【自分軸】がよくわからなかった私が、それに気づいて、うまく使えるようになるまでのお話し。

世の中、【風の時代】が浸透すると同時に
【自分軸】という言葉も浸透するようになった。

「これからは【自分軸】が大事よ」
みたいな使い方で。

私は長いこと、この
【自分軸】
がどうもうまくイメージできなかった。

自分の考え、
自分の意見、
自分とは何か、
自分は何者か、etc・・

上手に「こうです!」と言えなかった。


なぜなら、
これまでの人生、

他人の顔色をうかがうことの方が圧倒的に多かったから。

・「お母さんが喜ぶから」
・「お父さんがこうしろと言うから」
・「クラスで流行ってるから」
・「会社の方針だから」
・「世間一般はこうだから」
・「ふつうはこうだから」
・「夫が嫌だと言うから」

時代もあったんだと思う。
家族や周りの人、環境、世間、といったものに、ずっと振り回されていた。

特に最後のもの、ね。

元夫と付き合い始めてから別れるまでの
まるまる10年間は、これが顕著だった。
元夫に嫌われたくない一心だった。
結婚生活は、完全に自分を失っていた。

そして、その結果、
【適応障害】と、重度の【円形脱毛症】
心身ともに、病んだんだ。


そこから私の人生は”リスタート”した。

感情すら湧かなくなるほど自分を失っていたので

まず最初にしたことは、

【私はいま、何を感じてる?】

に”気づく”ことだった。


いま、

私は

楽しいのか、楽しくないのか、

イライラしているのか、怒っているのか、悲しいのか、

なんとなく嫌な感じ、なら、

いまどうなれば、それが無くなるのか、を考えてみた。


≪いま≫自分はどう感じてる?を、まず味わう。


そこから、ようやく

(私はどんな時間を大事にしたい?)
(私は何をしているとき、誰といるときが一番ほっとできる?)
(私は何をするのが苦手?何をされると、嫌な気持ちになる?)

ひとつひとつ、自分と会話をした。

それから、

(わくわくっ、キュンッとするときは、どんな時?)
(時間を忘れるくらい没頭できることってなんだ?)
(人に褒められたことって、何があるっけ?)

を思い出していく。

すると、

・子どもとお絵かきや工作をしている時間が楽しい
・細かーい手作り、手芸は、寝るのも忘れて没頭できる
・文章書くの、褒められたことあるね
・星占いやスピリチュアルの話、子どもの頃から大好き
・健康にまつわるウンチク、いくらでも語れる
・一人の時間、やっぱり必要
・恋愛ものの本や漫画を読むの、やっぱり好き

と、次から次から、思い出してきた。


これだよ、これ!

何かを考えるときに、

【子ども目線】
【手作り目線】
【占い・スピリチュアル目線】
【健康目線】

で、物事を考える。


これが私、

これが、私の【自分軸】。


この【自分軸】に気づけたことで、
相手の【軸】にも気づくことが出来る。

そうすると、
真っ向から違う意見をぶつけられたとしても、
変に傷ついたり、自信を無くしたりせずに

(なるほど、あなたはそういう【軸】を持ってるのねー)

(ほー、そんな【軸】もありますか。)

と、一歩引いた目線で、意見を受け入れることが出来るんだ。


この”一歩引いた目線”って、
【風】の星座、水瓶座の得意とするところ。

「共感はしても、同調はしなくていい」

ほら、【風の時代】っぽいでしょう?


ここを読んでいるあなたも、もしかしたら、昔の私のように、
「【自分軸】って何??」
「【自分軸】を作らなきゃ!!」
とか思ってるかもしれないけど

大丈夫、

【自分軸】は、もう、あなたの中に、ちゃんとあるから。

まずは、≪今≫を感じることから、始めてみて。

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