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ニンジャスレイヤーTRPGザイバツキャンペイグン「オオモノミ」サイドシナリオ1【美術館襲撃犯掃討】リプレイ

本記事はkinoko=サン主催のニンジャスレイヤーTRPGザイバツキャンペイグン、その中のオープンNMとしてさゆーりん=サンが立卓したシナリオのリプレイとなります。
ザイバツキャンペイグン「オオモノミ」については、筆者が作成した第一話のリプレイをご覧下さい。

2024/09/14 追記:同じキャンペイグンに参加していらっしゃるがーねっと=サンの方でも第一話のリプレイが公開されました!説明が丁寧かつ要所を抑えられており、非常に読み物として楽しいので是非ご覧下さい!


シナリオの概要・ストーリー

アッパーガイオンの美術館が襲撃された。この美術館にはキョート城に収蔵するまでもない下級ニンジャレリックが保管されており、それを狙った襲撃の可能性がある。下手人を抹殺するのだ。
(筆者注:第一話でネオサイタマにポータル経由で移動・「仕事」を熟したオオモノミのニンジャ達も、ミッションとあれば無慈悲にキョートへ呼び戻される。流石にシンカンセンの手配等はある様だが…)

Q:オオモノミの詰め所である屋敷に、オオモノミ所属ではないザイバツニンジャが訪れることはありますか?(スレイト行為や、今後シナリオを考えるかもしれない時に参考にしたいです)
A:まぁ、まず滅多にないです。だって関わりたくないから。 なので大抵はUNIX伝達、来るとしても押し付け合いの果てにグラッジ=サンが来ます。 なので本名で屋敷に来るって時点でよほど何か狙いが……?ってなる。

参考:グランドニンジャマスター・kinoko=サンによるオオモノミの扱いに関するQ&A

出撃ニンジャ/参加PL

ニンジャマスター:さゆーりん=サン

伝説的な規模の「ニチョームキャンペイグン」を開催し、大団円に収め切ったヤバイ級NM。本CPでもPL参加のみならずグランドNM・kinoko=サンに本編の補助NMを申し出たり、今回の様にシナリオを立てたりとソンケイが既にスゴイお方である。いつも大変お世話になっております!

その内さゆーりん=サンのニンジャも弊リプレイでご紹介したい所です

グリムリバー=サン/PL:ハム=サン

◆グリムリバー (種別:ニンジャ)
カラテ     3  体力   11
ニューロン   6  精神力  11
ワザマエ    4  脚力    3/H
ジツ      5  名声    6

攻撃/射撃/機先/電脳    3/4/6/6
回避/精密/側転/発動    4/4/4/11
即応/緊急回避       5/2


◇装備・スキル・特記事項
☆巨大化の秘儀〔頭髪〕Lv5、☆◉暴髪制御(読替元:ニオーの系譜)
◉◉グレーター級ソウルの力、★◉ひねりつぶし
★ヌバタマ・スワンプ(読替元:アースクエイク・シコ)
★★ヌバタマ・ストリーム(読替元:グレーター・アースクエイク・シコ)
◉交渉:超然、◉知識:伝統的アート、◉知識:悪趣味な服

異常な長さの黒髪を備えた少女ニンジャ。髪を操作する奇妙なジツ、ヌバタマ・ジツを持つ。
戦闘時には束ねた髪でビッグニンジャめいた巨躯の怪物を作り出し、身を守る盾や鎧、あるいは触れた相手を絡め取る罠としても使う。
ソウルは一種の暴走状態にあり、髪は切られてもすぐさま伸びる。暴走をある程度制御しているため、際限なく伸びたり意思に反して味方を巻き込んだりすることはない。
モータルネーム:アカネ・コマチ。
ソウルの覚醒と同時に暴走を起こした末ザイバツにより確保。名目上はスローハンド派閥預かりとなっており、今回オオモノミ隊へ身柄が移された。
物静かで表情にも乏しく自我がやや希薄な印象を受ける反面、時折奇妙な言動も見せる。根の性格は素直で、今回同僚ニンジャ達と戦えるのも嬉しいようだ。

ジツの特性・本人の立ち振る舞いが原因でオオモノミに送られたカワイイニンジャ…なのだが、早くも昨今導入されたビッグニンジャの「ニオーの系譜」に加え「アースクエイク・シコ」と「グレーター・アースクエイク・シコ」を駆使し敵の回避ダイスを削るという恐ろしいビルドを実現している。巨体を異常な量の頭髪制御で表現する読替やヤバイ級ウキヨエのワザマエも合わさり、ずば抜けた個性と強さが感じられる。

ハム=サン自ら作成したグリムリバー=サンのイラスト。
ヌバタマ・ジツによる頭髪の巨体とご本人の小ささのギャップがオミゴト…!

シザーリオ=サン/PL:久助=サン

◆シザーリオ (種別:ニンジャ)
カラテ     2  体力    5
ニューロン   6  精神力   6
ワザマエ   10  脚力    5/N
ジツ      3  名声    8

攻撃/射撃/機先/電脳    2/10/10/6
回避/精密/側転/発動    10/10/10/9
即応/緊急回避       4/0

◇装備・スキル・特記事項
E:レイピア(読替元:アサシンダガー)、タクティカルスーツ、光学迷彩ローブ
☆ステルス・ジツLv3(β版の軽装時イニシアチブボーナス付)
☆◉忍び寄る刃、☆◉滲み出す影
◉◉タツジン:フェンシング(読替元:タツジン:アサシネイト・ドー)
◉ヒサツ・ワザ:スパイダーズアサルト
◉頑強なる肉体
◉知識:ザイバツ、◉知識:貴族の流儀、◉知識:伝統的アート
◉知識:セキュリティ、◉知識:犯罪

本名:雲母坂斎藤ヴァイオレット。
雲母坂家はキョートの名家であったが、先代が異人を本妻に向かえるという狂気に走り、一気に没落した。
バンダースナッチと根無し草同士交友関係を築いているらしく、お茶をする姿を見かける。

ザイバツの旧態依然とした価値観の為にオオモノミに送られたものの、今回出撃する中では一番手練れ(ビルドが手堅い)と思われるニンジャ。"コンセプトは「正統派王子様」"との事。昨今ステルス・ジツに試験的実装されたイニシアチブ強化を織り交ぜ、アサシネイト・ドーのポテンシャルを最大限に引き出す構成だ。久助=サンは耐久面より攻撃性能に重きを置いたニンジャが多い…と筆者は勝手に思っている。

Picrew「たょ錬成」様(https://picrew.me/ja/image_maker/455830)より作成した
シザーリオ=サンのイメージ

アイゴア=サン/PL:ネヤ=サン

◆アイゴア (種別:ニンジャ)
カラテ     1  体力    6
ニューロン   4  精神力   5
ワザマエ    7  脚力    4/UH
ジツ      3  名声    6

攻撃/射撃/機先/電脳    1/8/4/4
回避/精密/側転/発動    8/7/7/7
即応/緊急回避       4/1

◇装備・スキル・特記事項
E:ミハル・スナイパーカスタム+電磁誘導バレル(ショットガンとして読み替えを行う)
E:タクティカルヘルム、ニンジャブレーサー、タクティカルスーツ、テックレガース
所持:愛車のキー:バイク(レリック)
☆カナシバリ・ジツLv3、☆◉タコの系譜、☆◉操り人形化
◉ビークル戦闘熟練、◉ウィークポイント射撃
◉頑強なる肉体、◉不屈の精神
◉交渉:駆け引き、◉知識:ビークル、◉知識:テックガジェット、◉知識:セキュリティ

現役の女学生ニンジャ。対象にシの刻印を施すデスマーク・ジツの使い手。
清楚なセーラー服に、最新鋭の軍用複眼パノラマ暗視ゴーグルという奇妙な取り合わせを装束として纏う。
伝統的ヤブサメを嗜む一方、重モーターサイクルによるショットガン・ヤブサメを織り交ぜていることがツゲグチで発覚した。

対象の脳機能を一時的に低下させ、"因果として死期の到来を早める"特異なジツの使い手ながら、モーターサイクルによるショットガン・ヤブサメを密告されオオモノミ行きとなった女学生(!)ニンジャ。
PLはNM経験豊富でNJTRPGルールにも深く精通したネヤ=サンで、ルール運用で詰まっている所に颯爽と現れては適切な運用を明示して下さる「ニンジャ博士」のような方だ。今回は最新の追加要素であるタコの系譜にビークルと射撃を織り交ぜたユニークなビルドを構築している。

ネヤ=サンが自ら作成したアイゴア=サンのイラスト。
素顔の方のイラストも後程ご紹介予定です。

レイジーメッセンジャー/PL:パラ

◆レイジーメッセンジャー (種別:ニンジャ)
カラテ     5  体力    5
ニューロン   6  精神力   6
ワザマエ    8  脚力    4/N
ジツ      2  名声    6

攻撃/射撃/機先/電脳    5/8/7/6
回避/精密/側転/発動    9/8/8/8
即応/緊急回避       5/0

◇装備・スキル・特記事項
E:ワキザシ・ソード(読替元:カタナ)、伝統的ニンジャ装束
所持:オーガニック・スシ、トロ粉末
☆ステルス・ジツLv2(β版の軽装時イニシアチブボーナス付)、☆◉ステルス触媒
◉◉タツジン:イアイドー
◉ウキミ・フェイント・リープ(読替元:ツジギリ)
◉交渉:超然(掴み所のない怠惰さによる価値観)
◉知識:ストリートの流儀、◉知識:オオモノミの顔触れ

身を寄せる当てもない、明日も無い、芯の通ったエゴも無い。そんなアンダーガイオンの少年労働者にニンジャソウルが生きているタイミングでディセンション。
ニンジャネーム通り怠け者であり作法も知識もカラテも無く、どの派閥でも始末する程ではないが困る様な輩だった為にオオモノミへ放り込まれた。
ワキザシ・ソードとティピカルなスモークボム、そして地上と空中、二度の跳躍が出来る「ウキミ・フェイント・リープ」を駆使し、面倒臭そうにイクサをする。
モータルの事はどうでも良く、ただだらだら暮らせそうだからとザイバツに恭順している。実際は派閥間対立や敵対組織があるのでそんなことないのだが。
件のジツでザイバツに恭順しているのか、本心からニンジャ千年王国に期待しているかは不明。

今回筆者が送り出した、ザイバツへの忠誠心がちょっとアヤシイ少年ニンジャ。筆者が勝手に抱いている典型的「忍者」のイメージでシノビのジツ系統を握らせたものの、本当に必要かソレ?という問題に直面している。ジツを切ればその分のコストを他に充てられるからだ。悩ましい…

筆者が作成したレイジーメッセンジャーの立ち絵。これもコピックパワーだ!
ワザマエは兎に角、立ち絵が存在する事によりニンジャ没入感が高まるのだ

本編開始!

さゆーりん=サン(以下NM):てんこな

パラ/レイジーメッセンジャー:1!
久助=サン/シザーリオ:
2!
ネヤ=サン/アイゴア:
*転がりアイサツをする猫のGIF*
ハム=サン/グリムリバー:
!?

NM:でははじめていきます

PL一同:ヨロシクオネガイシマス!

