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かるくても



星野富弘は頸髄損傷で手足がきかず
寝たきりで 母親に目の前に
スケッチブックを持って貰って
やっと口で字を書き やっと一輪の花を描き
そして作った「花の詩画集」
その中から  かるくても


かるくてもいいじゃないか
新しい雪の上を
あるくような もの
ゆっくり歩けば
足跡が
きれいに 残る