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縁が切れるとき
こういうときには縁が切れる、というか、縁を切った方がよさそうだという話を、先日、某卒業生と話していた。
で、もっとも学びになったのは、
「メッセージの文言をあれこれこちらが考えなければならないような縁は切ってしまってもよいのではないか」
ということである。
こう書いたら、このように思われるのではないかな
ああ書いたら、ああいうような誤解をされるのではないかな
などと、いちいち考えなければならないような関係は、そこまでして続けなければならないという点において、すでに健全ではない。
仕事の関係で、どうしてもそのような斟酌をしなければならない場合を除いて、プライベートな関係では、これをずっとやり続けなければならないのは、ストレスになる。
というわけで、この時点で縁を切ってもいいと思う。
ところで
縁の切り方にもいろいろある。
最近はやり? なのは、ゴースティングという手法である。
簡単に言えば、ゴースト(おばけ)のように、雲散霧消するという方法。
昔の言い方で言えば「自然消滅」を狙う方法である。
余計な一言を言わなくていいという点で悪くないやり方だと思う。
ただし、この方法は、待たされている相手からしたら、もしかしたら忙しいのかもしれない、もしかしたら機嫌が悪いのかもしれない、もしかしたら、もしかしたら……と気を揉ませることになる。
それに耐えられるだけの精神力と残酷さが必要ではある。
向こうから連絡が来てもひたすら無視を決め込むのは、なかなか並大抵のことではない。
マッチングアプリみたいに、全然知らない段階なら、向こうもそんなに苦痛を感じないだろうから、この方法がよいこともあると思う。
一方、ある程度直接会ったことがある相手と絶縁したい場合には、やっぱりある程度はっきり言った方がいいんじゃね? とは思う。
「はっきり」と言っても、しばらくのコミュニケーションの断絶を申し出ればいいのではないかな。恋愛関係でないならば。
「ちょっと忙しいので、しばらく返事できないかも」
くらいか? 「しばらく」がずっと続けばそれで縁は切れる。
あるいは、これを言った段階で向こうが察してくれるかもしれない。
僕はこれを言われても察しないけれど。
恋愛関係の場合は、まあ痛みは伴うけれど、やっぱり言った方がいいのかな。
言われるのも、言うのも、ニガテ