ブロロロロロロー

あなた達はせまっ苦しいバンの座席に詰め込まれていた。オオモノミ部隊の部隊用車の一つであり、運転モータル奴隷がキョートの狭い路地を巧みに進んでいく

アイサツなどしたりしましょう

シザーリオ:「ドーモ シザーリオです」
レイピアを携帯するニンジャがアイサツする
アイゴア:「せ、狭っ……」路地のカーブを曲がるたび、制服を着た女学生の姿が右に左に押しつぶされる。車内が狭いのだ。

ネヤ=サンによるアイゴア メンポなしのすがた

レイジーメッセンジャー:「グエー、狭いなこりゃ。アンダーガイオンの労働を思い出すぜ!っと、ドーモドーモ、レイジーメッセンジャーでーす。」 緑色装束の少年がフランクなアイサツを行った。
アイゴア:「ドーモ」         「アイゴアです」
     「冷静で」         「……冷静ですね」
グリムリバー:「……ド、ドーモ!はじめまして皆さん、グリムリバー、です」 長く髪を伸ばしたニンジャがやや緊張した様子でアイサツをする。声を出し慣れていないのだ。
シザーリオ:「ドーモ 全員小柄なのが幸いしたね  ビックニンジャでもいれば 誰か一人は屋根の上だったかもしれないな」
アイゴア:「大柄な方には徒歩で来て頂くことを推奨するとして……」
グリムリバー:「屋根……」
グリムリバーの長い髪は邪魔にならないように圧縮され、荷台の片隅になんとか収まっている。

あなたたちのIRCには美術館が襲撃された旨の情報。この美術館は表向きはモータル向けのキョート美術が飾られているが、秘匿された宝物庫にはキョート城に入りきらぬ、さしたる力のない下級ニンジャレリックが物置代わりに置かれているのだ。ゆえに、ただの美術館襲撃にあなたたちが駆り出された、というわけだ。ちなみに移動用車両にケビーシ・ガードの車両を使わせてほしいという要望は現在、上で審議中のまま1か月が経過している。

アッパーガイオンのストリートを駆け抜ける……といっても観光エリアなどに入るわけにはいかない(許可が下りていないのだ)ため、オオモノミ詰め所から美術館までおおよそ30分かかる見通しだ。

レイジーメッセンジャー:「エート、ネオサイタマで派手にやってたアイゴア=サンとグリムリバー=サンに...腕の立ちそうな細身の得物がシザーリオ=サンか!ヨロシク頼むぜ」
(筆者注:グリムリバー=サンとアイゴア=サンは第一話に参加しており、無慈悲にヤクザを抹殺していた)
アイゴア:「ドーモ、ヨロシクオネガイシマス」
無難なアイサツがレイジーメッセンジャーの明るい振る舞いを受け止めた。
シザーリオ:「ドーモ ボクも君達の話は聞いているよ  カワイイ女学生さん、ぬばたまの君、そして覗きが趣味の……元気な忍者君」
アイゴア:「はてどんなお話なのやら」すっとぼけ
シザーリオ:(アイゴアに対して)「少なくとも 今の君の立ち振る舞いは  話に聞いているよりもおしとやかだね もっと愉快な人という話だったが」
アイゴア:「私はいつもこのような感じだと思うのですが」

「ドーゾ」
奴隷モータルがボタンを押すと、後部座席にフクスケドローンがチャとオカキを運んできた。

グリムリバー:「???……あ、そういえばケムリダマ投げてきた人だ」
アイゴア:「覗きが趣味で、煙玉を小さい子に?まぁ」
レイジーメッセンジャー:「覗き...アー、浴場の話かネオサイタマの”仕事”か…どっちにせよ、ちょっと恥ずかしい話だ」
レイジーメッセンジャーはさも当然の様にオカキを食べ始めた。

筆者注:レイジーメッセンジャーの初登場スレイトでフスマを開ける描写を入れたのだが、その時のキャラクター性から「ラッキースケベが似合いそう」という話題になり、流れで初登場でオオモノミの浴場フスマを開けたという事実がPOPした。
///////
:あかるい!
:若者の活気に焼かれる…………
:小柄な少年なのもあって主人公オーラを感じる
:ユアミをしていたコッパー(別のPL様のニンジャ略称)を覗いてしまい…「カラスの行水なんかみて面白いんですか、ヘンタイ」と言われてしまえ
そういうラッキースケベ的明るさがあって良いと思われます

完全な余談

「左折です」
ケビーシガードが観光客をそれとなく美術館方面ではない方に誘導しているところに、行き当たったため、さらに5分+。レイジーメッセンジャーは特に断りを入れることなく他のニンジャよりも先にオカキを食べ始めたため、シツレイポイントが加算された

ザイバツシャドーギルドはきみのおこないをみている

残念ながら当然

アイゴア:眉をひそめながらとりあえずチャとオカキを受け取るが、揺れる車内では……
「おっと」零れそうになる湯呑みを慌てて支える。正直受け取らなければよかったと思い始めている。
レイジーメッセンジャー:レイジーメッセンジャーはそのままチャまで飲み始めた!何たるシツレイか!だがどうかご理解頂きたい、彼はアンダーガイオン上がりの無所属であり、礼儀を知らない無礼者なのだ!
グリムリバー:(……確か、オチャを出されたら1回断らないといけなかったはず) 「結構です、悪いです」
グリムリバーは彼女なりに状況判断し、フクスケドローンに向かって話しかけている。
アイゴア:「ふふ」ドローンとの会話する姿が妙なツボに入る。

「限界です」

キキーッ!

急ブレーキ!オオモノミ部隊用車は旧式なため、ブレーキの利きが極端なのだ。ようやく美術館に到着した格好だ。

シザーリオ:「フフ………子供の頃 牛車が急に暴れだして チャを思いっきり頭からかぶったのを思い出すなグワーッ!?」
暢気な回想フェイズに入っていたので頭から前方座席に衝突!シートベルトがなければそのまま爆発四散していたであろう
レイジーメッセンジャー:「オイオイ、ドローン相手に礼儀なんて…ウオップ!」
急ブレーキの衝撃で飲んでいたチャが自分に掛かった!インスタント・インガオホー!
グリムリバー:「……結構です、悪いでわぷ」
急ブレーキ!慣性で吹き飛び転がる!

ここでネヤ=サンがアイゴアの持っていたチャが無事か、回避判定U-Hardでのフレーバー判定を行った。

◆アイゴア チャは無事かな
8d6=6 = (2,5,2,1,6,2,3,5 :成功数:1)

◆◆◆◆
アイゴア:BUZI!

フレーバー判定も楽しみの一つ

アイゴア:「あっ、ちょっ、アーッ!」シザーリオの隣で前方座席に顔面が吸い込まれるが……チャは死守した!

美術館

「下手人はいまだ美術館内を物色中とのことです。よろしくお願いします」
奴隷モータルは端的にそう告げる。IRCで上からもたらされた情報もさほど多くなく、敵の戦力などは不明であるが……
外見からは例えば火が出ているとか、美術館に特段かわった様子は見られない。

アイゴア:「こ、コイツ……」
シザーリオ:「フ………フフッ! 全く ボクの美しい顔型が 座席に遺されてしまったじゃないか」
サラリと髪をかき上げ 素早い手つきで鼻血を拭い降り立った
アイゴア:「だいぶ出血されているようですが……」
グリムリバー:「……着いた。今から犯人を探して見つけて殺せばいいのかな?」
レイジーメッセンジャー:「…アイアイ。しかしこれだけの情報じゃ何も分からんじゃんか?まさか今からそーゆーのも調べろってお達しか?それでシザーリオ=サン、ダイジョブ?」
シザーリオ:「ん? ボクはこの通り 元気いっぱいだよ?」
アイゴア:「状況の把握からが役割といったところでしょうね」運転席にケリを入れながら降車する。

NM:「アバーッ」
運転席の人は死んだ

◆◆◆◆
アイゴア:し、しんだ……!
シザーリオ:アイゴア=サンが無益な殺生を………
グリムリバー:なんちゅう脆い運転手じゃ……

モータルなんぞ所詮は資源よ


アイゴア:「あらまあ。九死に一生。安全運転をしないとこうなるのですね」暗に自分は無関係とアッピルした。
レイジーメッセンジャー:「…オイオイ、見えちまったよアイゴア=サン!帰りのアシをどうするつもりなんだ?」
シザーリオ:「まぁ 下手人に運転させればいいじゃないか」
「後部座席はもう満杯だったしね」
アイゴア:「……では、状況を把握したのち下手人に対処。最低でも1人は殺さず奴隷化ということでひとつ」ひらめいた、と言わんばかりに手を叩いた
レイジーメッセンジャー:「下手人が大人しく言う事を聞いてくれるとは思えねぇけどな…さて、どうしたもんか」
レイジーメッセンジャーは美術館を見上げた。
アイゴア:「……」人差し指で側頭部をぐりぐりと弄るジェスチュアをした後、にっこりと笑う。
(筆者注:アイゴア=サンは☆◉操り人形を習得している。つまり...)
グリムリバー:「名案……!殺さずに捕まえるのなら、まかせて」
シザーリオ:「やるき一杯だねぇ なに、後ろから剣先を突きつければ 従順に働いてくれるさ」
アイゴア:「期待して良いんで……良いのね」一瞬の間の後、言い直した。

NM:では突入しますか?
アイゴア:ここは隠密に長けたレイジーメッセンジャー=サンを斥候にですね……(ザイバツしぐさ
レイジーメッセンジャー:◆提案◆
屋上から忍び込みとか出来そうですか?
(筆者注:ほぼ同じタイミングの発言だった)
NM:ではレイジーメッセンジャー=サンが屋上から忍び込みます
アイゴア:すごいぞ!
シザーリオ:おお…………!
グリムリバー:ワオ!適材適所!

筆者注:レイジーメッセンジャーは上述した覗き案件の他、◉ツジギリを「ウキミ・フェイント・リープ」という名の二段ジャンプ能力に読み替えたりしている。

2Dアクションゲーム的忍者

アイゴア:「ところで此処は覗き……ンン、斥候が得意なレイジーメッセンジャー=サンの出番ではないこと?」
レイジーメッセンジャー:「…いい事思いついた。ちょっと”上”から探ってみるぜ」
ケムリダマの数を確かめながら、レイジーメッセンジャーは二段ジャンプで美術館の上へ上った。
シザーリオ:「あの空中を踏み台にするやつ あれはジツなのかな アーツなのかな」
アイゴア:「なかなか便利そうですねあれは」>空中踏み台

グリムリバー:(中のレイジーメッセンジャーと外で待ってる組はIRCかなんかで会話できるやつですか?)
NM:IRCで会話できる奴ですが、中の様子を見てすぐさま突入したという事にしましょう
アイゴア:あーい
グリムリバー:すぐさま突入!善は急げだぜ!

あなたたちはレイジーメッセンジャーを斥候として先行させた。しかしながら……内部は外見と打って変わって悲惨であった。おそらく、真正面から内部に入ったと思われる襲撃犯は警備担当を次々と殺害しながら、奥へと進んでいたからだ。死体と血、そして無意味な破壊の跡が犯人まで案内してくれる。

本物なら時価一億円はする武田信玄の兜に『ニンジャ参上』の落書きと共に前立てがへし折られているがレプリカなので問題ない。

「…アー」
レイジーメッセンジャーの面倒臭いと言わんばかりの反応が、IRC通信機越しに聞こえた。

シザーリオ:「ん どうした?」
レイジーメッセンジャー:「皆さん御覧の通り、こりゃダメだな。面倒臭いニオイがプンプンするぜ。血塗れだ」
シザーリオ:「イクサの幅が広がりそうだし 是非習いたいんだけど…… その時間はなさそうだね 少なくとも今は」
アイゴア:「どうやらそのようで」などと話しつつ、さり気なく警備担当の懐から得物を拝借しながら後に続く。
グリムリバー:「ガンバルゾー。ガンバルゾー。」
グリムリバーはその場で小さく飛び跳ねている。意図は不明だ。
アイゴア:「ガンバルゾーだねえ」
アイゴアの中でグリムリバーの扱いが決まったようであった。

あなたたちはレイジーメッセンジャーとすぐさま合流した。敵は目的地である、地下の宝物庫へと向かっていたからだ。

地下の廊下にも同じく、無数の警備員の死体。多少抵抗したようだが、銃弾を浴びたりカタナで切り裂かれ死んでいる。

アイゴア:「銃弾、カタナ」傷口を確かめながら歩く。テック武器かな?
シザーリオ:
「………せめて 隅っこで死んでくれたら良かったんだけど 靴が汚れるじゃないか」
レイジーメッセンジャー:「…地下だ。ご丁寧に跡なんざ残してやがって…」
レイジーメッセンジャーはちらりと後方の三忍を確認した。…幾らかは働きを見せねば、流石に色々良くないだろう、等と考え─

「チクショウ!ファイアーソードはどこにあるんだ!?」と、廊下の向こうの光りの漏れる一室から声が響いた。
「探せ!ファイアーソードがあるはずだ!」「ハイヨロコンデー!」
「バカ野郎、ファイアーソードなんてもんがあるわけないだろ!あるのはジツ反射アミュレットだ!そっちをさがせ!」
「ハイヨロコンデー」

レイジーメッセンジャー:「…シィー。なんか聞こえるぜ」
グリムリバー:
「……」
死体には興味を示さず、展示品や保管されている品々を眺めていたが、奥から響いてきた声に足を止める。
シザーリオ:「……ヒートカタナじゃダメなのかな」
アイゴア:「現代のファイアーソードそのものではありますね」

がちゃがちゃと乱雑に宝物弧を荒らす音。ガチャン!!! おっと、壺か茶器か何かが割られた!
下級のものとは言えこれ以上ザイバツの品を荒らされるわけにはいかない。突入だ!

レイジーメッセンジャー:「派手にやってんねぇ。じゃ、一仕事させてもらいますか」
アイゴア:「……これ以上アホが場を荒らす前に行きましょうか」
グリムリバー:「……どうしよう?ここは閉所だから今『流し込めば』捕まえられるかも」
アイゴア:「流し込む?」怪訝そうな表情
シザーリオ:「そうだね 少々邪魔者も多いようだし あとで一気に掃除してもらおうか」

筆者注:このタイミングでNMよりマップが開示された。ステータスは後述するが控えめに言ってもサンシタの域を出ないニンジャ2名と取り巻きヨタモノ6名であり、筆者は第2戦の気配を感じていた。
◆◆◆◆
NM:(グリムリバーの「流し込み」に対し)美術品倉庫はそこそこひろめなので流し込めない!
グリムリバー:流し込めない!残念!
アイゴア:ヨタモノだらけだぁ

オオモノミのオオトリモノ / 戦闘開始

「なんだァおまえらは!?」
倉庫内に突入したあなた達に、牛の頭蓋骨めいたメンポのニンジャが気づく!

