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  Ⅰ
から  から
蒼空

いまが
あたしの  時間なら
おてんとさまは
いますこし
あたたかで   ありましょうに

   Ⅱ
君のために
ことば  書き記すこと
できるのは
いますこし
あったかの  とき

どっさり  昔に占領されて
ひや ひや
冷たい
君の    目まで

   Ⅲ
くるくる
めまい

冷えた心に  言葉が回る
回るあたしの 眼と頭
誰かの腕に 縋れるのなら

おてんとさまは
いますこし

やさしかったで  ありましょうに