米国のロリィタコミュニティでお茶会を初めて主催した話
こんにちは!あこと申します。今回は、2022年8月の下旬に、私が居住する米国のエリアのロリィタコミュニティでお茶会を主催しましたのでそちらの経験をご共有したいと思います。
今回は主催ということもあり、力んで長文(4,000文字程)になりますことをお詫びしておきます。写真をたくさん載せていますので、よろしければ画像だけでもご覧になってください!雰囲気を感じていただけると嬉しいです。
前回は、同コミュニティの夏テーマのお茶会に初めて参加しました。記事にまとめましたのでお時間ありましたらどうぞ!
当日までの準備
前回の7月上旬のお茶会を最後に、facebookのコミュニティ上で企画されているイベントが終わってしまいました。お茶会後にお洋服への気持ちが高まった状態で特にお友達との予定もなく葛藤する日が続いたので、心に立ち込める雲を晴らすべく自分で主催することにしました!
facebook上でお茶会を企画しようと思っていることを投稿すると、コミュニティのメンバーが何人も興味を示してくれたので、お気に入りのカフェに初めて電話をして適当な人数の座席を予約しました。個人的に、電話はもとより英語でのそれはひどく緊張するのでお酒の力を借りて電話をかけます(日時や人数、自分の名前と電話番号を伝えるとすんなり予約できました)。
お店の予約後は、facebook上でのイベントページの作成、追加の同行者がいる人のカウント、近隣の駐車場候補の案内、予約人数が上振れたのでお店への正しい人数の連絡などを行いました。また、私を含めてメンバーの名前を覚えられていない人や初参加の人のために、簡単な席札を作成しました!これは、メンバーをはじめ当日テーブルのオーダーをとるお店の方にも喜んでもらえたので良かったです!
お茶会
いきなりで申し訳ないのですが当日の私のコーディネートです。お茶会には特にテーマを設けておらず、Physical Dropさんで初めてお迎えしたスクエアネックのAラインワンピースにabilletageさんのコルセットを締めました。普段紫色はあまり選ばないのですが、新鮮で楽しかったです!
当日、私は初めて一人で車を運転して会場の近くの駐車場まで行ったので、正直に言うと無事に会場に到着することで頭がいっぱいでした。幸いにも何事もなく、駐車して運転靴からヒールのある靴に履き替えた後に少し歩いて会場に向かいます。
すると、道の途中で参加者の方と思われる二人組が目に入ったので、駆け寄って挨拶して一緒にお店に向かいました!初めましてでしたが事前に参加者の名前を記憶したのですんなり会話できました。
会場に到着してお店の方に私が予約した者だということを伝えると、私達には2つのテーブルが予約されていることを教えてくれました。到着したメンバーからお名前を聞いて席札を渡し、好きな席に座ってもらいます。誰も来なかったらどうしよう、と前日不安になったのですが、参加表明された方の8割ほどが予定の時間通りに来てくれてとても安心しました!少しテーブルが埋まると、お店の方が個別にオーダーを取りに来てくれます。
しばらくするとオーダーしたものが提供されます。お茶会の主催といっても、私は特に何も目立つことをすることはなく、食事やドリンクの注文をしたい人がいたら店員さんに声をかけること、皆さんの写真を撮ることを意識しました。
皆さんとてもお話が好きで、初対面でもすぐに打ち解けてずっと笑顔で喋っていて嬉しかったです!夏真っ盛りだったので、少し涼しくなったらハロウィンパーティしたいねとか、クリスマスにはくるみ割り人形の舞台を見に行きたいね、とかお話されていたと思います。私は4人以上のテーブルでのフリートークとなるとほとんど内容が聞き取れません。参加者の中に日本語を勉強されている方がいて、時々私に日本語で説明してくれて嬉しかったとともに、もっと英語を使えるようになりたいと強く感じました。
食事はとてもおいしくて、皆さんも気に入ってくれていたようでした!お茶会の開始が12時ということもあり(ランチ会ですね)、サンドイッチなどの軽食の食後にケーキを頼んでいる子たちもいて嬉しかったです。
しばらく食事とともに談笑して、あっという間に2時間くらい経ちました。皆さんの食事が終わった様子を見て、店内が空いてきたことを確認して店員さんに集合写真を撮ってもらうようお願いしました。通りの景色が綺麗なのでお店の前で撮ってもらえることになり、みんなでぞろぞろと外に出ていきます。
当日の集合写真です!
