🈞 1人の男性の話
過去に何度か書きました
見飽きた方 飛ばして下さい
私が20年前事故に遭った時 事故の示談金というか
まあ手切れ金ですよね 要するに
それを1000万貰ったと人に話すと いいわねー
1000万なんて凄いわねーとか言われちゃいますが
要するにそれに値するかそれ以上の怪我を負わされた訳で
いいも何もない 私の体の対価です
そんな物あっても私の元の体は買えない
まあ それが分かって居たからこそ 主人の会社に
みんな出しちゃったんですけど もう終わりにしたかったし
でも相手側は違うと思うんです 1000万に値する怪我をさせ
金払ったからいいだろうは 無いと思うんです
私は私に怪我をさせた相手を知りません 見舞いにも来ないし
ただの1度も謝罪にも来ませんでした 全部保険屋任せ
私もまあ そんな奴に会いたい訳でも無いからいいけど
でも 人としてどうなのよ っては思います
事故があった日 警察官に尋問されている相手 多分大学生
そこに主人が向かって行って 思い切りぶん殴ったそうです
娘が「お父さん もうやめて」そう泣きながら叫んだほど
そこに居た警察官に取り押さえられて 終わったそうですが
意識がしっかりしてから その話を娘から聞いた時
元亭主を「よし よくやった」密かに褒めたたえました(爆)
人の感情 人の常識 色々ありますけれど ごく単純に
悪い事をしたら謝る コレあたり前の事では無いでしょうか
19年 ほぼ20年になりますが 相手ももう40過ぎの大人の筈
あの時の事をどう想って居るのでしょうか
もう既に彼の記憶には 残ってもいないのでしょうか
人として生き方を考える時 いつも頭の片隅に浮かんで来る
顔も見た事のない 1人の男性の話でした