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あの頃じゃねえ 一番強いのは今だぜ（波乱万丈な社会人直近10年：前半戦）

コロナンテ（Work&Life・Renovation主宰）
この想像の上　現実と夢　狭間埋める　自分にbet　必ず出来る　あの頃じゃねえ　一番強いのは今だぜ

さっき、ふとこんな↓ツイートをした。
なぜだろう。正直数分前ながらちゃんと覚えていないけど、知人のツイートで観た内容に引きずられて、「私、ここまで辿り着いたよな」と思ったからかな。

と、同時に、冒頭に引用＋タイトルに掲げたリリックが脳内に浮かんだ。

日本語ラップで、人生で楽曲単位で一番ぶっ刺さって、今でもその刺さったキズアトが、いい意味で私の心にがっつり残っている、心から大好きな般若さんの大HITチューン「あの頃じゃねえ」のHook（サビ）のリリック。

あー、脳内に歌詞が浮かぶたび、毎週聴き直すたび、キズアトが疼く。。。（いい意味だけど厨二病風）

じゃ、この曲をYoutubeでループ再生しながら、リリックを文字で観ながら、思い浮かんだことをつらつら書いていく。他の人の尊厳等にも関わるため、墓場まで持っていく予定のこともあるので、言える範囲で。

今は匿名だけど、仮に関係者に本人と照合されたとしても、言える範囲で。

Intro:  金も仕事も仲間も全部 うまくいかねぇ いつまで耐える？(前半戦：2011夏-2015年春の総括)

これからの私の文章の前半部をまとめると、楽曲の出だしの般若さんの以下リリックをほぼまんまサンプリングして、見出しのように言えるかな。

敢えて先に、私のリリック前半戦の総括イントロも添えてー。

自己判断で負債請け負って月15万以上支払うために食事も睡眠も取れず、続いてトリプルワークにした結果、月400時間以上働く日々で、仕事の出来も評価もボロボロ。
だけど辛さや苦しさという、ほとんどのネガティブな感情を発生させないようにして、なんとか将来に向けて生きてた。過労で倒れ、2014年夏にダブルワークに絞るべく”暫定”転職。そこから一気に好転。

って感じだった、という話だよー。さっさと次にすすむねー。

取り残された　俺はだせえよ 例えば
周りの成功に興味がねえってツラして　日々殺された
毎日挫折　あいつが売れた ああそう
挙句 金も女も仲間も全部　うまくいかねぇ いつまで耐える

Hook①:  あの頃じゃねぇ 一番強いのは今だぜ(2020現在)

・・・と、頭出しをしたところで、この曲の流れはHook（サビ）になる。
だから、今の目線で、本稿タイトルにも掲げた以下Hookのリリックをまんまサンプリングした内容を見出しにしてみた。

イントロの内容だけでも、今の私が”あの頃じゃねえ”とタイトルでサンプリングして言いたくなるのも伝わるかなー？

と、ここまで読んで頂ければ十分な構成にしているけど、興味あれば以下詳細なお話をお読み頂ければ・・・

十 ゼロくらい不利だぜ　皆も言うよ 無理だね
日本人な まじだせえ　ありがとう 飽きたぜ
この想像の上 現実と夢　狭間埋める 自分にベット
必ず出来る あの頃じゃねぇ　一番強いのは今だぜ


1st verse: さんざんやられた 貯金も奪われた 相当に廃れた ハッキリ言うよ 疲れた(2011夏-2013春)

正確に言うと、”やられた”、”奪われた”という被害者意識じゃなく、結局は「私自身の意思決定等」で、貯金が全額なくなって、数百万円の負債を背負うことになった、って話だよー。

2011年当時の私は、業界最大規模のIT企業勤務の社会人3年目。
当時かなり先端的な事業がローンチしてからの運営/企画担当として、後にIT業界で大活躍する人も数名含むような社内でマジで優秀な人ばかりが集結した事業に、「ライオンの群れの中のウサギ」的に、移勤で配属された私。

