風の時代は、【出すぎた杭】になっていい時代。

目の前に1冊の本があるとする。

科学者はこんなことを思う。
表紙はどんな素材か、
紙は何が使われているか、
インクの成分は何だろうか、と。

文学者はこんなことを思う。
誰が書いたのか、
何か書いてあるのか、
どんな文字で書かれているのか、と。

心理学者はこんなことを思う。
書いた人の、読んだ人の、
心の動きはどんなだろうか、と。

スピリチュアリストはこんなことを思う。
これを読んで感じたことで
前世の記憶や、与えられたカルマが、何だろうか、と。


同じものを見ていても、
思うこと、感じることは、
当然
一人ひとり、違う。

10人いたら、10人違うし、
目に見えるものから見えないものまで、
それぞれ「思い」があり、「考え」がある。

また

長らく
「”目に見えるもの絶対主義”時代」
だったけれど

「”目に見えないものも、ありだよね”時代」
がもう始まっている。

そして、

それぞれが相容れ、お互いを認める時代も、始まってる。

「白でないとだめだ!」というわけでもなく
「黒だよね?黒でしょ?!」と強いるわけでもなく

「うんうん、そういう考えもあるよね。でも自分はこう思うんだ。」

という、

【共感】はしても、【同調】はしなくていい。

そんなスタンスでも、
うまく回っていける世の中になるんだよ。

それが、個の時代、

つまり

【風の時代】


一冊の本を目の前に、
たくさんの視点や考え、思いを知って、
認め合う。

今まで打たれる杭になるかも、と
言えなかったことだって、
自分はこう思ったよ!と、
堂々と言っていいんだよ。

出る杭は、もっと出ていい、時代なんだから。

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