「ガラスの洋館」は、わたし自身・・・?!
【わたしのヒプノ体験談】
ヒプノを受けた翌朝など、
目覚めたときに、
「ヒプノで見たアレは、、あーーー! そういう意味かっ!!!」
と気づくことがあります。
夢の中でいろいろ追体験して整理されるのでしょう。
ヒプノ中は、緊張していて気づかなかったり感動が薄かったりしても、
潜在意識は動いているので、
リラックスタイムにいろんなメッセージや感動が届きます。
たとえばこんなことがありました。
ヒプノのセラピスト養成講座で、
ヒプノ歴3回目ほどだった私は、なかなか変性意識に入れず、
セラピストを困らせたセッションがありました。
イメージの中で私は、
太陽の強い光に照らされた建物の前に立って、
建物を見上げていました。
2階建ての全体的にガラスを多く使った洋館。
素朴なヨーロッパ調の綺麗なその家は、噴水を誂えた庭があり、
日差しが入る場所はとてもキラキラとして明るい。
しかし玄関扉の中に入ると、内側は薄暗く、オープンキッチンは霞がかかったようにグレーで詳細が判りません。
うっすらと人が立っているのはわかるのですが、誰かわかりません。
ロールプレイングゲームの主人公を動かすように
ぐるぐるとあっちこっちを見てまわっても、明るい部分はよく見えるのに、
暗い部分は見えない、不思議な2トーン構造という感じ。
セラピストさんがあらゆる方法で暗い部分を探ってくれても、
私は「見えません」「動きません」「わかりません」と、
セラピストさんを困らせました。
先生からセッションを受けるコツをアドバイスしてもらって、
なんとか、暗闇の中から一冊の本を見つけました。
本を手に取ると、本ではなく、本型の箱で、中に鍵がありました。
そこでそのセッションは時間切れ。
そこから半年後。
ヒプノのセッションを受けているとき。
イメージのなかで、私は実家の母が寝ていた部屋にいました。
本棚から一冊の本を取り出したら、
本ではなく、本型の箱で、
中から鍵が出てきました。
鍵に合う鍵穴のついたドアを探して、
ドアの中に入ると、
あの、例の洋館のキッチンに入りました。
鍵は洋館の裏側にあるキッチンの勝手口の鍵だったのです。
キッチンには、女性が立っていました。
私の育ての親、実家の隣のおばちゃん「ちゃあちゃん」がいて、
「あこちゃん♪待ってたで〜」と
満面の笑顔で迎えてくれました。
セッション中は気づかず
翌朝、目覚めたときに、やっと気づいたのです。
「あー、なるほど、
洋館は私の潜在意識なんだ!!!
前回は全く入ることができなかった部分に、私は入ったんだ・・・」。
そう気づくと、深い感動が押し寄せました。
時間を経て、ヒプノは面白いものを見せてくれるものです。
潜在意識が仕掛ける伏線というか、伏線回収というか、
ドラマを見ながら「あーーーー!!!!あの時のアレは、そういうことっ???」とガッテンがいく瞬間のような楽しさも、
ヒプノには多々あるのです😊✨。