🈞 あなたのてのひら
前にも何度も書いたけど
私の持っている詩集の中に
星野富弘の「あなたのてのひら」
という一冊が有ります
星野富弘は頸髄損傷で手足がきかず
寝たきりで 母親に目の前に
スケッチブックを持って貰って
やっと口で字を書き やっと一輪の花を描き
そして作った「花の詩画集」
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背中 星野富弘
自分の顔が いつも見えていたら
悪いことなんか
できないだろう
自分の背中が いつも見えていたら
侘びしくて
泪がでてしまうだろう
あなたは 私の顔を
いつも見ている
私の背中を
いつも見ている
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あなたの手のひら 星野富弘
立っていても
倒れても
ここは
あなたの手のひら
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小さな実 星野富弘
私にできることは
小さなこと
でもそれを
感謝して できたら
きっと
大きな ことだ