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1ℓの涙

1リットルの涙の再放送を
以前ずっと見てて
毎日泣かされてばっかりでした

病気になって失ったものはたくさんあるけど
得たものもあるという話
確かにそうですね

実際まず第一に
以前だったら響かなかった言葉や感じなかった思いを
いっぱい感じ取るようになってしまったし

私はずっとこの人よりは幸せです
日々どんどんとできなくなることが増えて
最後にはこの主人公は亡くなっちゃうわけだし

そもそも私はこの年頃は
普通に高校生生活を送れたわけだし

ただそういう「比べる」ということは抜きにしても
思い当たり考えさせられることはたくさんあります

他人にあるいは家族にどれだけ迷惑をかけているか
知ってしまうその重さや
昨日までできていたことができなくなったとき
どんなに嘆いたって泣いたって
元には戻らないと思い知ったとき

それを受け入れて
自分の現状を受け止めて
それでできること
それで生きていく道を自分自身で見つけること

私には多分それができていない

動けない自分への苛立ちや
できていた頃の自分への郷愁や
普通にしていられる周りの人への妬みや
自分をこういう状況へ追いやった人への恨みや
日々 そんなものに振り回されている自分

このドラマを見ていると
そんな自分にいやでも気づかされて

自分がこの人に比べてどれだけ幸せなのか
それ以上にもっともっと不幸な人がこの世にどれだけいるか
そういうことも気づくことは大事だけど

「上」を見ても「下」を見ても
そんなものはきりが無いことで
それによって 比較によって自分の幸せ実感したって
それがなんになるんだろう

今の自分を受け入れること
今の現状を認めること
その中で生きてる今の自分を好きになること
多分それが一番大事なこと

自分を好きになれなかったら何にも始まらない

そんな事をこの番組を通して毎日感じさせられていました

まだまだ私みたいな未熟者には難しいけど
少しずつでもそんな風に
自分の現実をしっかり理解して
受け止めて
そこから始まる新しい自分を愛していけたら

愛していけたら 素敵だよね

ついでにだから 誰か愛して(。・_・。)ノ