シザーリオ:「盗人から名を問うなんて 随分な態度じゃないか」
「ドーモ 我々は偉大なるザイバツ・シャドーギルドのセンシ つまり………君達を捕まえに来たわけさ」
レイジーメッセンジャー:「ドーモドーモ。レイジーメッセンジャーでーす。面倒起こしてるお前らを追い払いに来たぜ」
アイゴア:「前略。ドーモ、アイゴアです」
グリムリバー:「ドーモ、グリムリバーです。……運転はできる?」
アイゴア:「そういえばそうだったね」運転と聞いて思い出す

「ドーモ、デッドメドウです!」
「ドーモ、ゲイザーです!」
襲撃犯ニンジャ2人もアイサツ。
「おまえら、ジツ反射アミュレットはどこにあるんだ!?言え!」
「ちがう、ファイアーソードだ!」
ゲイザーは威圧的にニンジャ的特徴のある仏像(万札400)の首を蹴り折りながら問う。
◆◆◆◆
グリムリバー:アーッ万札400が!非道!

アイゴア:「ジツ反射アミュレットとファイアーソードというのはそもそも一体なんです?ア"ッ」

「ジツ反射アミュレットはジツ反射アミュレットだろうが!おまえ原始人か!?UNIXゲームとかであるだろ!!!」
「ファイアーソードは燃えてる剣なのがわからんのか!?日本語ができないのか!?」
ファイアーソードは英語だ。

グリムリバー:「??……あなたたちの言ってることがわからない……ニンジャ・カートゥーンの話?」
レイジーメッセンジャー:「なんで俺がお前にそんな事答えないといけねぇんだよ。それとその高そうな像さ、賠償が面倒臭ぇとか思わねぇの?」
シザーリオ:「…………ヤバい これ時間がたつごとに 責任が雪だるま式に増えていくやつだ」
「君達が折った仏像を売りさばけば ファイアソードが大体20本は買えたね」
アイゴア:「予定変更。殺しましょうか」めんどくさそうだった。
レイジーメッセンジャー:「それもそうだな。…仕方ねぇ、殺るか」
グリムリバー:「うん。殺そう」
シザーリオ:「これ以上物を壊す前に さっさと始末しないと………」

「話ができるやつを連れてこい!つまりお前たちはここでおしまいだ!」
「ヤッチマエ!」
「「「「「「ハイヨロコンデー!」」」」」」
デッドメドウとゲイザー、そして同行者達もあなた達と同じ結論に達し、襲い掛かってくる!

ということでこれ以上ものをこわされるまえに倒しましょう

ここからが本番だ!

「さーて、皆さんのオテナミ・ハイケンだ…」
レイジーメッセンジャーは気怠そうにワキザシ・ソードを抜いた。

敵ニンジャデータ

◆D:デッドメドウ (種別:ニンジャ)
カラテ    4  体力   4
ニューロン  3  精神力  4
ワザマエ   4  脚力   2/N
ジツ     0  

攻撃/射撃/機先/電脳  4/4/3/3
回避/精密/側転/発動  4/4/4/-

◇装備や特記事項
カタール剣(読替元:カタナ)、パーソナルメンポ


◆G:ゲイザー (種別:ニンジャ)
カラテ    3  体力   4
ニューロン  3  精神力  4
ワザマエ   5  脚力   3/N
ジツ     0  

攻撃/射撃/機先/電脳  3/5/3/3
回避/精密/側転/発動  5/5/5/-

◇装備や特記事項
パーソナルメンポ、タクティカルスーツ
隠し剣:特殊なスリケンかつアサシンブレードとみなされ、
シナリオ中はじめてつかわれた際、回避難易度を軽減できない。

◆Y:ヨタモノ (種別:モータル)
カラテ    2  体力   1
ニューロン  1  精神力  1
ワザマエ   3  脚力   2
ジツ     –  
攻撃/射撃/機先/電脳  2/3/1/1

◇装備や特記事項
 チャカガン: 銃器、連射1、ダメージ1
※クローンヤクザ(Y-12型)相当のモブ敵と見なす。

ターン1

夜:シザーリオ 怠:レイジーメッセンジャー 髪:グリムリバー 血:アイゴア
D:デッドメドウ G:ゲイザー

◆作戦会議◆
シザーリオ:グリムリバー=サンと アイゴア=サンに ヨタモノの処理をどれだけお任せしてよいものか
アイゴア:PC構成的に私の手番が来る前に全滅できそうな気がする
ザコはこちらに回してくれてOK!操り人形でボス撃たせることもできるので
シザーリオ:ありがたい!
グリムリバー:下3人は無理なくグレーター・アースクエイク・シコに巻き込めると思うけど、それ以外でも合わせます
レイジーメッセンジャー:K7・L7もお任せして良いでしょうか?当初はその二体を倒す予定でした
シザーリオ:H8中心でグレーター・アースクエイク・シコしてもらって あとKLをアイゴア=サンに処理してもらえば モブが全滅しそう
グリムリバー:確かにF6のモブもいけましたね それでおーけーです
レイジーメッセンジャー:ではシザーリオ=サンの攻撃先に合わせます
シザーリオ:ゲイザー=サンを殴ります
アイゴア:GO!

◆手番:シザーリオ◆

◆移動:連続側転
10d6>=3 = (4,5,6,1,1,2,2,6,1,1 :成功数:4)
成功しゲイザーを通り越して隣接

◆攻撃:強化フェイント攻撃2連続 対象はゲイザー
連続側転ペナルティは強化フェイント攻撃の効果で相殺
5d6>=4[=6] = (3,2,3,1,1 :成功数:0) …失敗!
5d6>=4[=6] = (3,6,1,4,3 :成功数:2)

D3ナンデ!?

シザーリオ:…………1テンデス

◆ゲイザー 回避 ダイス1個使用、残3
1d6>=4 = (5 :成功数:1)

避けおった

NM:回避!
アイゴア:ぬん!
レイジーメッセンジャー:Oh no
シザーリオ:あれえ!?
一応ステルス

◆シザーリオ ステルス・ジツLv3 側転と隣接ペナルティでU-Hard
9d6=6 = (2,6,1,6,1,1,1,3,6 :成功数:3)
ステルス状態有効 精神力6→5

そこで6,6,6って…

シザーリオ:それをさっき出すんだよ!以上!
グリムリバー:

「さて………ではお見せしようか」
シザーリオがスラリと刺突剣を抜き放つ。
「このシザーリオの華麗なる剣捌「イヤーッ!」アアッ! ちょっと待ってくれてもよくない?」
シザーリオの口上の最中に既にゲイザーは回避行動!遠い!
調子が狂い、あらぬ方へとレイピアの剣先が飛ぶ!

「へえ」一歩引いた位置取りで、女学生アイゴアは味方の立ち回りを観察する。

◆手番:レイジーメッセンジャー◆

◆移動:ツジギリ宣言、ゲイザーに隣接
◆攻撃:ゲイザーに強化精密2連
4d6>=4[=6] = (6,6,3,6 :成功数:3) ナムアミダブツ発生!
4d6>=4[=6] = (5,2,1,5 :成功数:2)

いきなり調子がいいぞ

◆ゲイザー 回避 それぞれに1個ずつ、残1
1d6>=5 = (2 :成功数:0) サツバツ命中!
1d6>=4 = (3 :成功数:0)
◆サツバツロール
1d6 = (1) 痛烈な一撃:『痛打+1』、『弾き飛ばし』
弾き飛ばしの為2打目が無効、その回避ダイスで壁激突回避判定
1d6>=4 = (6 :成功数:1)
最終結果:ゲイザー 体力4→2

ここで弾き飛ばしちゃうかぁ

グリムリバー:ヒット!
NM:死を回避
アイゴア:飛んでいってしまう…!

◆レイジーメッセンジャー ツジギリで間合いを開きステルス・ジツLv2
☆◉ステルス触媒適用、難易度低下 即応残5→4
8d6>=3 = (1,4,1,1,1,3,2,5 :成功数:3)
ステルス状態有効

ステルス状態:この状態にある術者への『近接攻撃判定』/『射撃判定』は難易度+1

レイジーメッセンジャー:ステルス発動して終了です!

「オイオイ、俺より出来そうじゃんかよシザーリオ=サンよ!」
気が付けばレイジーメッセンジャーはゲイザーへワン・インチ距離!
「ホイヨッ!」
気の抜けるシャウトと共にワキザシ・ソードを空中で一閃!
「グワーッ!」
今回も早めの回避を試みていたゲイザーだが、逆にシザーリオに追い込まれワキザシ・ソードを深く受ける!壁際まで追い込まれた!
そしてレイジーメッセンジャーは空中にて再度飛びつつ、ケムリダマを地面に打ち付ける!
「…ざっとこんなもんよ!後はヨロシク!」 グリムリバーとアイゴアにアイコンタクト!

「チクショウ!痛み分けのタリスマンさえあれば!」
ゲイザー曰く、痛み分けのタリスマンは自分の受けたダメージを相手にも与えるレリックらしい。
「レイジーメッセンジャー君かっこいいな……!  ボクもああいう感じで 縁の下の力持ちみたいな顔をしながら主役を…こっち来ないでくれるかな!?」
シザーリオは半歩引いて迫りくるゲイザーから身をかわす!

◆手番:グリムリバー◆
グリムリバー:打ち合わせの通り、H8に移動してグレーター・アースクエイク・シコ(以下Gシコ)発動します 成功してくれーッ

◆移動:通常移動
◆攻撃:★★ヌバタマ・ストリーム(読替元:Gシコ) 精神力11→9
11d6=6 = (3,3,6,2,1,3,5,3,3,5,6 :成功数:2)
☆◉ニオーの系譜により敵のみに影響、更にダメージが2から3に上昇!

(筆者注:Gシコ等のジツ・スキルは以下をご参照下さい。)

アイゴア:シコ!
グリムリバー:デッドメドウ=サンに確定回避2ダメと3ダメ回避Hです

◆デッドメドウ 回避 Gシコにより回避ダイス残り2個
全て使用しHard回避
2d6>=5 = (6,2 :成功数:1)
デッドメドウは回避したがヨタモノ4体撃破!

なんたる破壊力

NM:回避!
レイジーメッセンジャー:出来るなこやつら
グリムリバー:ヌウーッ ターンエンドです!

「うん。やるよ」
グリムリバーが歩み出て、デッドメドウの眼前で止まる。
「……ヌバタマ・ストリーム!イヤーッ!」
黒い奔流めいて四方八方に髪の毛が爆発的に拡散!デッドメドウとヨタモノを飲み込まんとする!
「なんだァ、このなんか……ちみっこいのウワーッ!
目の前に歩み出てきたグリムリバーを嘲笑しながら、デッドメドウはカタール剣を振り下ろさんとした瞬間だった!ものすごい毛量!デッドメドウはかろうじてそれから逃れるが数人のヨタモノが奔流に巻き込まれた!

「うわっと!」
拡散した髪をレイジーメッセンジャーはウキミ・フェイント・リープで回避! 「こりゃあヤクザがやられる訳だよ!」
「あ……レイジーメッセンジャー=サンごめんね、ちゃんと避けてくれるはずだから」
絞め殺され、あるいは圧し殺されたヨタモノの死体を残して黒髪の潮が引いていき、再度グリムリバーの元に集まる。髪は、巨躯の怪物の姿を取った。

シザーリオ:絵面も派手ですが 結構ガツガツ削れますね

◆手番:アイゴア◆

開始フェイズ:ビークル召喚 精神力-1
移動フェイズ:I8まで移動 > 暴走弾き飛ばし(D3ダメージ+弾き飛ばし、回避HARD) >デッドメドウ
攻撃フェイズ:右側隣接3x3カナシバリ

アイゴア:これでいきます

◆移動:暴走弾き飛ばしダメージ 1d3 = (1)
◆攻撃:カナシバリ・ジツLv3
7d6>=4 = (5,6,3,4,3,1,5 :成功数:4)
標的がモブなので☆◉操り人形適用可能
アイゴア 精神力5→3

リソース管理が厳しい!

アイゴア:(☆◉操り人形でモブに)デッドメドウ撃たせても良いですが……どうしましょう
カナシバリ系統の効果でモブ3体取り除き or 操り人形化で射撃させる&このターン行動不能
シザーリオ:撃ってもいいやもですね 操り人形 見た目がカッコいいですし!

