ブログを書いた話
推しを語るためだけのブログを始めた。Jiniさんの「好きなものを推すだけ。共感される文章術」を読んで、触発された。
確かに推しジャンルや推し作品、推しキャラはいたりあったりするけど、改めてなんで推しているのかといわれると自分でもよくわからないなと気が付いた。ので、推し分析でもしてみるかという緩いノリで始めた。
ブログは、前に作るだけ作って放置してたものの再利用。見に来る人なんていないだろうけど、淡い期待を込めてアフィリエイトリンクも貼ってみる。あさましいとは思ったけど、今回はそっちがメインってわけでもないし、前に書こうと思った時よりかは気が楽だった。
なんせ私が過去好きだったものを、もう一度見直して、なんで推したくなったのかとかを自分なりに分析して、それを載せるだけ。いわば私にとってのレポート課題みたいなもの。何かを相手に売る必要だってないから、切羽詰まった感みたいなものはなかった。
でも最近は特に何も見てないし、記事を書くのはまだまだ先かなー、なんて思っていた矢先。友達からギリシア神話の話をされて、小学生向けの本を読んで、まんまとはまった。
読んだ中でも特に心に残ったのは、恋心の神エロスと、人間の王女プシュケーの恋物語。幼いころからずっと好きだった美女と野獣に似た雰囲気と、最後のエロスのセリフからいろいろ妄想がはかどったので。ギリシア神話を読みつつ、調べつつしながら並行して書いた。多分日数で言えば二、三日かけたと思う。
図書館にある資料を何回か読んで、念のためにコトバンクやウィキで調べて、ついでにほかの神話をまとめたサイトも読んでみて……と、最初にしては結構徹底して調べたと思う。
推したいポイントも序盤から絞れていたので、二日で書き上げた。そして投稿したのがついさっき。
書くのは楽しかったし、うまいことまとめられないかと試行錯誤するのも悪い気分ではない。だがいかんせん、文字数の見積もりを誤った。
三つあるうちの一つを語るだけで、一万字をゆうに超えた。参考資料として美女と野獣の冒頭説明や台詞引用なんかもしたので当然だろうが、まさか削りに削ったうえでここまでいくとは思わなかった。
仕方がないので、この二人の記事は三分割にして投稿することに。小説ですら一万文字いったことないんだけど、と、なんとも言えない気持ちになった。
だけど書くのは楽しかったので、引き続き二つ目も書こうと思う。こんな話誰に話したって聞いてもらえないんだから、悶々とするよりブログに言語化して吐き出す方がよっぽどいいんだろう。
相変わらずいつまで続くかはわからないけど、どうせいつかは飽きるんだから、マイペースにやっていこうと思う。
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