シンプルQRコード決済アプリが待たれる
案
この3項目しかできないアプリが欲しい。
「QRコードを撮影して決済」
「自分のコードを表示して決済」
「アプリにチャージする」
※広告エリア無し、運営通知はサービス障害のみ。
交通系ICはUI変動が小さいことが強み
交通系ICの電子マネーは「ICカード」という統一されたサイズで、チャージ方法や利用方法も同じであることが圧倒的な強みである。
特に利用方法においては登場当時から現在まで変わらないのは強い。所定の場所にICカードを当てることで利用でき、直感的にわかりやすい。
また、チャージ用の方法はいくつかあるが、鉄道会社の券売機はUIが変更になることがあり利便性が損なわれる時期がある。ただし変更の間隔は非常に長いため慣れる前に変わることはないと言えるだろう。
これらはQRコード決済が勝てない要素で今度も決して勝つことはできない領域だろう。
QRコード決済の生き残る道は究極にシンプルなUI
現在のQRコード決済アプリは機能を詰め込み、UIの変更間隔も短い。また、広告が散りばめられており、不意のアクセスが避けられない。これはユーザーに優しくない設計といえる。
例えば日本で利用者の多いアプリと言えばLINEだが、これも広告が表示され、さらに公式通知が友人やグループと同じ扱いで通知してくるのはユーザーに優しくない。
そこで、QRコード決済アプリは「決済」と「チャージ」に限定したシンプルなアプリの提供を望む。近しいもので例えるとドコモのらくらくホンで、これのシンプルさを突き詰めた設計が最高だ。
JPQRでQRコード決済の利用方法が統一されることで、アプリのUI/UXがユーザーのつなぎ止めの肝になるだろう。だからこそ、使いたくて使う人は今のアプリでよいが、単純に日常の決済に使っても構わないかと考える人には冒頭で述べた機能だけのアプリが欲しい。