◆デッドメドウ 回避
1d6>=5 = (5 :成功数:1)

書いていて回避ダイスの個数が合ってない事に気が付きましたがプレイグループ全員がスルーしていたので問題ありません

NM:デッドメドウは弾き飛ばし回避!
アイゴア:うおーっ!
レイジーメッセンジャー:最悪モブはレイジーメッセンジャーでもキル出来そうなので(筆者注:☆◉操り人形でいいのではという意図でした)
グリムリバー:撃たせても出番は消えてターン中無力化できるのがえらい操り人形
NM:モブは全滅(操り人形)
精神0でもモブは死にしてよいというあれで死にします

筆者注:厳密には「精神力ダメージを与える通常効果」と「モブの手番を奪う効果」のどちらかしか選べないという指摘が後で入った。しかしその時には処理が済んでおり、今回に限りモブは精神力0で死亡となった。

柔軟性とプレイグループのテンポ・空気を重点だ!

◆アイゴア コントロール中ヨタモノ2体の射撃
3d6>=4 = (3,4,3 :成功数:1)
3d6>=4 = (2,3,4 :成功数:1)
◆デッドメドウ 緊急回避1個で纏めて回避
1d6>=4 = (5 :成功数:1)

…マジか!

NM:回避!
アイゴア:ぬわ~~~っ
シザーリオ:なに!?
レイジーメッセンジャー:フーム、やりおる…
グリムリバー:熟練個体か!?
アイゴア:ではお待たせしましたが行動終了!

平時であればサイバー馬、あるいはモーターサイクルを用いた奥ゆかしいヤブサメに興じるところ。だが此度のイクサ場は美術館。 熟考の結果、アイゴアはひとつの答えに辿り着いた。
ローファーの踵を打ち合わせれば車輪が飛び出す。それすなわちローラースケートである。発想のスケールが女学生……!
「イヤーッ!」
レイジーメッセンジャーを飛び越え、アイゴアのローラースケート・ドロップキックがデッドメドウを足蹴に飛び来る。
「ウワーッ!!!」
しかしデッドメドウはグリムリバーの髪の上をつるつる滑り高速移動!遠い!速い!これが期せずしてアイゴアのドロップキック回避行動に!

「なるほど 敢えて女子高生性を高めることで  ヒロイックな性質を際立たせる……! そういう目立ち方もあるのか」
「目立ってるつもりはないんですが……」
「えっでも今の君 すごくキュートだよ?  無自覚でこのパワーなのか……」
「パワー?筋肉はないほうだと思いますが――」
シザーリオに返答するアイゴアの背景で、発狂錯乱したヨタモノが乱射するチャカ銃弾がデッドメドウ目掛け飛び交う。
「おっかないねぇ。自壊を誘うジツってのは」
レイジーメッセンジャーの不敵な発言を「何のことやらさっぱり」とすっとぼけてスルーした。

だが髪の上を滑るそのままの勢いでデッドメドウは空中に飛び上がる!銃弾も回避!
「ウ、ウワハハハハーッ!これが俺のカラテだ!」
「……ああ、なるほど」
デッドメドウの"滑り"に気が付いたアイゴアは巨躯の怪物に一瞬ぎょっとするも、直後それが"髪"であることに気がつく。

◆手番:デッドメドウ◆

◆ターゲット設定ダイス イニシアチブ順
1D4 = (2)
レイジーメッセンジャーを攻撃
◆移動:連続側転
4d6>=5 = (1,6,6,1 :成功数:2)
レイジーメッセンジャーに隣接

NM:側転から強攻撃

◆攻撃 カタール剣による強攻撃 強攻撃と側転ペナルティでU-Hard
4d6=6 = (1,6,5,5 :成功数:1)

…ここでレイジーメッセンジャーが何のジツを使ったか思い出して頂きたい。

NM:2点NORMAL
レイジーメッセンジャー:強攻撃でHard,側転でU-Hard、で今レイジーはステルスなので(近接攻撃難易度が+1され)UH2の筈です。失敗と思われます
NM:しっぱいした
アイゴア:無慈悲……
グリムリバー:uh2はさすがにな……
シザーリオ:蛮勇すぎる………

デッドメドウは回避の勢いを乗せそのまま、レイジーメッセンジャーへと斬りかかる!が…
「…でだ。動かなくてイイってのは面倒が無くていいや」
ケムリダマによる古典的ステルス・ジツを発動させたレイジーメッセンジャーの所在が不確か!デッドメドウの剣が空を切る!
「ええい!」
「…………面白い人だね」
デッドメドウの方を眺めてグリムリバーが呟いた。

◆手番:ゲイザー◆

◆ターゲット設定ダイス イニシアチブ順
1D4 = (4)
アイゴアを攻撃
◆攻撃 隠し剣 回避難易度軽減不可
5d6>=4 = (1,2,5,4,4 :成功数:3)

「殺ったり―ッ!」
ゲイザーは身を投げ出す形のドロップキック後の隙を狙い、やや遠い場所からスリケン……いや、これは!?隠し剣!袖口からブレード射出!

グリムリバー:あっ初見回避難しいやつ!
アイゴア:ブレード!1ダメNORMALな?
NM:うむ
アイゴア:ほあ……

◆アイゴア 回避
6d6>=4 = (2,5,6,3,6,3 :成功数:3)

難なく回避

アイゴア:流石に回避だ…!
シザーリオ:ヨシ!
グリムリバー:ナイスー!

「なんと!」
女学生は驚きながらも空中で身をひねり、そのニンジャを殺ったこともある変則的な出のブレードの中心を指先で掴み、止める。
「面白い武器ですが、読めなくても対処は容易でしたね」
ゲイザーに隠しブレードを投げて返却する。
「馬鹿め!これで俺の残弾が1発増えたわ!」
ゲイザーは返却したブレードを装着し自慢げだ!
皮肉が通じず、アイゴアの笑みが引き攣った。

ターン2

◆手番:シザーリオ◆

◆移動 ☆◉忍び寄る刃の効果でゲイザーを跨ぐ様に轢殺攻撃
◆攻撃 「捨て身の滅多突き」発動!イニシアチブ優位の為5連続攻撃!
2d6>=3 = (4,3 :成功数:2)
2d6>=3 = (1,2 :成功数:0)
2d6>=3 = (6,5 :成功数:2)
2d6>=3 = (3,6 :成功数:2)
2d6>=3 = (2,6 :成功数:1)
1ダメージ4連!

アサシネイト・ドー由来のリスキーなワザだ!

NM:ひ~~~~~~~~〜
レイジーメッセンジャー:ワオワオ!リスキー!
グリムリバー:うおお多い

◆ゲイザー 轢殺含めた5連撃を各1ダイスで回避!
1d6>=4 = (4 :成功数:1)
1d6>=4 = (3 :成功数:0)
1d6>=4 = (6 :成功数:1)
1d6>=4 = (4 :成功数:1)
1d6>=4 = (6 :成功数:1)

ゲイザー 体力2→1
「捨て身の滅多突き」による敵撃破に失敗!
シザーリオは次の手番開始時まで『回避判定』や『発動判定』を含むあらゆる行動が不可能!

まさかの仕留め損じ、そして痛恨のペナルティ!

NM:いきた。
シザーリオ:ウワーッ!
グリムリバー:かわしおる
アイゴア:アイエエエエ!?
シザーリオ:えー 回避不可です…………フフフ…………!
グリムリバー:なんと
レイジーメッセンジャー:これは危いぞ
シザーリオ:だってさ! 5連撃やったら流石に2発はあたると思うじゃん!
ペナルティでステルスが張れないので 手番終了です
アイゴア:捨て身は(ペナルティを受けると)能動的な判定も行えない

「さて………では気を取り直して お見せしようか」
シザーリオは剣先をくるくると回し、ゲイザーの眼前でピタリと止めた。
「なんかこの、既視感ある展開はまさか」
シザーリオの口上に嫌な予感がアイゴアの脳裏をよぎる。

「このシザーリオの 華麗なる剣「イヤーッ!」劇を!」
「グワーッ!」
やはり早めの回避だ!シザーリオの台詞の最中に遠くへ移動!しかし逃れられぬほどの素早い刺突!ゲイザーは一撃を受けるが…死んでいない!
「ハァーッ!ハァーッ!馬鹿め!」
「フ………決まった……なにっ!なぜだ………なぜこうも攻撃が見切られる…………!」
シザーリオが驚愕で取り落としたレイピアが、コロコロと転がった。

「自覚ないんだ……」
アイゴアはぼそっと呟いた。口上が長いのでその間に逃げられているなど、当の本人に如何に伝えたものか。
◆◆◆◆
グリムリバー:台詞中にダッシュ始めるのほんとすき
アイゴア:わかる

◆手番:レイジーメッセンジャー◆
レイジーメッセンジャー:デッドメドウかゲイザーか…どうしましょうか
グリムリバー:できればその場から移動したくないのでゲイザーへのとどめはお任せしたい……!
レイジーメッセンジャー:ではゲイザーを殺しに行きます
アイゴア:ゲイザー丁度轢殺できるので漏れたらカバーします

◆移動 ツジギリ(スタイル使用によりステルス解除)ゲイザーに隣接
◆攻撃 強化精密2連
4d6>=4[=6] = (4,6,5,5 :成功数:4) →痛打+1発生
4d6>=4[=6] = (2,4,6,2 :成功数:2) →痛打+1発生
2ダメージ2連

ワザマエ強化オンリーで成り立つイアイドーの強さ

NM:緊急を使っても(ダイス不足で回避し切れず)死なので 死です
グリムリバー:
>死です<
アイゴア:死……

◆ゲイザー 2連攻撃に対し緊急回避1個のみ
2ダメージ確定!
ゲイザー 体力1→-1  撃破!

まさかのファーストブラッド!

◆レイジーメッセンジャー ツジギリで距離を開き☆ステルス・ジツLv2を触媒発動 残即応3
8d6>=3 = (2,5,3,2,5,5,5,6 :成功数:6)
ステルス状態有効

触媒の有り難み

レイジーメッセンジャー:ステルス再展開して終了です

「何やってんだよシザーリオ=サンあんた!」
刺突を生き延びたゲイザーの真上からワキザシ・ソード!
「ホイ、イッチョ・アガリ!」
ゲイザーを斬りつけつつウキミ・フェイント・リープし、ケムリダマを再度展開!
「アバーッ!サヨナラ!」
ゲイザーはシザーリオを嘲笑しようとしたが、真上からとび込んでくるレイジーメッセンジャーに真っ二つにされ爆発四散!

「おぉ………! 二段ジャンプからの上空攻撃 やはり絵になるね!」
「いいから早く得物拾えっての!」
「いやでもだよレイジーメッセンジャー君  相棒を取り落とし驚愕するボクも……… 中々 悲劇性があって美しいと思わないかな」
「本当に面倒臭いな、シザーリオ=サン…」
なんたるシツレイな物言いか!

◆手番:グリムリバー◆
グリムリバー:移動放棄して通常シコ→攻撃でひねりつぶし攻撃します

◆移動 ★ヌバタマ・スワンプ(読替元:アースクエイク・シコ)発動 精神力9→8
11d6>=5 = (6,1,2,5,5,1,2,3,6,1,2 :成功数:4)

◆デッドメドウ 回避ダイス4→2 更に2ダメージをダイス1個で回避
1d6>=4 = (4 :成功数:1)

デッドメドウの回避ダイスは残り1つ!

NM:おっと
アイゴア:敵の出目が冴えている しかし残りダイス1個なのでひねり潰せば勝ちよ
レイジーメッセンジャー:この後が不安だ…何が来るんだろうか
グリムリバー:気を取り直して次いくぞ!

◆グリムリバー ★◉ひねりつぶし
3d6>=4 = (4,5,2 :成功数:2)
2ダメージ回避Hard、命中時『拘束状態(脱出判定Hard)』付与

◆デッドメドウ 最後の回避ダイスで回避
1d6>=5 = (1 :成功数:0)
デッドメドウ 体力4→2 『拘束状態』に!

そして回避ダイス枯渇!

NM:2点!
レイジーメッセンジャー:NICE!
シザーリオ:拘束!
グリムリバー:つかんだ!

「……あなたもよそ見をしていていいの?」
髪の怪物が足元から解けていき、デッドメドウの足に絡みついていく。 「AAARGH!」……同時に、視界上方から巨腕が振り下ろされる!
「アイエエエ!」
デッドメドウはいつのまにやら足を絡め取られ、回避行動がとれない。そのまま巨大な拳!
「アバーッ!」
床とサンドされる!

