日本語学習支援ボランティア養成講座での学び
日本語学習支援のボランティア養成講座に3日間通うこととなり、先日その初回講座があった。
その中での学びをアウトプットすることで理解を定着させたいと思う。
・日本の教科書学習:背景には日本文化の影響が大きい
1点目は言語学的なものではなく、学習支援をするにあたっての注意点などを聞く中で印象に残った内容。
日本語教育といっても相手が会社勤めの人か、子供たちか、主婦かなどによって、使う場面が異なり教える内容やレベルは異なる
その中で、子供たちへの指導の場合、日本の学校で学ぶことは日本文化に親しみがある前提で作られており、親の都合により日本へ来た子供たちは特に馴染みにくいという。
例えば、社会の授業では当たり前のように日本の地理について学ぶし、歴史ももちろん日本史を学ぶ。
また、一見影響のなさそうな理科においても、扱う植物がタンポポである点など日本での学習という特色が出ているそうだ。
そのため、日本語の理解という一つ目のハードルを越えられたとしても、内容の理解がスムーズにいかない場合があるということを想定した上で学習支援に取り組むべきでるという。
塾講師の経験が学習支援では有利に働くだろうと予想していたけれど、もっと別の視点から見ていく必要があると感じる。
1点目が長くなったので、残りのテーマは別の記事で詳しく。下記は予告のみ。
・モーラの等時性とは?
日本語の拍のはなし。基本は1文字1拍。
マクドナルドとカタカナで発音するとき、すべての文字の長さが均一。
一方英語では!?
・子供の言語の定着について
母語が定着するのはおおよそ10歳といわれているそう。
それ以前に、母語と異なる言語を覚えようとすると、どちらも中途半端となる可能性がある!?
ただし、実験出来ることではないので推測だという。
以上、学びのアウトプット(1)&予告編でした。