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毒親との決別のためにトラウマカウンセリングに通う話

ここ最近「トラウマ専門」のカウンセリングに通い始めたので、せっかくだからカウンセリングの模様や事の経緯を書き残しておきたいと思う。

少しでも毒親と戦う人達の力になれば良い。


ここにきて何故唐突にカウンセリングに頼ることを選んだのか。

僕は日々毒親の影に苛まれ、日常生活にすら支障をきたしていたからだ。

まず毒親が出てくる悪夢を頻繁に見るし、見れば勿論うなされて飛び起きる。

その翌日は気分が悪いわ、見た夢にばかり頭が行ってしまって、どうにも何にも、仕事にすら手が付かないような状態になることもしばしばだ。

また困るのが、街中や電車の中で「母親」という存在を見かけるだけでも憎しみや怒り、吐き気が込み上げてくるということ。

子ども相手に怒鳴り散らしたり、怒っているようなら、やはり毒母を思い出してしまうし、そうでなくても、その母親が子供に優しく接していたとて変わりはない。

どうせ家に帰ったら子供のことばかにしたり、怒鳴ったり、わめいたりして、イジメてんじゃないの

こんなふうに他人に自分の毒母を重ねてしまい、穿った見方をしてしまうのだ。

こんなものだから、僕は外を歩くにも盛大に疲労する。

他にも「自分に自信を持てない」ことだとか、「自分の選択が正しいと思えない」だとか、「自分自身を否定してしまう」だとか、細かく言い出したらキリがない。

とにかく僕は、毒親の毒に侵されたままの日々を過ごすことに疲れ果てていた。

こんな鬱屈した思いを抱えたまま生きたいとは、どうしても思えなかった。

健全に生きる為には、抱えてしまった傷を癒さなければならない。

かくして僕は、「トラウマ専門」のケアをしてくれる臨床心理士を有するクリニックへと通うことを決めた。

もともと僕は、うつやパニック障害の治療でメンタルクリニックには通院していた。

しかしそこでは一般的なカウンセリング(対話によるもの)しか行っておらず、一度受けてはみたものの、どうしても対話のみではトラウマは緩和されずに断念した、という経緯がある。

だがトラウマ専門というのは対話ではなく、EMDRやブレインスポッティングのといった療法を用いる。らしい。(それぞれがどのようなものかは難しすぎて僕からは説明ができないので、気になった方は検索してみて欲しい。)

これらはトラウマ専用の療法らしく、なんでも効きが早いのだとか。

これを書いている今現在ではEMDRを一度受けたのみなので、効果のほどはまだ何とも言えない。

だが今までにはなかったカウンセリング形式に、少し手ごたえを感じ始めてはいる。

また後日改めて、一回目の様子からEMDRに入るまでのことなど追って記したいと思う。




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