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海外生活に向けて(その2) 悩み
迷い
長女が小学校3年から5年生(2017-2019)までオーストラリアに留学していた時から高校生になったらまた留学させたいとは思っていた
教育水準は高いし銃社会ではない治安の良さ、そして何よりゴールドコーストという大都会でないゆえの空気と人々の穏やかな環境に身を置いてもらいたかった。シドニーやブリスベンを東京とするならゴールドコーストは神奈川の藤沢って感じ
また数年日本でお留守番かなと漠然と考えていた。嫌だけど仕事もあるしなー、と
願い
当時私は某グローバルコンサルティングファームのパートナー(執行役員)を務めていた。クライアントや同僚に恵まれ、仕事は楽しい、裁量もある、報酬も恵まれていた。ただ、先行きに対する焦燥感はハンパない
いつまでコンサルタントとして第一線を張れるんだろうと、、
気持ちが変わり始めたのは2023年秋。2024年春からの渡豪に向け長女と妻のビザ申請が本格化した頃だった
また何年も単身で生活するのイヤだなぁ
そういえば「40代アーリーリタイア、海外移住が夢」って言ってたなぁ
自分ってあと何年自由に動き回れるんだ?
親父は当時53歳で亡くなったんだっけ。自分今年その歳なんだけど。。。
厚生労働省が公表した2022年推計健康寿命は男性72.57歳、女性75.45歳
医療技術進歩により健康寿命は延びる傾向にあるが、あくまで個人的感覚としては何不自由なく体が動くのは60歳くらいまでで、それ以降は機能低下していくと言わざるを得ないと考える
私は趣味が多い
ランニング、ゴルフ、夏はサーフィン、冬はスノーボード、ギター、プラモデル作り、2年前からキックボクシングも週に2回通っている
学生時代にやっていたドラムもまたやりたい、ベースも弾いてみたい、毎年ひとつずつ新しい事にトライしたいと考えている
妻も私と同い年でゴルフ、サーフィン、スノーボードを一緒に楽しむ。彼女は他にも弓道、金接ぎ、着物着付け、日本酒利き酒、ワイン、プラモデル作りと興味の範囲が異常に広い
そんな二人が現状維持は勿論、タイムやスコア、スキルアップを目指すなら全力で動けるのはせいぜいあと10年、いやそんなにないだろう
あれ、だとしたら家族渡豪のタイミングで新しい人生フェーズに移るのもいいんじゃない?
想い
そんな風に思い立ってから数ヶ月、現実的にそんな事できるのか想いを巡らす日々が続いた
仕事はどうする?
退社せずにオーストラリアからリモートで続けられるか?
さすがに無理。取得済ビザの条件で週24時間までしか働けないという制約もある
リモート且つパートタイムの仕事があるかIndeed(日本)に、オーストラリア現地パートタイムの求人がどれくらいあるかSEEK Jobs(オーストラリア)に登録してみた
採用されるか否かはともかく、日本とオーストラリア求人はそれなりにある。しかもオーストラリアであれば時給は最低でも23ドル。ざっくり月に2,500豪ドルくらいになる
経済面は?
海外で家族が3年程度生活できるだけの貯蓄はありそう
日本の居住マンションは持ち家、ローンも終わっている。賃貸に出せばそれなりの収入にはなりそう
海外のコンドミニアム収入も多少ある
数年後にオーストラリアから帰国したとしても、持ち家を賃貸に出したままどこか地方(千葉と宮崎とか=サーフィンとゴルフが出来るとこ)に住めばなんとか回りそう
つまり、持ち家を賃貸に出している限りはキャッシュフローはなんとか回りそうな算段がつく
決意
自身も渡豪し家族3人で海外生活を送るためのプランの検証は必要なものの、なんとかなるんじゃないかという感覚は得た
というところで、妻に相談することにした
私「〜〜(中略)〜〜、って考えて一緒にオーストラリア行きたいと思ってんだけどどう思う?」
妻「いいんじゃない?海外で生活した事ないでしょ?一度はするべきだよ」
あっさり賛同
彼女なりに色々不安な事はあったと思うが、いつも私自身の意向を尊重してくれるし、信用もしてくれている点は感謝しかない
また、妻自身も長女と二人きりで海外で生活するよりは、私も含めた家族3人での生活の方が精神的にも楽という点も大きかったと思う
ということで、いよいよ渡航に向けて具体的な準備を始めることに
ポイント
オーストラリアの教育水準は高い
銃社会ではないためアメリカに比べて治安も良い気がする
ゴールドコーストは神奈川県藤沢にような位置づけ(シドニーやブリスベンなどの大都市を東京と例えた場合)
不動産投資は利回りというより毎月のCFが生まれる点に価値を感じている(あくまで個人的見解)