傾斜 11 あこ 2024年11月24日 21:34 どこをどう探してもカバーのみ本人歌唱が見つかりませんでしたどなたか見つけた方 教えて下さい 傾斜 歌:cover 作詞作曲:中島みゆき傾斜10度の坂道を腰の曲がった老婆が 少しずつのぼってゆく紫色の風呂敷包みはまた少しまた少し 重くなったようだ彼女の自慢だった足はうすい草履の上で 横すべり横すべりのぼれども のぼれどもどこへも着きはしない そんな気がしてくるようだ冬から春へと坂を降り 夏から夜へと坂を降り愛から冬へと人づたいのぼりの傾斜は けわしくなるばかりとしをとるのはステキなことです そうじゃないですか忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか悲しい記憶の数ばかり飽和の量より増えたなら忘れるよりほかないじゃありませんか息が苦しいのは きっと彼女が出がけにしめた帯がきつすぎたのだろう息子が彼女に邪険にするのはきっと彼女が女房に似ているからだろうあの子にどれだけやさしくしたかと思い出すほど あの子は他人でもないみせつけがましいと言われて抜きすぎた白髪の残りはあと少し誰かの娘が坂を降り 誰かの女が坂を降り愛から夜へと人づたいのぼりの傾斜は けわしくなるばかりとしをとるのはステキなことです そうじゃないですか忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか悲しい記憶の数ばかり飽和の量より増えたなら忘れるよりほかないじゃありませんか冬から春へと坂を降り 夏から夜へと坂を降り愛から冬へと人づたいのぼりの傾斜は けわしくなるばかりとしをとるのはステキなことです そうじゃないですか忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか悲しい記憶の数ばかり飽和の量より増えたなら忘れるよりほかないじゃありませんか #中島みゆき #傾斜 11