
知名度があまりなくとも、動画時間やpart数が多ければ敬遠するかもしれない。
というか、もし自分が作者側でも、報告された動画を全部みる確信は…正直持てない。
こちらとしては実況動画という感想をみてもらえないのは少し残念ではありますが、仕方ない。
あとはこちらのみがwinになってしまうので、1人でも多くの人が動画に辿り着くことを祈るだけになります。
しかしながら!
しっかり動画を確認してくれる作者さんが、いるんですよねぇ……
なんというか、こそこそしなくていいというか、後ろめたさみたいなものがなくなるというか
作者さんが動画を見たと一言言ってくれるだけで認められたような、そんな気分になります。
自分の反応や感想がちゃんと伝わった!という達成感(…いや、ここでも満足感ですね)が得られます。
良いゲームを納得いく面白さとそれなりの努力で動画にしてそれなりの再生数を得てさらに作者さんにみてもらう。
これが理想形です。
この理想形を実現できたのが『モブ好き』と『その恋』でした。
『ほぼみっかプラス』ももう少し数字が伸びれば…!
この3作品には共通して言えることがあります。
それは……制作陣がめっっっっっっちゃ良い人!!!!!!!!!!!!
いやね、ほんと、これまで実況したゲームの作者さんに悪い人なんていないんですが、特筆したい理由があります。
全部、全部長いんですよ、挙げた作品。
モブ好きは全10part約5時間!
ほぼみっかプラスは全21part約10時間!!
その恋は全シリーズ合わせて全34part約16時間!!!
それでも最後まで付き合ってくれるような方々なんですよ、信じられない、神なのかな?ただでさえ良い作品作ってるのにまだ神になるの???
ここが面白かったって感想だったり、裏話を話してくれたり、というか宣伝RTしてくれたり、してもらうことがありがたすぎて、気持ち的にまたこっちがwinになっちゃうんですよ!!
ここで、やる気がない人間のやる気が出てきます。
感想パート取るぜ!40分!?まぁヨシ!
せっかくだから主題歌も歌っちゃうぜ!
全ルート制覇は無理かも…無理じゃない!!
関連作品は全部遊ぶ!!!
字幕つけて分かりやすくしてやるぜ!
歌詞書き出して考察までしちゃうもんね〜!
作者さんの存在が作品と二重になって、努力と苦労を自分にさせるのです。それがたとえ再生数に見合ってなくても。part1以降の数字が伸びなくても。
作者さんのおかげで、さらに面白い動画が出来上がるんです。
フリゲ制作者と実況者、それぞれの需要と供給、あるいは相性がちょうど良い具合に一致することがまた1つの理想なのです。
フリゲ制作者神しかいない。
正直、今回のこの記事が書きたくてこれまで書いてきたようなものです。
上手い具合に布石を打ってこられたんじゃないかなと思います。
改めまして、多大なる感謝を……
次回はニコニコ動画の再生数について、かる〜く書く記事にしようと思います。