真夏日にもかかわらず、13人ものメンバーが集まってくれました。壮観ですね!皆さん思い思いの装いでいらしているので、その方の好きなお洋服のテイストがよくわかって、見ていてとても楽しい写真です。
店員さんにお茶会と写真撮影のお礼を言ってお別れすると、撮影会が始まりました(他のお客さんには配慮しています)。ロリィタなコーデとゴシックなコーデの割合が半々くらいだったので、別れて撮影しました!
集合写真を撮った後は自由解散ですと伝えたのですが、その後もしばらく各々で当日仲良くなった方とツーショットを撮ったりSNSのアカウントを交換したりしていました。皆さん楽しそうにされているのが見れて、勿論私もとても楽しんだのでお茶会を開催できて本当に良かったです!主体的に行動できたことで、コミュニティの一員として少し自信を持つことができました。
アフターパーティ(番外編)
さて、私はぽつぽつとメンバーが帰っていくのを最後まで見送ろうと待っていたのですが、一向に帰る気配のない方々がいました。
しばらく待っていると、近くに面白そうなお店(魔法道具店?)を見つけて気になるとのことで、残っていた皆で行ってみることにしました!皆さん本当にフレンドリーで、初対面であろうお店の方と盛り上がっていました。私はほとんど内容を理解できなかったのですが、とても古くからある壁掛け時計が00分になった時の動作を見せてもらったり、お店の方から何かの石や薬草?の説明を聞いたりしていました。
少ししてお店を出ると、まだ名残惜しいようで、近所の面白そうなスポットを地図アプリでみんなで探し始めました。車で少し行ったところの公園にバラ園があることを見つけて皆で行くことになったのですが、私は家から会場の駐車場までの道しか運転の練習をしていないので悩んでいると、お友達が車に乗せてくれるとのことで、お茶会中ずっと気を張っていたので一瞬迷いましたが面白そうなので一緒に行かせてもらうことにしました!
今年4月に初めてアメリカのロリィタコミュニティのイベントに参加した時から興味深いと思っていたのが、みなさんが踊りだす場合があることです。この時「アフターパーティ♪アフターパーティ♪」と何人か踊っていました。楽しい気分の時に踊る文化が身近にはなかったので、とても陽気で素敵だなと感じます。いつか私も楽しいときには態度で表現できるようになりたいです。
数分ドライブの後、公園に到着しました。何人かはそれぞれの車で現地集合したのですが、なんだかたくましくてかっこいいですよね。
公園に到着したのは午後3時ごろだったので、すごい日差しでした。三脚を持ち歩いている子がガゼボの中で集合写真を撮ってくれました!真夏ということもあり薔薇はシーズンではなかったのですが、ロリィタさんと広いお庭はとても絵になってそこにいるだけで楽しかったです!
少し物々しい写真になってしまうのですが、過去のアメリカの戦争を題材にした美術館が公園のすぐそばにあるということもあり、一般の人が入れる場所に戦車や武器が置いてあります。私はそれを知らずに入ったので驚きましたが、公園を訪れた人がなぜ?と感じるところから歴史を調べるきっかけにもなって良いかもしれないと個人的に思います。
しばらく自然を楽しんでから、とても暑いこともあり解散しました。車でお茶会の会場の駐車場まで送ってもらい、ハグをしてお別れしました!予定をしていなかった公園ですが、一緒に連れて行ってもらってとても楽しかったです!帰宅後はfacebookのイベントページで写真を共有したり、今回お友達になった方々とfacebookでつながったりしました。これからもっと彼女たちを知って仲良くなるのが楽しみです!
おわりに
今回は、米国で初めてお茶会を主催した経験をご共有しました。最後までお読みいただき、ありがとうございました!感想やご質問ほか、なにかございましたらお気軽に記事のコメントやTwitterでお寄せいただけると幸いです。noteの記事を書くやる気にさせていただきます!
次回は、10月にノースカロライナ州で行われたNightshadeというゴシックロリィタ系の即売会とお茶会に参加しましたので、そちらをレポートしたいと考えています。
あこ
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