「案外色んな事出来んだなその髪…あれだけ絡んじまったら、アイゴア=サンの仕込み靴か長いテッポウか...兎に角オシマイだな?」
「それに もう決着はついたみたいだしね」
レイジーメッセンジャーとシザーリオの視線はアイゴアに向けられていた。

◆手番:アイゴア◆
アイゴア:拘束を活かせないけど 打点的に轢殺してから射撃がよさそうね

◆移動 ビークルで轢殺しつつ距離を取る
◆攻撃 電磁スナイパー射撃
8d6>=5[=6] = (5,1,6,4,6,2,6,1 :成功数:4)
デッドメドウ 回避ダイス無し!
電磁スナイパーはD3ダメージ、さらに轢殺攻撃は1ダメージ
よって デッドメドウ 体力2→0以下が確定 撃破!

なおD3は2となり、オーバーキルとなった。サツバツ!

シザーリオ:スゴイ!
NM:死です 回避が無いため
シザーリオ:死!
グリムリバー:うぎゃあ
アイゴア:死……
レイジーメッセンジャー:第一フェイズ終わりな?オーバーキル!

「マジックアイテムをお探し?」
警備員の死体から拝借したポケットナイフをデッドメドウの肋に刺しながら、アイゴアは間合いを取り直す。
「アバーッ!」
デッドメドウの脇にポケットナイフが突き刺さる!

「ま、待て!待った!俺たちは雇われだ!実際俺たちは現場の優秀な作業員で少々目がくらんだだけ、く、黒幕が……」

戦闘終了

アイゴア:殺さないほうがええやつかな?
NM:殺しても殺さなくてもいい
アイゴア:ですって皆さん
レイジーメッセンジャー:PL的には聞きたいですがPC的には傍観してそうです
グリムリバー:んー……正直どちらでも構いません

「アバーッ!痛い!アバーッ!回復のニンジャポーション!回復のニンジャポーションが必要だ!!!」
回復のニンジャポーションは体力を150回復するらしい(デッドメドウしらべ)
◆◆◆◆
シザーリオ:無駄すぎる
アイゴア:それは欲しい
グリムリバー:ニンジャポーションの回復量は違うゲームの桁なんよ

シザーリオ:アイゴア=サンにお任せしましょうか

◆アイゴアはデッドメドウを…1:殺す/2:生かす
1d2 = (2)

運が良かったな

グリムリバー:命拾いしたな!このあと口封じされるかもだけど

「(…どうするよこいつ?)」
レイジーメッセンジャーは呆れた表情で三忍に目配せした。
「でもこれさ 喋ろうとしたらクナイ・ダートとかが首に刺さるやつじゃない?」
シザーリオが発言したそのやや後である。

「じゃーん、ここに現代のマジックアイテムがひとつ」
はためくローブに差し込まれた手が、無骨なテック・ショットガンを引き摺り出す。悶絶するデッドメドウの額に銃口。
「アイエッ!」「雇い主は?」
デッドメドウはグリムリバーに締め上げられ、口内にショットガン!
「な、名前は分からんが、合流場所が指示されている!カモ・ストリート3番地の廃倉庫の中にある広場だ!」
デッドメドウは即座に情報を吐く!
「口軽っ!」
「うん。素直なのはいいこと」
「ほう 端役の分際で 中々良い情報を持っているじゃないか」
それぞれが別々の反応をしている最中、デッドメドウは言葉を続けた。

◆◆◆◆
筆者注:この辺りでデッドメドウは知っている情報を全て吐いたとNMからアナウンスがあった。
◆◆◆◆

「俺たちがファイアソードを探すと言ったら後でここで報酬を渡すと言ってきた!嘘じゃない!だからはやくニンジャポーションを!ください!」
「あっ雇い主の方もノリは同じなんだ………」
「アー、こりゃノルマ追加だな…面倒が増えた…」
「いいじゃないか その分活躍も増えるよ  問題は………このデッドメドウ君が 運転免許証を持っているか
シザーリオがレイピアを回転させて柄を向け…
いないかだ」そして剣先を向けた。
「おお、そういやそういう話だった!」レイジーメッセンジャーは帰りのアシの事を忘れていた。
「う、運転免許を持っていません……だってファンタジーで車とかないし……で、でも、ドラゴンに好かれる草なら知ってるぜ!ドラゴンに乗るんだ!そうすれば速い!」
「運、転。運、転……?」
極めてわかりにくいが、グリムリバーの表情が曇った。

グリムリバー:会話が一通り終わったのでまた同じ内容のメッセージウィンドウが出てくるやつ
アイゴア:ころすか……
シザーリオ:殺すか… 運転はこのシザーリオが勤めましょう
アイゴア:なんかやりたいRP展開があればALIVEでもオッケーです!とくになければBOOM

レイジーメッセンジャー:◆提案◆ デッドメドウをおとりにして黒幕を引きずりだせるとかの優位を得られたり…は無いか
NM:デッドメドウをおとりにしてもいい
シザーリオ:おお!じゃあ連れていきましょうか
グリムリバー:まだ出汁が取れる!
NM:では、デッドメドウを連れて行きましょう
アイゴア:あーい
グリムリバー:デッドメドウがなかまになった!
アイゴア:爆発物を購入さえしていれば……

NM:車にもどったところで運転手は死んでいるので、徒歩で移動しましょう
シザーリオ:徒歩だった………
アイゴア:◉知識:ビークルがあるぞ……!
NM:じゃあアイゴア=サンが運転しましょう

レイジーメッセンジャーが咄嗟に何かを閃いた。
「…いい事思いついた。こいつ依頼達成の振りをさせて…っていう面倒省きはどうよ?」
「……オッケー」アイゴアは引き金を引こうとしていた指を止め、銃口をデッドメドウの装束で拭いた。
「ほぅ………いい筋書きだね 君は小説家になるといい」シザーリオはレイピアを収めた。
「また名案。レイジーメッセンジャー=サン、もしやとてもかしこい……?」 デッドメドウを蜘蛛糸めいて梱包しながら、グリムリバーがキラキラした目でレイジーメッセンジャーを見る。
楽したいだけさ。面倒は少ない方が良いじゃん?…アシは無いけどな」
「ああ。私、運転できますよ」モーターサイクル・ヤブサメを嗜むアイゴアが声を上げた。なお免許はない。

「アイエエエ……」
髪でぐるぐる巻きに梱包されたデッドメドウとオオモノミの四忍を乗せた旧式のバンは、一躍カモ・ストリート3番地の廃倉庫へ向かう…!

カモ・ストリート3番地 廃工場 広場

揺れが若干激しいバンの中、グリムリバーが口を開いた。
「みんなすごい……レイジーメッセンジャー=サンはかしこいし、アイゴア=サンは運転できるし、シザーリオ=サンは…………口上がかっこいい」
「ふふ、そうでしょうそうでしょう」
返事を返したアイゴアは何かを轢いた気がしたが、特段深く気にすることも無かった。
「君みたいな子にそう褒めてもらえると とても嬉しいな」
「そう言われると照れるぜ!グリムリバー=サンのジツも中々真似できない強さだぜ」
シザーリオとレイジーメッセンジャーもキョートめいた婉曲的表現をする事無く、会話を続けた。
「先ほどのデッドメドウ=サンを捕えた手腕……髪腕?  とても見事だった」
「髪腕……手腕に倣うなら毛髪……?」とアイゴアが言葉を発した所で、彼女はカモ・ストリート3番地の人気のないコケシ工場の近くに車を止めた。この工場の広場が待ち合わせ場所らしい。

「ここです、ここで報酬を受け取るという算段で……」
もはや抵抗する気もないデッドメドウは無警戒に歩を進める。
「……この髪がこんなに褒められたのはこのチームに来てからが初めて。……嬉しい」先程の会話を反復し言葉を返しながら、グリムリバーがデッドメドウの様子を伺う。
「さーて、黒幕のツラを拝もうじゃねぇか…」
レイジーメッセンジャーがその様に小声を発したその時である!

ゴウッ!!!「アバーッ!!!」
火球が飛来しデッドメドウ炎上!
「あっ燃えた」「あちゃー、ヤバそうな予感…」
シザーリオとレイジーメッセンジャーがその様子を見ている中、デッドメドウは爆発四散した。
「アババーッ!サヨナラ!」
他方、アイゴアとグリムリバーはデッドメドウなぞもはやどうでも良しと言わんばかりに巨髪を触れていた。
「髪が綺麗で羨ましい」
「うん。いつも奴隷オイランの人たちに手入れしてもらってる」

デッドメドウの燃えカスの明かりの近くに、歩み出る2人のニンジャが見えた。
「私もそうしようかな……でもちょっと抵抗感が……」と話していたアイゴアもニンジャの2人に向き直った。

「ドーモ」「ドーモ」
「ザイバツ・シャドーギルドの皆さんですね」
両者ともオカメ・オメーンめいた無個性なメンポをつけているが、片方は野球めいたストリートウェア、もう片方はタクティカルスーツの巨漢で火炎放射器を携えている。

「デッドボールです」「フレイムスロワーです」

ステータスは下記参照。デッドボールのカトンが非常に危険だ!フレイムスロワーも尋常ならざる耐久力を誇っている。

敵ニンジャデータ

F:フレイムスロワ― (種別:ニンジャ)
カラテ    8  体力   22
ニューロン  4  精神力  6
ワザマエ   5  脚力   6/UH
ジツ     4  

攻撃/射撃/機先/電脳  8/6/6/8
回避/精密/側転/発動  4/5/5/6

◇装備や特記事項
改造大型火炎放射器 生体LAN端子LV2
パーソナルメンポ タクティカルスーツ テックレガース ブードゥー
☆巨体化の秘儀LV4 ★筋肉の鎧

改造大型火炎放射器 隣接する3×3範囲にカトンLV1相当の爆発(回避HARD)を2回発生させる。
          射撃HARD。超大型武器化可能。

◆D:デッドボール (種別:ニンジャ)
カラテ    6  体力   8
ニューロン  6  精神力  6
ワザマエ   8  脚力   5/E
ジツ     4  

攻撃/射撃/機先/電脳  6/8/6/6
回避/精密/側転/発動  8/8/8/10

◇装備や特記事項
フェイスガード ストリートウェア アームガード レッグガード
◉頑強なる肉体 ◉常人の三倍の脚力
☆カトンLV3 ★カトン・ボール
◉◉タツジン:ジツ ☆◉カトン触媒

シザーリオ:立ち絵キャラ!
グリムリバー:死球投手と炎上投手!不吉!
レイジーメッセンジャー:オオウ範囲攻撃!ステルスメタ!(筆者注:ステルス・ジツで攻撃難易度を上げられるのは『近接攻撃判定』と『射撃判定』のみなのだ)

「おおっと、グリムリバー=サン、アイゴア=サン、アイサツのお時間だぜ」 レイジーメッセンジャーはワキザシ・ソードに手を掛けつつ、アイサツを返した。
「ドーモドーモ、レイジーメッセンジャーです。あんたらが美術館で面倒を起こした元凶だな?」

「いかにも ボク達は 栄光あるザイバツ・シャドーギルドのセンシ」
「そうだな………闇夜に燃える工場  君達とボク達の長きにわたる因縁において ここまで相応しい場も存在しないだろう そこの薪だけでは少々明かりに乏しいが 月明かり差す決闘というのも  これはこれでニンジャらしく良い趣向だね 素晴らしいよ」シザーリオの雅なアイサツだ!

「ドーモ、アイゴアです」シザーリオの口上の長さにやや辟易しつつ彼女もアイサツした。
「ドーモ、グリムリバーです」 炎の熱に目を細めながらアイサツした。

「これは我々からの宣戦布告なのだ」「実際、我々は不当に虐げられてきた」「我々は弱者の代弁者なのだ」「我々は闇から光りに奉仕するものなのだ」「「ゆえに我々の組織に名前はない」」
「確かなカラテを持ちながら 自らを弱者と蔑むその姿  美しさの欠片もないね」
「わけがわからないだろう?」「意味がないからな」
「明かりと熱を生み出すジツを持っていながら 好き好んで闇に潜んだのは君達だろう  責任転嫁も甚だしい」
「「われらは所詮、まぼろし」」「だが、お前たちはここで死ぬ」「我々の目的のためにね」
身体に打ち合う前の剣戟めいた舌戦が、シザーリオと下手人二忍との間で繰り広げられた。

「うーん、オカメ・シンジケートとか……」その一方でアイゴアはぼんやりと独り言で名前を考え始めた。そういうお年頃なのだ。
オカメ・シンジケート 良い名前だ  ボク達の活躍が伝記に………仮に! 伝記になるとしてだよ 名無しの権平では 少々締まらないからね」
シザーリオが勝ったも同然の威圧的宣言と同時に刺突剣を構えた。モータルの歴史では失伝したとされる暗黒西洋剣術、フェンシングだ。
「……」聞かれていたのか、とシザーリオの言葉にやや気恥ずかしそうな表情でアイゴアもカラテを構える。芝居がかった態度とは裏腹、明らかに無視できぬ相手だ。
「…こりゃ面倒って段階じゃねぇな。話が通じそうに無ぇぜ。面倒この上ねぇが、死ねと言われるとこっちとしても…お前らに死んで貰わねぇとな」
レイジーメッセンジャーはまたしても気怠げにワキザシ・ソードを抜刀した。
「……面倒だけど、やるしかない」
グリムリバーの巨髪が再び巨人の姿を取り、超自然の咆哮を上げた。
「そういうこった!頼むぜグリムリバー=サン!」

廃工場の広場のアトモスフィアが、熱気と殺気を帯びてきた…イクサの始まりだ。

廃工場のイクサ / 戦闘開始!

