心の破片

吉田拓郎  心の破片

確かにね 拓郎を文学的にどうこう言っちゃうと
どうかなぁと思いますが あれだけ信者がいるのは
それだけ魅力がある証拠だし 私は大好きです

でもなんといっても
今一番好きなのは これなんです
うーん やはり詞は他の人が書いた方がいいのか(爆)


    心の破片(かけら)

      歌:吉田拓郎
      作詞:松本隆
      作曲:吉田拓郎


鳶色の乱れた髪が
僕を今抱いてるんです
柔らかな空気のような
哀しみを切なさを瞳に感じます

この世の果ての岸辺へと
うち寄せられた夜明けなんです

このごなの心の破片
ああ生きていて、生きててよかったと
こなごなの心の破片
綺麗な声で泣くんです
綺麗な声で泣くんです

誰だって自分守って
精一杯生きてるんです
でも君はぼくの魂
救おうと か細げな手を差しのべました

マニキュアの月くいこませ
窓に流星降っていました

このごなの心の破片
無数の数の、無限のため息が
このごなの心の破片
天使に変わり舞うんです

このごなの心の破片
君の背中は、背中は弓なりに
このごなの心の破片
ぼくに愛の矢を射るんです
ぼくに愛の矢を射るんです