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優しさ
"言葉の優しさって時に人を傷つける"
スマホのメモに残されていた一言。
何を理由にこの言葉を思ったのかは正直あまり覚えていない。
とあるカップルが出した本の中の1ページを読んだとき、
この一文を思い出した。
相手を傷つけないように、不快にさせないように、という配慮はすごく大切だと思うけど、
本当に大切な人には面と向き合って素直な気持ちを伝えることも大切だと思う。
言葉は凶器で人を深く傷つけることもあれば、
何気ない一言で人を救うこともできる。
言葉に傷つけられ、言葉に救われる。
当たり前のことかもしれないけれど、
心の余裕の有無によっても、相手にかけられた言葉をどう捉えるかは変わってくると思うんだ。
言葉の恐ろしさを感じているからこそ、
まずは私の近くにいる人に対してだけでも
私なりに選んだ言葉で助けてあげることができるのかもしれないな、と。
何かのきっかけになるかもしれない。逆も然り。
私自身、昔から言葉選びが苦手だと感じることが多い。
だからこそ、今まで以上に言葉を知って勉強して、
少しでも語彙を増やしたい。
些細な一言で誤解を生んでしまったり、知らない間に相手を傷つけてしまったり、、、
そんなことがないように。
答えはどこにもないから分からないけれど、
自分のためにも相手のためにも、より丁寧で適切な言葉を選べるようになりたい。