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【26歳女の子】 何者にもなれる時代・年齢で出した「何者になりたいか」の答え
JKの頃「女の子は無敵だ」と悟った。
自由で、可憐で、儚くも強い。そんな時代だと思った。
同時に「女の子は途方もない」とも悟った。
広く、壮大で、途方もないものを背負っていると知った。
26年間、女の子であり、友達思いであり、仕事人間な私が向き合った
「何者になるか」について初めて話してみます。
女の子は無敵だ。そして途方もない。
女子高生の頃、男子友達に言われた言葉がどこかで刺さっていた。
「女子はいいよな。チヤホヤされるし。JKは無敵やん」
女性が不自由だった時代も地域もある中、
私が生まれたこの国、この時代はとても恵まれたものだと悟った。
先人の方々が女性の活躍や権利を主張してきていただいたおかげで
私たちはあらゆる自由の中で生き、守られている。
女の子は無敵だ。そう思った。
一方で、生きていく選択肢が多い時代に
一番選択肢が多い層だと思った。
「彼氏はできたの?結婚はいつ?子どもは産むの?」
「仕事はどうするの?会社員?流行りのフリーランス?起業しちゃったり?」
「普段は誰といる?中高?大学?サークル?バイト先?どこがあなたのメインコミュニティ?」
現代の女の子は、自分で決められることも決めなきゃいけないことも多い
そして、他人からの期待も理想も大きい
自分の理想を通して、落胆させる相手がいたり
未熟な自分では決められないことを"今"決めないといけなかったりする
女の子は大変だ。そうも思った。
何にでもなれる時代・年齢で何者になるのか
学生や友人と話していて出てくる問いは大抵1つに落ち着く
「何者になるのか」「何者になりたいのか」
仕事、就職先はどうする?
誰の奥さんになる?
誰と友達でいる?
どんな人生にしたい?
来年の目標は?
選択肢が多い時代で
性別年齢関係なくすべての若者が
「何者になるのか」悩んでいる
私もご多分に漏れず。その渦の中にいる。
もう26年ずっと考え続けている。
私が憧れたのはアニメの中の人物たちだった。
いつの間にかアイドルにも活動家にも出会って
たくさんの「憧れ」を知った。
どうしてこの人たちがかっこいいのか。
どうしてこんな人になりたいと思うのか。
私がなりたかったのは
・自分の理想、夢を口に出して
・逃げずに行動する
・自分の夢に責任を持つ
そんな人たちだった
なんでもできる時代の、無敵な女の子に生まれた私は
そんな"主人公"のような人になりたいと思った
探究し続けたものは今の若者に必要なものだった
"主人公"になりたくて、たくさんのことをしてきた
会社員になって。副業をして。フリーランスになって。会社を作った。
友達とたくさん遊んで。好きなものを一緒に作った。
恋愛に自分なりに向き合って。大切な人に出会って。母に憧れた。
その中で同じ悩みを持った同世代にこれでもかというくらい出会った。
夢をあきらめて会社員になって、自分が分からなくなった友人
妻・母になることがわからないと終電まで語り合った親友たち
登壇で出会った夢も仕事もわからないと就活に悩む年下の大学生
こんなにもみんな「何者になるか」に悩んでいるのかと驚いた
フリーランス時代に働いていた教育会社で「探究」というものに出会った
自分が26年間やってきた「何者探し」はこれだったのかと知った
テーマを仮決めして (主人公になりたい)
自分にできる行動をして (仕事・ものづくり)
振り返り・言語化して (友人との語り合い)
周りへ発信し (SNS・Instagram)
次の行動へ進む (次のものづくり)
これはなんでもできるこの時代に生まれた若者が
一番欲している力だと思った
(中学・高校で教育の中に組み込まれ始めているが、キャリアに直面する大人にこそ必要だと感じた)
当事者だからできることをやりたい
無敵な女の子として生きてきた
同世代の中でも「生き方」に人一倍向き合ってきた
そんな私だからこそできることがあると思う
今、私は「若者のキャリアに向き合う会社」をやっている
若者に向けて生き方の選択肢を紹介するイベントをやったり
企業に向けて若者が求めているものを伝えるコンサルをしたり
仲間とキャリアについて探究するコミュニティをやったり
実体験と多様な実例を知っている私は
若者のキャリアに向き合う"主人公"になった
まだ私は何者にもなれていないけれど
女子高生の私が憧れたアニメの中みたいだなと感じた
私がなりたい「何者か」
私がなりたい人をあえて1人あげるのならば
「葬送のフリーレン」の勇者ヒンメルだ
彼が言った、私の好きなセリフがある
つらく、苦しい旅がしたいのかい?
ぼくは、終わった後にくだらなかったと笑い飛ばせるような
楽しい旅がしたいんだ
数億円を手にしたいわけでも
大きな名誉を手に入れたいわけでもない
でも、人生を賭けた大舞台に挑戦してみたい
「楽しかった」と笑えるような壮大な旅がしたい
なんでも選べる
何にでもなれる時代に
私はこの「自分だけの夢」を掲げてみたい
今の私の夢は
「東京ドームで日本最大規模の若者向けキャリアフェス」を開催すること
今だから選べる選択肢を詰め込んだフェスで
若者の働き方・キャリアを可視化したい
自分たちの生き方を誇れる場所を実現させたい
全若者が悩む「ありのままでありたい」「何者になりたいか」という問いへ
私の今の所の答えにしてみたい
女の子は最強か。どうか。
恥ずかしながら、女の子と言える歳は終わってしまった。
そんな女の子を生きてきた私だから言えることがある。
女の子は最強だ
でも、途方もない
選べる選択肢も
悩みも危険も
周りからの期待も
まだ社会の何も知らない段階から
途方もないものを背負って生きていく
もちろん女の子だけが特別だとは言わない
すべての女の子が同じだとも言わない
でも選択肢が多いこの現代の象徴だとは思う
今、若者に必要なのは
自分で自分の「なりたい何者か」を見つけられる力だ
探究力であり、行動力であり
何よりそれを体現する選択肢(ロールモデル)が必要だ
私はそんな今の若者に必要だと思うものを届けながら
現代の若者らしい「楽しかった」と笑える壮大な旅がしたい
「消防士」「宇宙飛行士」「役者」のようにひとことで説明できない
そんな、オリジナルで現代らしい生き方をしてみようと思う
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
自己紹介
谷井せいな (SEINA TANII)
1998年生まれ。大阪出身の26歳。甲南大学マネジメント創造学部を100周年栄誉特待生として卒業。2021年株式会社インタースペースにてwebメディア事業に従事。2度の社内受賞。1年の副業期間を経て、カメラマン・デザイナー・イベンターとして独立。教育・キャリアに携わる活動・イベントを100回以上開催。
現在は一般社団法人日本若者キャリア支援協会 代表理事として
「現代の若者のキャリア」に向き合う。
・キャリア探究コミュニティ【onStage】。「TEAMEXPO2025」認定団体主催
・ボードゲーム 誰でもあざとくなれる「あざとカルタ」。量販店にて販売中
・東京ドーム主催enXrossハッカソン 奨励プレゼンテーション優勝
・キャリアを撮るカメラマンとしても活動中
次の夢は東京ドームで日本最大規模のキャリアフェスイベント開催
X (気ままに投稿中):https://twitter.com/akubi_12ss
Instagram (カメラアカウント):https://www.instagram.com/akubi_12ss/
制作ボードゲーム「あざとカルタ」:https://x.com/lidea_idea