エルマーと16ぴきのりゅう
今日は家の玄関にある本棚の中から、
「エルマーとりゅう」を紹介します。
とても有名なこの本、実家から持ってきて子どもが小さい頃から読んでいた本の一つです。
小学生になり高学年、中学生になった最近は本棚に並んであるだけでした。
それでも2回だけ、最近「この本読んで」と子どもが持ってきました。
どんな時に子どもはエルマーを読みたくなったのか??その時のことを書きたいと思います。
1回目は中学生1年の息子が3月卒業前に学校に行きたくないと泣いた日の朝、少し落ち着いて10時頃にこの本を選んで読んでいました。一緒に読もうか?と声をかけると、嫌がらず、「読んで」となり一緒に読みました。
その後それぞれが同じ部屋で別の本を読んで、静かな時間を過ごしました。
今思い出しても、大事な時間だったなと思います。
学校は休むと連絡した後で焦る気持ちは通り越して、穏やかでホッとした時間でした。
2回目の登場は、5年生の息子が自然学校で4泊5日の出発の朝、いきたくないよ、寂しいよ、と泣いて玄関で過ごしていた時に、「この本読んで」と持ってきました。
読むとすぐ初めのページに
「やさしくて、とっても大きなかあさんと、とうさんに、とうとうあえるんだ。」
と書いてあります。
今から出発する息子の寂しい気持ちと、乗り越えた後に待っているワクワクの気持ちをこの本が分かってくれている気がして、その時は応援する気持ちで読みました。
2段落くらい読むと区切りをつけて、また帰ってきたら読もうね、と約束して、自然学校に出発することができました。
この時もとても大事な時間をこの本と子どもと過ごせたなと思います。
今は自然学校から帰ってきて1週間ほどたちますが、久しぶりに、寝る前の読み聞かせが再開しています。好きなところまで自分で読んでいますが、途中から1〜2段落私が読んで、寝るというリズムができています。
私には久しぶりでとても嬉しい時間です。
離れてみて、忘れていた、やり残していた時間を思い出した感覚です。
息子はどう感じているのかな?
シリーズの
・エルマーと16ぴきのりゅう
・エルマーとりゅう
・エルマーのぼうけん
を読み進めています。
また別の本も紹介したいと思います。
読んでいただきありがとうございました📙🌸