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まず語学を学ぶ必要性を作ろう
私の子供は生まれてすぐから英語と日本語のバイリンガル教育をして行きたので、両方とも同じレベルで喋れました。
生後6か月くらいから、イギリス人やオーストラリア人のベビーシッターに預けていたので、別の部屋で仕事をしたり、出かけている間、ベビーシッターとベビーはミルクや食事やおむつかえ、絵本の読み聞かせ、遊びの全てにおいて英語でコミュニケーションを取る必要がありました。Open your mouth! とか言われて食べさしてもらったり。ベビーにとっては英語はその場のサバイバルツールです。
ワーキングホリデーで来ているイギリス人やオーストラリア人は合法的に雇用できます。
これから英語を学ばせようとする時、子供にとって英語の必要性を痛感させる機会を与えると効果的だと思います。英語に限らず、子供自身が必要とかカッコいいと思わないことを学ばせることは大変効率が悪い。
スペインから友人家族が未就学児の子供三人と来て、理化学研究所の家族寮に滞在していた時も、みんなで遊びに行きました。そのスペインの子たちは、同年齢のうちの娘達を含めみんなが英語で話して、通じ合っていて、自分たちだけが、みんなの話についていけないという状況を初めて体験しました。
日本に来る前は、親に幼児英語教室に連れて行かれても、ちっとも身が入らなかったのに、それを境にすっかり英語の勉強に励むようになりました。成長した今はみんなイギリスの高校や大学で学んでいます。
私の姪も小さな時から、バイリンガルの従姉妹たちを身近に育ってきましたので、自分も英語で喋りたいと自然と思うようになりました。5才から私が英語を教えると、どんなに他の習い事で忙しくても、疲れていても、続けたい、もっと教えて欲しいと頑張りました。公立小学校中学校へ進み、英語は常に得意科目で、中学生の間に英検二級を取得しました。
ホームステイの外国人を家に迎えたり、家に外国人を招いたり、海外に自由旅行で行ったり、日本にあるインターナショナルスクールのサマーキャンプに入れたり、現地のサマーキャンプに入れたり、英語を話さなければならない場を作る方法は実はいくらでもある気がします。
お子様に英語を習わせる時に、何か良い気づきの場を与えてあげられると良いですね。