そんな中でバリバリ働く中、「実際の業務」とは別のところで、ADHD的な困り事が重なった「極悪コンボ」により、大事件を起こしてしまう。私も上司もボーナス減額。本当に色んな人に迷惑かけた。顔が向けられなかった。

更に、”弱り目に祟り目”に、事業全体も大きなトラブルが頻発。
事業をなんとか立ち直らせようと、事業の社内外の信頼を取り戻そうと、何より私自身が迷惑をかけたことを取り返そうと、必死で働いた。当時の状況の私を見て、周りからも本当に大変だったと言われるけど、いい意味で凄くエネルギッシュに働いていた。

そうなると、ライオンのみなさんも、「コロくんはこの事業のマスコットだね」と、一応他者思いで愛嬌はあるウサギな私を可愛がってくれるようになった。

ただ、本当の大波はここからだった。

まずは、プライベートでも不思議と正直”巻き込まれ”気味に、かなり問題が頻発した。何かというと、一般的に「怪しい話」と言われることを、面白い位見事に、この時期相当集中して一通り経験した。

そして、とどめ。とある大事な人の金銭的苦境（負債）を、背負った。詳細は言えないけど、これは自己判断だ。

結果、通常生活費に加えて毎月15万以上、お金が出ていくことになった。なので、まずはダブルワークをはじめた。


10日間水道水と貰い物のプロテインだけで過ごしながら、電車使って片道40分の通退勤を2時間弱かけて歩いていた時期もある。やばいときは、自販機を通るたびに、小銭落ちていないか探してしまう私もいた。減量もせずに3ヶ月で15キロ痩せたのもこの時期。
また、当時国内でも全盛期だったFacebook、それまでそこそこリア充してた反動で、周りもリア充が多い知人友人のFB更新が見れなくなった。

でも、今思うとそれでも、”負債関連のある1人”を除いて、悪くも良くも誰にも弱音も状況も伝えず、明日を見てなんとか生きていた。「つらさ」や「苦しさ」等は発生させないように、ある意味「自己洗脳」していた。

とはいえ、状況は貧乏食どころかまともに食事も食えず、睡眠も取れず。
毎日寝る前に、割と明るいトーンで「やべーなー来月生きてるかなーぼく」とか言ってたのが、再掲するこのツイートの後半のお話。

この頃の私の状態を形容するなら、「あの頃じゃねえ」1st verse(1番)のっけの下記引用部リリックをサンプリングして、こう言えるかな。
自己洗脳してても、「つらい」「くるしい」は抑えていても、「正直つかれた」とは、さすがによく思ってたなー。

さんざんやられた 貯金も奪われた 相当に廃れた ハッキリ言うよ 疲れた

さんざんやられた　時間も奪われた
それなりに廃れた　ハッキリ言うよ 疲れた
誰もいないプラネタリウムの星を見て涙出た
まいっか　笑えりゃって笑えねえからこぶし掲げた

で、食えないし支払いも落ち着かないから、更に睡眠時間削ってトリプルワーク、ときにはそれ以上の兼業を始めた。

結果、別の大変さが起きることになる。それぞれの業務が崩壊する。もっと睡眠が取れなくなる。


Hook②:  この想像の上 現実と夢 狭間埋める(2020現在)

閑話休題で、楽曲の流れの通り、いったん現在に戻ろう！時を戻そう！

大変だけど、凄く楽しく、凄く精力的に、心底やりがいがある仕事や生活が送れている、2020年現在。

先週記事も書いたけど、こんな↓仕事観のもと、短期～中長期の目線で、自社事業や顧客事業を”活発な事業/組織活動”にすべく、そうした理想(夢)と現実の狭間を埋めるという、まさにAs-IsとTo-Beのギャップを埋めるGap分析アプローチ含め、日々尽力している。