ターン1

夜:シザーリオ 怠:レイジーメッセンジャー 髪:グリムリバー 血:アイゴア
D:デッドボール F:フレイムスロワー

◆作戦会議◆
NM:戦闘態勢を維持して移動したとみなし、消耗はそのままですがステルスなどは維持で構いません
アイゴア:わあい(筆者注:ビークルが維持される)
レイジーメッセンジャー:どっち先やりますかね?
アイゴア:さきほど体力4&回避4ぐらいのデッドメドウ&ゲイザーに2ターン手間取ったこと考えると フレイムスロワーはなかなか落とすの大変かもですね……
シザーリオ:ボール? タツジン:ジツ持ちなのが少々厄介ですが 不如帰がないので 体力が低い方から減らした方が良さそう
アイゴア:デスネー
グリムリバー:たしかに…
アイゴア:適度に散らばって叩くべし
NM:範囲攻撃マンなのでまとまるとつらいぞ
レイジーメッセンジャー:ではデッドボールから狙いますか
グリムリバー:あいあい!

筆者注:ここからPLのやり取り・RPをターン単位で分離します

◆手番:シザーリオ◆

◆移動 通常移動しデッドボールに隣接
◆攻撃 強化フェイント攻撃
5d6>=3[=6] = (3,5,3,5,6 :成功数:5)
5d6>=3[=6] = (1,1,5,3,1 :成功数:2)

◆デッドボール 回避
1d6>=4 = (2 :成功数:0)
1d6>=4 = (5 :成功数:1)
デッドボール 体力8→7

シザーリオ 終了時に☆ステルス・ジツLv3 精神力5→4 隣接ペナルティでHard
9d6>=5 = (1,4,2,6,1,2,6,1,4 :成功数:2)
ステルス状態有効

後に控えるグリムリバー=サンの★★ヌバタマ・ストリーム(Gシコ)の為に
回避ダイスを大きく割けない!

アイゴア:1HIT!
NM:いて!

◆手番:レイジーメッセンジャー◆

◆移動 連続側転宣言
8d6>=4 = (3,2,3,5,1,4,1,1 :成功数:2)
成功した為シザーリオを挟むように移動
◆攻撃 デッドボールに強化精密二連撃 ステルス解除
4d6>=5[=6] = (5,1,6,2 :成功数:2) →痛打+1発生
4d6>=5[=6] = (5,4,6,2 :成功数:2) →痛打+1発生

◆デッドボール 回避
1d6>=4 = (2 :成功数:0)
1d6>=4 = (1 :成功数:0)
4ダメージ直撃! デッドボール 体力7→3

何たる幸運!ステルス・ジツLv2は隣接されていると使えないので解除されたままに

NM:あいえええ!4点!
グリムリバー:おおっと
アイゴア:4ダメ!
シザーリオ:オオキイ!

◆手番:グリムリバー◆

◆移動 デッドボールとフレイムスロワーをGシコで巻き込める位置へ通常移動
◆攻撃 ★★ヌバタマ・ストリーム(Gシコ) 精神力8→6
11d6=6 = (6,6,4,6,4,5,3,5,6,5,6 :成功数:5)
出目【6,6,6】によりデッドボールへの回避ダイス3ダメージ付与!フレイムスロワーは回避ダイス2ダメージ付与 さらに両者に3ダメージ回避Hard

アイゴア:つよさ!
レイジーメッセンジャー:うお~ツヨイ!
グリムリバー:このままデッドボール=サン落ちてくんないかな〜〜

◆デッドボール 回避 1ダイスしかない!
1d6>=5 = (2 :成功数:0)
デッドボール 体力3→0 爆発四散!
◆フレイムスロワー 回避 1ダイス使用 残数1
1d6>=5 = (6 :成功数:1) 回避成功

グリムリバー=サンのオオテガラ!

NM:にょわ~~~
シザーリオ:命中!
アイゴア:HIT!死か?
グリムリバー:死な?
NM:死!フレイムスロワーは避けた

レイジーメッセンジャー:おっほ!オオテガラ!
グリムリバー:速攻が効いてよかった 少し楽になるといいな
NM:火力が高いタイプなのでここで行動させずに落としたのはおおきい
シザーリオ:イアイとGシコが偉大過ぎますね…………!
アイゴア:カトンボールがなくなったのはありがたい!
レイジーメッセンジャー:ジツ系蒸発でアドがでかい!

NM:グリムリバー=サン以外の3人がカトンボール直撃で最大値ひくと死ぬからな……(筆者注:カトンボール及びカトンLv3の威力はD6であり、即気絶もあり得る)
アイゴア:そうなのだ……
シザーリオ:か弱き生き物たち…………
レイジーメッセンジャー:ひょろひょろなのだ
グリムリバー:ジツ以外のステを全部投げ捨てた早熟型なので序盤で活躍してくれていっぱい嬉しい…… ニュービーたちはか弱い だからあまりいじめる前に先にやる

「君のその炎が ボクの剣を輝かせてくれると思うと 今から楽しみだね!」
素早い踏み込みだ!シザーリオの刺突剣が燃えるデッドボールの炎を受け煌めく!
「グワーッ!イヤーッ!」
デッドボールはシザーリオの剣を受けるも、身軽な動きでバックフリップしながら後ろへと下がる。

「繊細な剣だ。せいぜい、業火で溶かされぬよう」「あ、そこ貰い!ホイ!ホイ!
バックフリップ先に据えられていたように、レイジーメッセンジャーのワキザシ・ソードが振るわれる!
「グワーッ!」
ウカツ!シザーリオに意識を向け過ぎたデッドボールは強かに斬撃を受けた!

「フフ 業火に焼かれるボクもさぞ美しいだろうが……… 今は頼れる仲間たちがいてね 生憎その心配はなさそうだ」
そしてグリムリバーのヌバタマの怪物が両掌を地面に……叩きつける!
「イイイ……ヤアアアーッ!」
ヌバタマ・ストリーム最大出力!デッドボールとフレイムスロワーを飲み込む!
デッドボールはそれを焼き切ろうとしたが……オカメ・オメーンで分かりにくいがかなりダメージを受けていたのだ。一瞬、集中が切れた瞬間……
「グッ、アバーッ!
ヌバタマに巻き込まれた!土石流めいたそれのなかで引き裂かれ、
「サヨンナラ!」
くぐもった悲鳴と共に爆発四散!

「ホラ 言っただろう? ボクはともかく ボクの頼れる仲間を舐めない方が良い……  オヒガンでは 覚えておくことだね」
「おー、いいじゃんグリムリバー=サン!オテガラだ!これで面倒が大分減ったな…!」
シザーリオとレイジーメッセンジャーがヌバタマ・ストリームの威力を称賛したが、強力なジツの反動故かグリムリバーの反応が鈍い。
「…………っ!……うん。まだ、いける」
彼女は髪をまとめ直し、再度カラテを構える。その視線はフレイムスロワーに向けられていた。彼は味方の死をも意に介さず、改造してふたつの火炎放射器を強引にくっつけた大型武器を振り回しながらアイゴアに突撃した!

◆手番:フレイムスロワー◆
アイゴア:これであとはノダチ2連HITなどなければ生き延びることができる……🚩

◆フレイムスロワー ターゲット設定ダイス イニシアチブ順
1D4 = (4) →アイゴアを攻撃する

…デスノボリ回収!?

アイゴア:あいええええ
NM:(他PCを)まきこめないので移動してノダチ殴り

◆フレイムスロワー 改造大型火炎放射器のノダチ運用
4d6=6 = (4,4,3,6 :成功数:1)
4d6=6 = (1,6,4,4 :成功数:1)
◆アイゴア 回避
4d6>=4 = (5,5,6,6 :成功数:4) →カウンター!
4d6>=4 = (3,5,1,3 :成功数:1)
◆フレイムスロワー カウンターを敢えて受ける
体力22→21

アブナイ!突然の3+3ダメージ飛来である!だが躱した

アイゴア:ひーっ!
NM:カウンターはもらう
シザーリオ:アブナイ!
レイジーメッセンジャー:カウンターカラテ!

◆手番:アイゴア◆

開始フェイズ:なし
移動フェイズ:轢殺しながらI3まで移動
攻撃フェイズ:電磁誘導スナイパー

アイゴア:このように動きます まずは轢殺1ダメNORMAL
NM:これはうけます

◆アイゴアのビークル轢殺 フレイムスロワーは回避せず受ける
フレイムスロワー 体力21→20

◆アイゴア 電磁誘導スナイパーライフル
8d6>=5[=6] = (4,3,1,5,6,4,5,1 :成功数:3) →ヘッドショットにより痛打+1発生

◆フレイムスロワー 回避Hard
1d6>=5 = (6 :成功数:1)

オノレ!

アイゴア:ぬわ~~~っ 手番終了!

「これはなかなか」
アイゴアは恐るべきジツの威力を安全地帯から……否、フレイムスロワーが急激に間合いを詰めてくる!
「イヤアーッ!」
改造火炎放射器が力任せに振り下ろされ…
「イヤーッ!」
咄嗟に身を反らした彼女の側を大質量が通過した!更にカウンターめいて、ゲイザーの爆発四散痕から拝借したブレードを巨体にお見舞いする!しかし効果は薄いか。
「危なっ……」
「フシュ―ッ」
オカメ・オメーンの下から呼気を吹き出すフレイムスロワーは健在。実際、アイゴア見立て通りブレードは容易く肉から引き抜かれ、筋肉を絞めて出血に対応している。ならばとローラースケートでフレイムスロアーの巨体を蹴り上がりながら、上空から散弾を見舞うが!
「(効いてない、か……?)」
「散弾ではなぁ!?」
タクティカルスーツを纏った巨体、そして武骨な改造火炎放射器の前には豆鉄砲めいて無力。電荷のチャージも足りぬ!

ターン2


後は囲んで棒するだけだが…?

◆手番:シザーリオ◆

◆移動:連続側転
10d6>=3 = (3,6,2,5,6,6,2,5,1,3 :成功数:7)
☆◉忍び寄る刃の効果でフレイムスロワーを轢殺攻撃しつつ隣接
◆攻撃:手術刀の一撃 ステルス解除
5d6>=4[=6] = (2,5,1,2,5 :成功数:2)
5d6>=4[=6] = (6,2,4,4,2 :成功数:3)

◆フレイムスロワー 轢殺は受けて残り2発を回避
1d6>=4 = (5 :成功数:1)
1d6>=4 = (6 :成功数:1)
フレイムスロワー 体力20→19

優れたダメージコントロール!

NM:ワッハッハ
アイゴア:ぬわ~~~っ
グリムリバー:ダイス1個でしっかり避けてくるぅ
アイゴア:フレイムスロワー、今のところ回避ダイス出目がすべて5と6なのでおそらく回避難易度UH2を出さないとたおせない(ゲームのう)
シザーリオ:避けた! ステルス貼り直し

◆シザーリオ ☆ステルス・ジツLv3 側転・隣接ペナルティにより難易度U-Hard 精神力4→3
9d6=6 = (5,2,6,4,4,5,6,5,1 :成功数:2)
ステルス有効

◆手番:レイジーメッセンジャー◆

◆移動 連続側転
8d6>=4 = (5,1,1,2,4,3,6,5 :成功数:4)
◆攻撃 強化精密2連
4d6>=5[=6] = (2,3,1,4 :成功数:0) 失敗!
4d6>=5[=6] = (4,1,2,5 :成功数:1)

◆フレイムスロワー 回避
1d6>=4 = (5 :成功数:1)

◉トライアングル・リープさえあれば…!

NM:フフフ
アイゴア:このダイス、5と6の面しかないぞ…!

◆手番:グリムリバー◆
グリムリバー:J8に移動して……精神節約でひねりつぶす!

◆移動 通常移動でフレイムスロワーに隣接
◆攻撃 ★◉ひねりつぶし
3d6>=4 = (5,5,2 :成功数:2)

◆フレイムスロワー 回避Hard
1d6>=5 = (3 :成功数:0)
フレイムスロワー 体力19→17 更に『拘束状態』に!

