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赤い公園解散に思うこと

赤い公園が解散してしまった。

本当に幸運なことに、ラストライブのチケットが当たって、赤い公園の最後を見届けることができた。

ライブそのものは、とても楽しかった。
久しぶりに生音のパワーをもらって、生きる活力になった。音楽って楽しい。

でもやっぱり悲しくて寂しい。

ランドリーから始まったライブ。
あ、津野さんいないんだ。あ、そっか、今日で赤い公園終わっちゃうんだ、と思うと幕が上がった瞬間に涙が出てきてしまった。

津野さんが作った一曲一曲が愛おしくて、
そこに津野さんはいないけれど、確かに存在を感じられるライブだった。
津野さんの魂が込められた楽曲に、ひかりさんうたこすの楽器隊あって、理子ちゃんの歌声が乗る。赤い公園だなあ、としみじみ。

新生赤い公園になってからの楽曲を理子ちゃんが歌うと、やっぱりドンピシャにマッチしていて、津野米咲というコンポーザーとしての才能がどんなに素晴らしかったものかよくわかった。

もちろん、過去曲に挑む理子ちゃんの成長も凄かった。完全に自分のモノにしていて、自分が赤い公園なんだ、という自信もあって。

だからこそ、やっぱり。
このタイミングでの解散は本当に惜しくて仕方がない。

赤い公園としては12年のキャリアはあるものの、新生赤い公園としてはまだ3年。

この赤い公園を見守っていきたかった。

「津野米咲がいない赤い公園は赤い公園じゃない。」
メンバーもファンも感じていること。
だけど、津野さんの音楽を、赤い公園の音楽をもっともっと鳴らしてほしいし、聴きたい。
一ファンとしては、そんなエゴもある。

それでも。
潔く解散の道を選んだ3人は美しかった。
かっこよかった。

こんなのは正直不本意だけど、
津野さんが亡くなり、解散となって
多くの人に赤い公園の音楽が届いたのも事実で。今回の件があったから、多くの人に聞いてもらえたのもある。

これで、一つの集大成なんだな、って思った。

音楽は生き続けるからね。

素晴らしい音楽を届けてくれてありがとう。

赤い公園は解散するけど、また3人でどこかでひっそりと歌ってくれたら嬉しい。

しあわせは出逢いと別れで出来てる〜

出会えて幸せでした。

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