第7回ヴェストワンカップを戦って~本戦1日目~
2022年5月28日
初めてのタイトル戦の本戦
本戦出場者160名スケールの大きな大会
右を見ても左を見ても有名なプロだらけ
田舎者丸出しで僕はただただキョロキョロしていたと思う、今覚えばただただ恥ずかしい
心の拠り所は同会場にいた九州本部の松島浩太プロ
別会場ではあるが共に予選を勝ち抜いた九州本部の三阪宏太朗プロ
九州から3人で挑みに来た
敵ではあるが心強い仲間でもあった
開会式も終わり1回戦が始まる直前
急に手が痺れ出した
これは2日目の最終戦が終わるまでずっと続いていた
終わった瞬間治っていた
本当に不思議、何だったんだろう
内容に触れると長くなるので割愛するが、本戦1日目は正直予選5回戦は麻雀の神様に愛されていた
オーラスのテンパイノーテンでの着アップが3回
裏6倍満もカマした
こんだけ愛されてたのに最終戦のオーラスを迎える頃には自分は敗退ポジションにいた
しかし麻雀の神様は最後にも微笑んでくれた
最終戦の時間切れラスト1局 親番
3着目の現女流名人、小宮プロと1400点差のラス目
アガるかテンパイノーテンで着順が変わる点差だ
3着に浮上すれば通過の可能性が50%ほどある
9巡目、2着目からのリーチ
手牌はペンチャンリャンメンのイーシャンテン
リーチなど見えない
小宮プロもノータイムで押している
テンパイ押しってよりかはイーシャンテン押しに見えた
腹のくくり方が尋常じゃない
僕も12巡目に一盃口のみのペン3mテンパイ
小宮プロが形テンを取って流局する前にアガりきりたい
腹をくくって全部押す
手はブルブル震えていた
これをアガればベスト48に進出だ
17巡目
ずっとノータイムで無筋をツモぎっていた小宮プロが安全牌の2pを手出しする
少しだけホッとした
最終手番にさらに安全牌が出てくる
流局
僕がテンパイ宣言をした後に小宮プロの手が伏せられた
結果はギリギリの4位でBブロックを通過した
綺麗な勝ち方では無かった
焦った仕掛け、焦った放銃から始まりそれでもガムシャラに鳴いてテンパイとったりアガりに向かったり
自分の本来のスタイルとは真逆だった
同卓してた方もウザかっただろう
でもそれでも勝ちたかった
最終戦、小宮プロの押しっぷりも本当に凄かった
自分の仕掛けに対して全く対応してくれない
ピンズ仕掛けの3副露にも全部ノータイムで被せてくる
脅威でしかないし、何よりとてもかっこよかった
これがタイトルホルダーの凄みなのかと思っていた
終わって翌日のベスト48の案内を貰った
再び手が震えた
九州の田舎者の冒険の道は翌日にも続くのであった
続きは近日中に書きます
誰も待ってはないだろうが
あくまで備忘録としてね