相手の移動フェイズを潰した!

NM:おにぎり
アイゴア:ひねり!
グリムリバー:おひねり!
シザーリオ:拘束!

◆手番:フレイムスロワー◆

◆移動 拘束の振り払い カラテ判定Hard
8d6>=5 = (1,6,5,5,3,4,1,2 :成功数:3) 拘束状態解除

NM:ふりはらう
アイゴア:ぬぅ
グリムリバー:まあそうなるな

◆フレイムスロワー ターゲット設定ダイス アイゴア以外でイニシアチブ順
1D3 = (2)
レイジーメッセンジャーを攻撃

レイジーメッセンジャー:来たな
NM:改造大型火炎放射器だ!

◆フレイムスロワー 改造大型火炎放射でレイジーメッセンジャーとグリムリバーを巻き込む様に攻撃
3d6>=5 = (4,3,6 :成功数:1)
3d6>=5 = (3,3,1 :成功数:0) 失敗

◆レイジーメッセンジャー 回避Hard 連続側転ボーナスで回避11個
11d6>=5 = (4,1,5,2,6,3,6,3,1,5,6 :成功数:5)
◆グリムリバー 回避Hard
4d6>=5 = (2,5,2,3 :成功数:1)

単発だったのが幸運であった

アイゴア:回避!

◆手番:アイゴア◆

開始フェイズ:なし
移動フェイズ:K8に移動>暴走弾き飛ばし(D3ダメージ+弾き飛ばし、回避HARD)
攻撃フェイズ:上記の命中有無に応じて調整(電磁スナイパーorカナシバリ)

◆移動 ビークルによる暴走弾き飛ばし

◆フレイムスロワー 回避
1d6>=5 = (6 :成功数:1)

NM:弾き飛ばし回避!
アイゴア:ぬわ~~~っ
うーんではあえてビークルから降りてK7へ再配置
射撃スタイル:スナイプします カナシバリだとどうやっても落とせぬ
NM:フレイムスロワーは火力自体は低めなのでガンガン攻めるが吉

◆アイゴア ビークルを降りて距離を開け、電磁誘導スナイパーライフルによるスナイプ
10d6>=5[=6] = (6,2,3,5,4,3,1,4,2,2 :成功数:2) →ヘッドショット発生

◆フレイムスロワー 緊急回避ダイスを1個使用回避Hard
1d6>=5 = (3 :成功数:0)  回避失敗!

電磁誘導スナイパーライフル ダメージロール
1d3 = (1) ヘッドショットによる痛打+1と合わせて2ダメージ
フレイムスロワー 体力17→15

NM:ぐわ~~~
シザーリオ:ヨシ!ライフルが息吹を…………!
グリムリバー:ヒット!
アイゴア:しょも 2ダメ!
レイジーメッセンジャー:当たっただけ御の字な!

「さて、君もご友人の後を追い果てるといい」
シザーリオはトン、トンとその場でステップすると一瞬前足を出して前に20センチほどジャンプ!神速のボンナパン刺突攻撃だ!
加速の乗った初撃は、しかし盾めいて改造火炎放射器を扱われる事で受け流される!フレイムスロワー、難敵!
「ふぅん テック頼りの猪武者………ではなさそうだね 確かなワザマエの持ち主だ きっとデッドボール=サンもそうだったんだろう」

「やつも俺に勝るとも劣らぬニンジャだったが不運だった。それだけだ」
シザーリオの言葉に答えてやりながら、フレイムスロワーはなんとレイジーメッセンジャーのワキザシ・ソードを何の気も無く弾く!
「ホイ…ット!?」 レイジーメッセンジャーの弱点、それは純粋なカラテの不足!
「この程度のニンジャ、いくらでも耐えられるぞ」
「フフン なら良かった  それなら ボクたちの輝かしき英雄譚を飾る華に相応しい……!」
「僕"たち"……」アイゴアはシザーリオの言葉にやや引っかかりを覚えたが黙っておいた。
「悪ぃ、俺の手に余る相手かもしれねぇ…!」 レイジーメッセンジャーはアイゴアにアイコンタクト!彼女の電磁ショットガンならば、或いは重装備を貫けるかもしれぬ。
「……チッ」実際、フレイムスロワーの言葉は的を射ている。アイゴア自身も含め、周囲の味方は純粋なパワーより小回りが効くタイプ。負けなくはないが、やや相性が面倒だ。

アイゴアが打開路を探っていたその時、髪の巨人がフレイムスロワーに掴みかかる!
「私が、抑えておく……!」グリムリバーのヌバタマ・ジツだ!
「ヌウッ、力比べか!」髪の巨人がフレイムスロワーとがっぷりと組み合う!オスモウ!火炎放射器に触れた部分から、髪の焦げる独特の匂いが漂い始めた。相性差を鑑みると余り長々と拘束するのは厳しいか。
「グリムリバー=サンの美しい黒髪が………  イクサの常とはいえ ヤンナルネ」
「燃やしてくれる!」
フレイムスロワーは組み付かれたまま無理やりに火炎放射!ヌバタマの髪がちりちりと焦げ、レイジーメッセンジャー周辺にも炎がふりまかれる!
「ウワッ、アブナイ!」 レイジーメッセンジャーはその場で二段ジャンプ!ウキミ・フェイント・リープだ!
「グリムリバー=サンはダイジョブか!?」
「うん、大丈夫。切れたり焼けたりしてもまたすぐ伸びてくる。……嫌になるくらいに」 グリムリバーはフレイムスロワーから身を離し、火の粉を払う。
「それは良かった……けど 戻るからいいものではないさ  なにせ女の子の髪だからね やっぱり粗末に扱われるのは見るに堪えない」

「イヤーッ!」火炎放射の合間を縫って、距離を取ったアイゴアが再びフレイムスロワーの巨体にローラースケート・ケリ!だが!
「かゆいぞ!ザイバツニンジャ!」
巨体に女学生程度の重量は通用せぬ。アイゴアのケリを受けてもなお蠢かぬ岩めいたフレイムスロワー。しかし!
「壁相手なら……こういうのはどうです?」BOOOM!
ウォールフリップめいて着地したアイゴアのショットガンからは、重装甲を想定した荷電スラグ弾!
「グワーッ!」
メンポにヒビ!脳天をスラグ弾が穿つ!思わず片膝をつくが、すぐさま復帰!
「ククク……そうだ、この俺を相手に遊び続けろ」

ターン3

いよいよ至近距離戦闘の様相を呈してきた!

◆手番:シザーリオ◆

◆移動 通常移動 ☆◉忍び寄る刃でフレイムスロワーを轢殺
◆攻撃 強化フェイント攻撃 ステルス解除
5d6>=3[=6] = (6,2,2,6,6 :成功数:3) →ヒサツ・ワザ起動可能!
5d6>=3[=6] = (2,6,2,2,5 :成功数:2)

スパイダーズ・アサルトだ!強力なデバフ効果をもたらす!

シザーリオ:ヨシ ヒサツ起動 スパイダーズ・アサルト(精神力3→2)
2ダメージ回避難易度U-Hard
,1ダメージNormal 
側転していないので 滅多刺しボーナスはなしです(筆者注:連続側転しての発動で命中すると、後続の攻撃が回避不能となる)
レイジーメッセンジャー:
おおおおおヒサツ!!
アイゴア:ヒサツ!
グリムリバー:ヒサツ・ワザだー!
NM:なに!これは回避温存で両方受けます
シザーリオ:
では付属効果

◆フレイムスロワー 回避ダイス温存の為敢えて被弾! 体力15→12
スパイダース・アサルトの追加効果により、『ニューロンダメージ2』・『カラテダメージ1』・追加でイニシアチブがD3減少!
◆スパイダーズ・アサルト イニシアチブダメージロール
1d3 = (2)
フレイムスロワー カラテ8→7 ニューロン4→2 イニシアチブ6→2

イニシアチブがアイゴアを下回った!かなりの有効打!

レイジーメッセンジャー:もしやイニシ逆転…!
NM:次のターンからアイゴア=サンが速い!
アイゴア:うおーっ!
グリムリバー:これはダブル拘束いけちゃうか……?(筆者注:グリムリバー=サンの★◉ひねりつぶしとアイゴア=サンの☆カナシバリ・ジツLv3+☆◉タコの系譜による多重拘束)
アイゴア:ニューロン対抗でまけそう

◆手番:レイジーメッセンジャー◆

手番開始:なし
移動:ツジギリ宣言 移動はしない
攻撃:フレイムスロワーに強化精密二連撃、ツジギリ効果で攻撃後L7へ移動
手番終了:なし(カトンに意味が薄そう)

予め行動を入力しておいたのだ

◆攻撃 強化精密2連
4d6>=4[=6] = (6,3,4,6 :成功数:3) →サツバツ発生!
4d6>=4[=6] = (5,1,1,4 :成功数:2)

◆フレイムスロワー サツバツのみを回避
1d6>=4 = (1 :成功数:0) 回避失敗!

サツバツロール
1d6 = (3) 急所破壊:『痛打+1』、ニューロンダメージ1、精神力ダメージ2
フレイムスロワー 体力12→9 精神力6→4 ニューロン2→1 イニシアチブ2→1

大打撃!

アイゴア:ニューロンが!
グリムリバー:またニューロンだ!
NM:うわ~~~

◆手番:グリムリバー◆
グリムリバー:うーん(フレイムスロワーの)回避3しかないからシコ→Gシコやるとオーバーキル気味なのがな
NM:回避ダメージは削れた分が次のターンに持ち越されるから無駄にならない
アイゴア:回避ダイスをマイナスまで落とすと次ターンの獲得ダイスも減るのです
NM:そうそう
グリムリバー:あーーー
レイジーメッセンジャー:左様、回避ダイスダメージは尾を引くのだ
アイゴア:回避ダイスダメージの恐ろしさがそこよ!
グリムリバー:移動捨てて通常シコ→攻撃でGシコで!次のターンで決めたい!

◆移動 放棄して★ヌバタマ・スワンプ(シコ)発動 精神力6→5
11d6>=5 = (5,5,5,2,2,6,4,2,6,3,6 :成功数:6)

◆フレイムスロワー 回避ダイス3→1 残った1ダイスで回避
1d6>=4 = (6 :成功数:1)

◆グリムリバー 攻撃 ★★ヌバタマ・ストリーム(Gシコ) 精神力5→3
11d6=6 = (3,4,5,4,2,5,4,6,4,3,6 :成功数:2)

◆フレイムスロワー 回避ダイス枯渇!
体力9→6 次ターン回避ダイス4→2

何たる破壊力!しかし精神力がアブナイ!

NM:ひ~もう回避が無い シコこわ~~~
アイゴア:コワイ!ここまで回避減ると(カナシバリで)拘束する意味もないので撃つしかない
グリムリバー:ニオーバフも乗って火力もそこそこ出るのがおかしいわシコシココンボ(筆者注:☆◉ニオーの系譜によりシコが味方を巻き込まない上にダメージが+1されている。そしてシコ→Gシココンボの略称に猥褻は一切ない。いいね?)
アイゴア:ニオー前提みたいな性能しているので通常ビッグが泣いています

◆手番:アイゴア◆(筆者注:本来イニシアチブ低下反映は次ターンからだが、NMもPLも間違えて進めてしまっていた)

◆移動 脚力限界までフレイムスロワーから距離を取る通常移動

◆攻撃 電磁誘導スナイパーライフルによるスナイプ
8d6>=5[=6] = (1,3,5,4,2,3,2,4 :成功数:1)

◆フレイムスロワー 回避ダイス枯渇!

◆電磁誘導スナイパーライフル ダメージロール
1d3 = (3)
フレイムスロワー 体力6→3

終わりが見えて来た!

NM:うわ~
シザーリオ:3点!
アイゴア:3ダメ!

