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育児休業記録(3)〜育児休業の振り返り〜

少し前に、赤ちゃんが誕生して1年が経過しました。
あっという間の1年で、生まれた時の写真と見比べて、「もうこんなに成長してるん?!」と思っちゃいましたが、毎日接していると気づかないものですね。

今回は、育児休業を取得してよかったこと・課題だったことなどを振り返ろうと思います。

育児休業した期間

私は、以下の2回の期間で育児休業を取得しました。
2020/12/19〜2021/02/10 (休日含みで54日)
2021/07/30〜2021/10/01 (休日含みで64日)
(どちらも休業期間翌日の復職日が祝日ないしは土日になってるので実質はもう1,2日休んだのですが、細かい話ということで...。)

1回目は出生後の家事育児を妻に代わってメインで行う目的で取得しました。妻は専業主婦なので復職のサポートとかは考えなくてよかったので、2回目は上の子の夏休み期間中の妻の家事育児サポートを行う目的で取得しました。

そもそも2回に分けて取れている理由は、1回目の記録にも書いた、「パパ休暇制度」というものを利用しているからです。育児休業制度は2022年に一部改正が行われるようで、出生後8週間以内でさらに2回に分けて取得できるようになったりと柔軟さが増す様な変更が検討されています。

育児・介護休業法 改正ポイントのご案内(事業主の皆さまへ)
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000789715.pdf

育児休業期間にやったこと

出産後は、妻は退院後に赤ちゃんと共に実家に1ヶ月ほどお世話になっていたので、その間、上の子の育児や家事をやるのみで1日が溶けていきました。

家事については、タスクベースで書き出しすと

  • 洗濯

  • 掃除

  • 毎食のごはんの準備/片付け

  • 買い物

など、いわゆる専業主夫状態な感じでした。
ご飯は自分一人であれば適当にするのですが、自分の父親や子供の事もあるので、毎回考えて作ったり、惣菜を買ったりしてました。

上の子は、当時幼稚園の年少さんだったので、給食じゃない日として週に1,2回のペースで、妻が戻ってくるまでの1ヶ月くらい、朝にお弁当を作ったりしてました。
初めはスカスカな中身も、最後の方はうまく詰められる様になりました。

初めてのお弁当
10回目(最後)のお弁当

また、冬休み期間ともかぶったので、年末年始は丸一日一緒にいたり、妻の実家に様子を見にいったりしてました。

妻と赤ちゃんが帰ってきてからは、赤ちゃんのお世話も交代でするようになりました。

  • おむつ替え

  • 授乳(粉ミルク)

  • 抱っこ

  • お風呂

授乳間隔は初めの方は3時間くらいだったかな。なので、夜中も授乳が必要になるのですが、たまにやらせてもらいました。
頻度は低かったですが、それでも夜中に一度目覚めるというのはしんどかったですね。

パパ休暇として取得した2回目の育児休業中は、赤ちゃんも新生児期から少し先に進んで、かかりっきりという感じではなかったので、
家の中の整理とか、普段後回しにされがちで、手がついていなかった事も少し進める事ができました。

育児休業を取得して楽しかったこと

家族と過ごす時間そのものが楽しかったなと思います。

とにかく赤ちゃんの顔を見る時間が長く取れたし、妻や上の子と一緒に過ごせたのがよかったです。

特に、上の子の幼稚園の送り迎えも育児休業期間は自分がやったので、幼稚園の楽しい雰囲気を感じれたり、上の子との会話も増えた気がします。

あと、妻とのコミュニケーションも増えたので、子育てのどういったところがしんどいのかをシェアできて、相互フォローの心構えみたいなのが生まれた様な気がします。

育児休業期間で感じたこと・学んだこと

赤ちゃんが声をあげたら、かまってあげる感じになるので、何か作業しながらというのは難しくて、仕事しながら〜自分の作業しながらとかはちょっと厳しいなと思いました。

体力ある人は、夜に寝かしつけてから自分のことをやるっていうのができるのかもしれませんが、ヘタレな自分は寝かしつける前に自分が寝てしまう事もあるくらい力尽きていました。

また、妻の普段の大変さを感じる事ができました。
お風呂や授乳はある程度時間が決まりますが、他の事は仕事的な表現をすると「24時間いつ差し込みが入ってきてもおかしくないタスク」だらけなので、予定も立てづらければ、自分の時間を持つ事も難しいなと感じました。

育児休業を取っていると、どちらかが面倒をみられるので、新生児期は是非育児休業をとってもらいたいなと思います。

あとは、育児関係ないですが、働いていない事による漠然とした不安は感じていました。
育児休業から復帰したときに、周りについていけるかな?やってた事忘れてないかな?と感じていました。
これに関しては、今振り返ると、最大で1年間くらいのブランクにはなり、休業前より一時的にパフォーマンスは落ちるかもしれませんが、3ヶ月もあれば元に戻った気がしますし、逆にその分やる気が強く出て、業務効率が上がった気がしています。

さいごに

育児休業記録を3回に分けて書きました。

妊娠期間中から出産、育児開始と、それぞれのフェーズでドキドキが続いて、ワクワク感もありつつ、疲れたなと思う事もありました。

仕事面では業務平準化の重要性など、休める空気作りが大事だなとも思わされました。

「ライフワークバランス」という言葉もよく聞かれる様になりましたが、まさにいろんなものをバランスを取っていけるように常に考えていく必要があるなと感じます。

育児休業期間は、あっという間に成長していく姿が見られるので、自分も負けないように成長しようと思わされますし、ライフプランを考えるきっかけから、自分自身のキャリアプランを考えるいい機会にもなります。

来年からは、法律が変わった事により、企業側に男性に対しての育児休業の取得奨励が義務づけ(取得する事を義務付けるものではない)となるなど、育児休業を取得される方も多くなるかとは思いますが、数日とは言わず、数ヶ月、もっというと半年くらいは是非取得してほしいなと思います。

この記録が少しでも育児休業を取得された事がない方への参考になれば幸いです。

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