1st verseで描いた、2011夏-2013春当時の私も、「支払いさえ乗り切れば」的に、若干ながら将来のシゴトの理想(夢)と、なんとか食いしばっている現実との狭間をなんとか埋める気持ちではいたかなー。
当時は物理的にハングリーだったけど、ハングリー精神も”まだ”あった。

次に進むにあたり、もう一度、まんまサンプリングして上記見出しにした般若さんのHookも添える。

十 ゼロくらい不利だぜ　皆も言うよ 無理だね
日本人な まじだせえ　ありがとう 飽きたぜ
この想像の上 現実と夢　狭間埋める 自分にベット
必ず出来る あの頃じゃねぇ　一番強いのは今だぜ


2nd verse前半: 想像してみ 仕事出来無い奴が堂々としていい そんなもん社会には通じない(2013夏-2014夏)

一言でいうと、トリプル(以上)ワークのピークがこの時期。

トリプルワーク目は食事出来るバイトにしたのもあって、食べるには困らなくなった。

ただ、この時期は、週の労働時間(移動除く)が、軽く100時間超えていた時期が3割くらいかな。月勤務時間が400時間超だったことも2ヶ月連続とか。


週5日(勤務)相当なら20時間/日、週7日(勤務)相当なら15時間/日勤務相当だね！不思議だね！各勤務先への通勤が片道平均30分だった中、移動時間除いてこれとか、いつ寝てたんだろうね！

そんなわけだから、本業含めたトリプルワークどれも見事にうまくいかない。前の仕事が押して遅刻したとかしょっちゅう。

特に、遅刻や当日半休等が頻発していたのもあり、本業の半期人事評価で「3段階×3段階の2軸評価」にて、なかなかつかない「どちらも1」の最低評価がついた。

正直、この時期、「つらい」「きつい」等のネガティブな感情は、前以上にほとんどなかった。この頃の話すると、共感力高い方がしんどそうになるんだけど、「感情・感受性の”痛覚”」は完全に切ってた/切れてたから。

こんな状況でも、結構その日を”生き延び”ようと必死だった。なんとかしようと”気持ち”はあった。

とはいえ、気持ちだけ空回り。

実態は、大赤字での自転車操業みたいな状態で、状況をカイゼンするエネルギーも時間も思考力もなく、まるでゾンビのように、生きるためにフラフラ前に進む状態。
そんな時に思っていた事含め形容するなら、この曲の2nd verse冒頭(2番)の以下引用部のリリックをサンプリングして、見出しにも書いた以下の通り。

「想像してみ 仕事出来無い奴が堂々としていい そんなもん社会には通じない」

想像してみ　学歴も無い奴が堂々としていい
そんなもん社会には通じない
黙りな　趣味でやりなたまには　って逆に言う くたばりな


2nd verse後半: 才能無くても勝ち上がる うだつ上がらずの人生何がある(2014夏-2015春)

トリプルワークで月400時間働いている中のある日、早朝にバイトを終え9時から本業に出社しようというとき、着替えてたら立ったまま気絶して、気づいたら3時間後だった。携帯の着信履歴、メール履歴、もの凄かった。

上司に猛烈に謝って、気絶していた事を伝え、休暇とって病院で点滴受けた。そんな2014年前半に、体も持たないしトリプルワークでは周りにも迷惑かけると思って、色々理由つけて、貯金ゼロどころか実質マイナスがとんでもなく過多の状態で、退職した。

繋ぎでちょっと入ったメインワークでも、さんざんな状態ながら、転職活動をした。

”暫定”転職の軸は、以下の３点。

①ダブルワークで収まるほど月給稼げる（ボーナスなんて待ってられない）
②負債返して、約5年後に自分の理想の転職をするため、経験のための仕事を優先する。具体的には、サービス運営やや企画メインだったのを、サービス企画/事業企画寄りにする。出来ればクラウド(SaaS)等関連。
③とはいえ、できれば、事業内容に可能性があり、自分の理念や目的(以下、過去記事引用)に近い職にする。…できれば。