◆手番:フレイムスロワー◆

◆ターゲット設定ダイス イニシアチブ順
1D4 = (1)
シザーリオを攻撃する

◆移動 しない 集中状態宣言忘れ!(誰も気が付かなかった)

攻撃 改造大型火炎放射器のノダチ運用
4d6=6 = (1,6,4,3 :成功数:1)
3d6=6 = (2,1,5 :成功数:0)

◆シザーリオ 回避
8d6>=4 = (1,2,1,1,2,3,3,6 :成功数:1)

シザーリオ=サンもステルス・ジツを忘れていたのでイーブンか…?
リプレイを執筆すると色々な事に「後から」気が付く…

NM:あぶねえ
シザーリオ:あっぶな!?出目が呪われてる……
アイゴア:ヒェ 忍び寄る1,1,1の影……! 2連成功していたらあぶなかった
レイジーメッセンジャー:OOF!?
グリムリバー:ひえ

「で、アイゴア=サンの作ってくれた隙を ボクが見逃すとでも?」
フレイムスロワーが片膝をついた隙に視界から消えていたシザーリオは、突如巨体の影から剣先を伸ばしメンポに向け痛烈な刺突!砕けた破片がフレイムスロワ―の目に飛び込む!
「グワーッ……!!!」 これはたまらぬ!メンポがさらに砕け、フレイムスロワーの顔面は悲惨な状態に!
「巨体を相手するにはまず目を狙うってのは  古代からのお約束だよね? 君の殉職精神には感動の念を禁じ得ないけど  だからと言って 精神論で耐え抜けるほど ボク達は甘くないよ」
何たる知識とそれを実践出来るワザマエか!
「ハハァ、やっぱり冴えてるのは言い回しだけじゃなかったんだな!オミゴトだぜシザーリオ=サン!」レイジーメッセンジャーは称賛した。斯くも特殊な得物を駆使するには相応の修練が必要な筈だ。
「フフ そこまで褒められると もっとやる気になってしまうね!  まあ……果たしてボクの手番があるか 甚だ怪しいものではあるけど」

「ここを死守することが俺の役目……まだ斃れるわけにはいかん……」
「……何か……変な感じが、する。……ここで時間をかせぐことが目的?」 グリムリバーは訝しんだ。
「ね。なんか反応が気に喰わない。別働隊が?」アイゴアも訝しんだ。
「さあな。考えてみろ。その頭でな……自分の頭で……」フレイムスロワーは相も変わらず不敵な言動を続けた。
「確かに嫌な予感がする言い回しだ!」 レイジーメッセンジャーはシザーリオの上を飛び越し…
「だから面倒は早く済まそうぜ!ホイヨッ!」
シザーリオの刺突地点に重ねる様に追撃! 反動を駆使してウキミ・フェイント・リープで間合いを取った!なんとか火炎放射器を杖めいて使い立ち上がろうとしたところに、二度あることは三度!泣きっ面にハチめいて空中からの斬撃!
「グワワーッ!?」如何なる巨体と言えどもこれはたまらぬ!それだけに留まらなかった!

「AAAAAAARGH!」
髪の巨人が咆哮!膨張し……破裂した!眼前のフレイムスロワーに濡羽色の濁流が襲いかかる!
「グワーッ!!!」顔を抑え悶え狂うフレイムスロワーはヌバタマの濁流についにバランスを崩され、絡めとられる!
「いやぁ怖いね 彼も中々に巨人ではあるが……  彼女のそれと比べると まるで大人と子供だ」シザーリオはその威容にほぅとため息を付いた。

「子供を捻る大人。願わくば早期に決着がつかんことを……ですか」
KBAM!CLINK!
「ヌ、ヌウーッ!」
体を拘束されたガリバーめいたそれにアイゴアがショットガンを無慈悲に射撃。そして排莢。この一連の動作を淀み無く行いながら、再び近接の間合いから離れた。

「…ちょっとグリムリバー=サンの具合が良く無さそうか…?」
あれだけのジツを維持するのは難しい筈…不安を感じつつも、アイゴアの放つ見事なショットガン掃射をレイジーメッセンジャーはやや離れた間合いから見ていた。

「ウォーッ!」 もはや転げまわるようにしつつも、超大型の火炎放射器を赤熱した鉄塊めいて振り回すフレイムスロワー!この段になっても一人でも地獄に引きずり込まんとする気迫!

ターン4 アトモスフィアHARD突入!

決着なるか!

◆手番:シザーリオ◆

◆移動 ☆◉忍び寄る刃で轢殺しフレイムスロワーに『崩れ状態』付与
◆攻撃 アドレナリンブースト及び即応ダイス4個を使用し捨て身の滅多突き! 精神力2→1
2d6>=2[=6] = (2,5 :成功数:2)
3d6>=2[=6] = (2,3,4 :成功数:3)
3d6>=2[=6] = (2,3,3 :成功数:3)
3d6>=2[=6] = (6,6,5 :成功数:3)
3d6>=2[=6] = (5,2,1 :成功数:2)
全命中!轢殺含めて1ダメージの6連攻撃!

オール・オア・ナッシング!

グリムリバー:いけーっ!
アイゴア:コロセーッ!

◆フレイムスロワー 回避2+緊急回避3の4ダイスで決死の回避!1発は確定命中!
1d6>=4 = (3 :成功数:0) 轢殺命中!
1d6>=5 = (2 :成功数:0)
1d6>=5 = (6 :成功数:1)
1d6>=5 = (2 :成功数:0)
1d6>=5 = (6 :成功数:1)
合計4ダメージ!
フレイムスロワー 体力3→-1 爆発四散!

ゴウランガ!暗黒西洋剣術、ここに極まれり!

NM:死
レイジーメッセンジャー:文句なしのキリングブロー!
アイゴア:死……
グリムリバー:針串刺しの刑だッ!
レイジーメッセンジャー:これで全員一忍一殺な?(筆者注:レイジーメッセンジャー→ゲイザー、アイゴア→デッドメドウ、グリムリバー→デッドボール、シザーリオ→フレイムスロワー)
アイゴア:なんかデッドメドウくんは一時生存したのでアイゴアはノースコアだ!
レイジーメッセンジャー:…まあ事実上のワンキルで!
グリムリバー:コメディリリーフのようでいて最後の最後でバッチリ決めきるシザーリオ=サン好きになっちゃう
アイゴア:ね!
レイジーメッセンジャー:最後の決め具合がスバラシイ!

目を閉じ集中したシザーリオは致命の一撃を半身で躱す!
「さて………では お見せしようか このシザーリオの  華麗なる剣劇を!」
「どれ、オテナミ・ハイケンっと…!」
「ふーん」アイゴアは弾切れのショットガンを投げ捨てながら、レイジーメッセンジャーはケムリダマの帳を払いながらシザーリオの剣戟を観察する。

口上を高らかに叫んだシザーリオの左腕がしなり、無数の連撃がビッグニンジャの急所を穿っていく!
SLASH!「グワーッ!」両目!
SLASH!「グワーッ!」鼻!
SLASH!「グワーッ!」口!
SLASH!「グワーッ!」喉!
SLASH!「グワーッ!」心臓!
SLASH!「グワーッ!」両手健!
SLASH!「グワーッ!」腹!
SLASH!「グワーッ!」股間!
SLASH!「グワーッ!」太もも!
SLASH!「グワアーッ!!!」足首!
シザーリオの目にもとまらぬ連続刺突がフレイムスロワーのあらゆる部位を同時に貫いた!

「これでよかったはずなのだ……これで……サヨナラ!
フレイムスロワーは爆発四散!

「これにて一旦幕は閉じ………ボク達と オカメ・シンジケートとの死闘の続きは  第二幕のオタノシミってやつさ」
血払いをすませ納刀したシザーリオは深々と一礼した。雅なる立ち振る舞いであった。
「(オカメ・シンジケートが正式採用されてしまった……!)」アイゴアはやや羞恥に顔を赤らめた。
「ハイ、オツカレサン、と…初めからそのワザマエを見せてくれよなぁシザーリオ=サンよぉ…」 レイジーメッセンジャーはワキザシ・ソードをコツリと納刀した。
「はー……うん、終わった……」 グリムリバーも意識を保っている。ヌバタマの巨人の掌に抱き抱えられたまま身体を横たえたまま呟く。

戦闘終了 / エンディング

あなたたちは美術館を襲った不届き者たちを抹殺し、その日は何の問題もなくオオモノミ詰め所まで戻った。

アイゴア:その日"は"
レイジーメッセンジャー:おっとぉ…!?
グリムリバー:おや?

◆3日後◆
「ドーモ、チェインボルトです」
あなた達の前にはザイバツマスター位階。チェインボルト。
当然、オオモノミというある意味では出世街道から外れた者たちの吹き溜まりに、キョート城付きのチェインボルトが来るなどと言うのはかなり『なにかある』事態だ。
当のチェインボルトも神妙というよりは、面倒ごとを押し付けられたという風であった。

「ドーモ、チェインボルト=サン  お疲れのようですね 紅茶でもいれましょうか 貴方には 常日頃の底抜けに元気な顔がよくお似合いですからね」シザーリオがもてなしのチャを用意しようとする。
「オット…ドーモ、レイジーメッセンジャーです。何の御用で…?」 流石のレイジーメッセンジャーも無礼を控える。チェインボルトの”面倒さ”を知っているからだ。
「…………」 グリムリバーは最初のアイサツ以降口を開いていない。下手に動くと面倒なことになると教えられているのだ。
「ドーモ」アイゴアは周囲の面々を見て、先日の件かと嫌な予感がよぎる。

「いや、今回は仕事で参ったのでな……私も多忙故、申し訳ないがチャを啜っている時間など無し」
「それは残念だ 後でオイランでも派遣「先日の美術館襲撃の件であるが……めんどうなことが発覚した」………おっと」
「あの美術館の宝物庫の『以前の』管理責任者を知っておるか?知らんであろうな」
「申し訳ありませんが 寡聞して存じませんね」
「イイエ、存じませんが…」シザーリオもレイジーメッセンジャーも知らぬ。
「…………」グリムリバーは無言を貫き続ける。
「…………」アイゴアはチェインボルトを"事故死"させるプランを検討し始めた。

「……あの宝物庫の以前の管理責任者は『トランスペアレントクィリン』=サンだ」
トランスペアレントクィリン。グランドマスター位階にありながらザイバツを出奔した裏切り者。
◆◆◆◆
ここで各PCのニューロン値でトランスペアレントクィリンを知っているかのダイスロールを行った所、シザーリオ=サンだけ知っているという事になった。
◆◆◆◆
「そしてお前たちの仕留めたデッドボールとフレイムスロワーなるニンジャ。やつらはキョートから電車を通じてキョート外に荷物を発送していたこともわかった。おそらくはその荷物から目をそらすための、捨て身の足止めであったのだろう」
「ほぅ………あの御仁………いや、あの裏切者の遺物でしたか」シザーリオは事の重大さを理解した。一方でレイジーメッセンジャーにとっては初めて聞くニンジャネームであった。
「失礼ながら、初めて聞く名前です。どんなお方なのですか?」 オオモノミのニンジャ達は知っていても、ザイバツ本陣のニンジャは知らぬ。
「ザイバツのグランドマスターさ 、ね」
「…ゲェッ、グランド…それも元っ!?」 流石の彼も格の違いを理解した。
(……やっぱり足止めが目的……でも、盗られたものがない?……美術館そのものが隠れ蓑だった?)グリムリバーは状況の整理を始める。
「(なにか甘いもの食べたくなってきたな)」一方でアイゴアは神妙を装いつつ、その実、気も漫ろである。

「……この件は既にロードの耳にも入り、『ヤンナルネ』とのお言葉だ。パラゴン=サンはオオモノミ部隊にこの件の継続調査を命じておる
「…………」アイゴアの笑みがやや引き攣った。
「そして、オオモノミの出番って訳ですね...」 レイジーメッセンジャーは誰にも聞こえぬ小声で面倒になって来たぞ…と漏らした。

「では、そういうことだから。しかと伝えたぞ」
チェインボルトはそう言って、足早にオオモノミ部隊の詰所から去ろうとする。余り長居して自分までオオモノミ部隊入り、あるいはオオモノミとの連絡役にされてはたまらないからだ。
「…………」 グリムリバーは無言のまま、目の奥の「面倒だ」という感情をどうにか押し隠そうとした。
「ワカリマシタ。ガンバルゾー!」 一応のバンザイ・チャントで、レイジーメッセンジャーは一応の忠義を示した。

「ご通達ありがとうございます では、オタッシャデ」とシザーリオが声を掛けた段階で、チェインボルトが思い出した様に言葉を発した。
「おっと、忘れておった。例の荷物が送られた先。それは……」

「オオサカだ」

NMより次回シナリオの作成予定が告げられた!

NM:◆美術館襲撃犯掃討◆おわり
PL一同:オツカレサマドスエ!

あとがき

本編とは別ですが、熱量が余ったのでサイドシナリオのリプレイを作成しました。
筆者のPC含め前回とはキャラクター性も戦略も異なる所から、この複数人キャンペイグンの幅の広さを感じ取って頂ければ筆者としては嬉しい限りです。
執筆時点で既にオオサカ編の募集があり、予定人数を超過している事から続きを書けるかは怪しいですが、もし選ばれたのであればそのリプレイも執筆時点したい所です。
そして本編第二話が9/23の週から開始されると告げられましたので、次回のリプレイはそれ以降になると思います。自分もNMしてNM報酬を受け取ったり他の趣味をしたいのだ!どのようなメンバーとイクサを共にするのか、楽しみでなりません!
以上でリプレイを終了致します。ここまでご覧頂きありがとうございました!

2024/09/14 パラ
Special thanks:まいせるふ=サン (表紙のオオモノミエンブレム作成者)


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