米国のロリィタコミュニティでピクニックを主催した話
こんにちは!あこと申します。
昨年の春に、地域のロリィタコミュニティでピクニックを主催しました。その企画~当日までを写真を添えてご共有します!
ちょうどこの一年前の春に、渡米後初めて同コミュニティのイベントに参加しました(その際の記録はこちら)。その際の思い出が深く、自分でも企画・開催したいと考えました。
読了までに8分ほど掛かる長さになりますが、写真だけでもお楽しみいただけましたら幸いです(目次の“当日”から写真あります!)。この春お友達とのピクニックのご予定のアイディアなどにいかがでしょうか?
企画
場所および日程の検討
こちらでも桜が咲くということを知り、みなさんでお花見やピクニックをしたいと3月頃に思い立ちました。さっそく行動範囲内の公園や植物園をいくつか候補として挙げ、次のような項目で一覧を作り、場所の検討を行いました。
場所の種類(公園や植物園、動植物園など)
広さ
敷地内のテーブルと椅子の有無
入場料
敷地内の駐車場有無(車必須のため)
ピクニック可否の明記(サイト上やGoogleMapのクチコミで調べる)
敷地内での飲食物の販売
全体としてのメリット、デメリット
日程については、以下の内容で絞り込み、複数の日程を候補として Facebook コミュニティでアンケートを取り、最も票が多かった日にちに決定しました!
3月下旬~5月下旬の土日を挙げる
地域の気象情報サイトで各日の平均の最低~最高気温を取得(※重ね着が多いファッションといえど屋外に数時間滞在するイベントになるので最低気温10℃以下の日程を候補から除外
その他内容の決定、注意した点
場所と日程を決めた後、地域のロリィタコミュニティで案内・参加者募集を掛けるために追加で以下を考えました。
植物園の入場時間枠指定と事前チケット購入のお願い
当日の集合場所、集合時間、移動開始時間
持ち物(自分用のレジャーシートやシェアできる軽食、自分用のお箸やフォーク等のカトラリー、自分用の飲み物(シェアするとこぼす可能性があるため))
この企画で特に注意したのは、主催する私が参加者の金銭の負担をしないことと、誰かに他の人の分の持ち物の負担を強いないこと(参加者で役割分担をせずにピクニックに必要なものは基本的に各自持参してもらうこと)です。地域の小規模なコミュニティといえど、当日都合が悪くなり参加できなくなる方はほぼ必ずいるので、みなさんが気楽に参加できるように考えました。あまりに管理しようとすると、私自信が楽しめなくなるという点もあります。
コミュニティでのイベント作成
Facebook のコミュニティでイベントを作成すると、すぐに 10 人以上のメンバーからの参加表明がありました!3月中旬にイベントを作成して、ピクニック当日は5月上旬でしたので、時間に余裕をもって参加予定のメンバーからの質問に答えたり、こちらから相談したりすることができました。
当日
園内での場所の探索
当日は、検討の甲斐もありとてもいい天気でした!集合時間~10分後位で集まったメンバーで会場の植物園に入場しました。私はこの植物園に一度しか来たことがなく、ピクニックにふさわしい場所の見当がつかなかったため、事前に皆で一緒に探してもらうことを Facebook 上でお願いしていました。今回が、このロリィタコミュニティのイベントに初参加だという方も何人かいて、一年前には私がその立場だったなあと感慨深く感じました。
ピクニック開始
大勢で園内を歩き回り、木陰があり草花に囲まれていて、あまり一般の方に晒されない場所を見つけて、その場所でレジャーシートを広げることに決めました!遅れてくる子が合流できるよう、メンバーの方がその場所を Facebook コミュニティに投稿してくれました。
みなさん、春らしい色合いの装いの方が多かったように思います。メンバー同士で交流したり、持ち寄った軽食やスイーツを共有し合ったり、お洋服の話をしたりと楽しそうでした。軽食について、私は皮ごと食べられるぶどうとお気に入りのクッキーを持っていきましたが、みなさんは色とりどりのクッキーや Deviled Egg と呼ばれるアメリカ料理の卵の前菜、小さいサンドイッチを作ってきてくれたり、カクテルシュリンプやかわいいロールケーキを買ってきてくれたりしました。米国に住んでいても、飲食店以外で現地の方が作ったり選んだりする食べ物を頂く機会は少ないので、新しい文化との触れ合いでした。
園内の散策
しばらくして落ち着くと、一部のメンバーが先に離脱するとのことで、みんなで集合写真を撮りました!
集合写真を撮ってお別れをした後は、残ったメンバーで広い植物園内を散策することにしました。5月上旬の春の日、園内は緑が綺麗で様々な種類のお花も咲いており、みんなで歩き回って写真を撮るのがとても楽しかったです!
おわりに
地域のロリィタコミュニティといえど、米国の地方の大規模な植物園で、母国語も文化も異なる方向けにピクニックを企画・主催するのは、多くの時間と精神力を使いました。ただ、みなさんの協力のおかげで当日は個人としても楽しめましたし、一緒に過ごしたあの日のことをまだ鮮明に思い出すことができます。当日みなさんと別れ際に、参加メンバーの1人からお手紙とギフトをいただき、私たちが集まって知り合うきっかけを作ってくれてありがとう、といった言葉をもらいました。東京では簡単にアクセスできていた事や物がこちらでは困難ではありますが、工夫や努力をすれば充足感を得られることを実感しました。小さいことかもしれませんが、思ったことを実行できるこの環境に感謝しています。
次回は、2023年12月に米国のサンフランシスコで行われた Ursa Major 2023 というゴシックロリィタ関連のイベントに参加する機会をいただきましたので、個人としての体験をつづりたいと考えています。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
あこ
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