多様な価値観・行動原理・要素・属性・所属の人々が、日々活き活きと駆動する仕組み・仕掛けを、私が社会実装する。そのために、各個の部分最適と全体最適を、誰にも負けないほど高いレベルで実装する事を、生涯探究する。

と、”暫定転職”先を探した結果、「非正規だけど、ASEAN最大手(当時)の情報通信企業のクラウドサービス企画・運営職」で、社会的意義も凄く大きい事業に内定が決まった。上記軸の①～③をかなり高いレベルで満たす上に、面接したマネージャー（後の大恩人）も、凄く魅力的だった。

非正規だろうが、残りの要素はとても魅力的な上に、約5年後(2019年相当)にマイルストーンを置いた転職で「理想の転職をする」ことを主眼としていたため、迷いなく入社した。

まだ少しダブルワークまではやっていたものの、ようやく、ようやく、月250時間勤務程度に落ち着かせることができた。
また、本業も、学歴的に東大京大早慶旧帝はあたり前だし、後から上司に聴いて知ったが、従業員数万人規模の企業グループ内でもかなり優秀な人が集まっており、社内でも世間的にも前衛的な事業をやっていた。

大変だったけど、かなり熱中して仕事ができるようになった。マネージャーも、私にほぼ正規雇用メンバーと同じ職務を任せてくれた。
そして、入社して3ヶ月で、20代半ばながら新規サービス立案含めたサービス企画のプロジェクトリーダーまで任せて頂き、数カ月後に無事に新サービスを出すことが出来た。

仕事の出来も状態もボロッカスの状態だった、うだつが上がらないってレベルですらなかった1年前に比べ、状態は今思っても一気に好転しはじめた。
でも、”才能”なんて到底なく、もっと低レベルの自分の”強み”すら「人がいい」「柔軟に対応できる」「ストレス耐性が鬼」以外に見つからない状態な自分。

更に、もっと才能も評価もなかった暫定転職時、「(正直どん底から)勝ち上がってみせる」と感じて内定受諾した際の心情を、「あの頃じゃねえ」2nd verse後半の以下引用部のリリックからほぼまるっとサンプリングしたのが、見出しにも一部書いた以下。

才能無くても勝ち上がる うだつ上がらずの人生何がある
自分にかかしちまう(”暫定”転職という)制約と(非正規雇用)契約
boom bye bye クソな生活

才能無いのが勝ち上がる　うだつ上がらずの人生何がある
自分にかかしちまう制約と契約　boom bye bye クソな生活


Hook③:  十 ゼロくらい不利だぜ 皆も言うよ 無理だね泥臭えの まじだせえ ありがとう 飽きたぜ(2020現在)

記事の前半戦(ここまで5500字超)、現代に戻ってまとめにかかろう。時を戻そう（ぺこぱネタしつこい）。

見出しにもほぼまんまサンプリングして書いたけど、世間一般が逆境という程度感のこと、不平不満を並べるレベル感のこと、そのレベルのことを”逆境”とか”ださい”とか思うの、もうこの2015年頃には既に飽きてる。

”泥水をすする”どころか、（自己判断が起因ながら）”泥沼で溺れて泥水を大量に飲み込んでしまうも、なんとか岸に辿り着いて、ようやく歩き出す”

のが、この前半戦の話かなー。

最後に、あの頃じゃねえのHookと、MVをもう一度。

十 ゼロくらい不利だぜ　皆も言うよ 無理だね
日本人な まじだせえ　ありがとう 飽きたぜ
この想像の上 現実と夢　狭間埋める 自分にベット
必ず出来る あの頃じゃねぇ　一番強いのは今だぜ

ここまで6000字を超える超長文をお読み頂いた方、本当に、本当に、ありがとうございます！！！！

後半戦、いい意味でもっと濃いですｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ


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