花の一枚 26
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この記事は、ある怖い怖い企画に参戦しておりますので、私にとって怖くなくても、そういうのを苦手とする方、またはその手の話を避けて生きてる方には、ちょっとオススメできないかも…です(・_・;)
大丈夫だよ!という方は続きをどうぞ!
大丈夫じゃないよ!という方は、そのまま、ここで、この記事をそっと閉じましょう(^^;)
わたし、三拍子揃ってます。
視えます。気配感じます。背負います。強くはないですが、もう幼い頃からずっとそうです。もっとも幼い頃は自覚はなかったですが、大きくなって、はっきりと分かるようになりました。
視えます。親族もどこかの見知らぬ人も視えます。ふとした時に視ます。でも私が視るのは、そこまで悪いヒトではないようです。あ、視えるっていうと、「ねえねえ、私に何か憑いてる?」ってよく聞かれるのですが、残念ながら、人に憑いてるのは視えません。
気配を感じます。仕事していて、「あ…いま後ろを女の人が通ったな」とかいう、ヒトの気配はもちろんですが、踏み込んではいけない場所に壁も感じます。っていうか、壁が視えるので、他の人は入れても、私は入れないです…。
背負います。よく憑いてこられます。これについては、今から少しお話しましょう。
幼い頃。
私がまだ小学生だった頃。夏休みや冬休みなどの長期休暇になると、決まって、おじいちゃんちへお泊まりに行っていた。「おじいちゃ〜ん、おばあちゃ〜ん、遊びに来たよ〜!」と、ここまでは、ごく普通の帰省の光景である。…が。
「はるかちゃん、ちょっとおいで」
開口一番、おばあちゃんが私を和室へ連れて行き、仏様の前に座らせる。そして、線香を焚き、枕にできそうなぐらい分厚い経典を手に持って、お経を唱える。しばらくして、その分厚い経典を持って立ち上がり、表紙を持って上からぱらぱらと経典を下へ落とすような動作で私の周りをぐるぐるまわる。そして、「えいっ!ええぃ!」という声とともに、私の肩や背中を経典や数珠でさすったり、ぽんぽんと叩いたり…。
数分後、一通りの儀式?を終えたおばあちゃんに「これでよかよ。もう~、あんたは、すぐつれてくるっちゃけん」と言われた後、やっとおじいちゃん、おばあちゃんとの楽しい夏休みが始まるのだ。おばあちゃんは、そういう力が強い人だった。病院や老健施設へ入った時は、いろんな動物の霊が視えるから、ろうそくと線香と数珠と灰を持ってきてくれ、と何度も言っていた。その姿を見て、視えるって大変だなと思っていた。
大きくなって…。
20歳になるぐらいの頃から、いわゆる「視える」状態になった。
一番よく視えたのは、親戚の伯母さんが亡くなった時。友人とカラオケで盛り上がっている時に、部屋の天井の隅に、はっきりと伯母さんの上半身が視えたのだ。もちろん顔もはっきりと私を見ていた。私を見て穏やかに微笑んでいた。
でも、私には心当たりがまったくなかった。その伯母さんとは、しばらく会っていなかった。そこまで頻繁に会う人ではなかった。それがなぜ、いま??と当時すごく疑問に感じたのを鮮明に覚えている。疑問だらけで、それから先はカラオケどころではなかった。
それから数時間後、帰宅した夜、ひとつの知らせを受けた。
「伯母さんが亡くなったよ。」
翌日、私は伯母さんの元へ駆け付けた。その時、葬儀に来た人たちが言っていた。
「〇〇さん(伯母さん)が、昨日夢に出てきたとよ。夢か現実か分からんぐらい、はっきり出とったとよ」とか、「私の枕元に立っとたばい」とか。
その時も思ったし、今も思うが、あれは、伯母さんが最後のお別れのご挨拶に来ていたんだなと。きっちりした性格の人だったので、伯母さんらしいなと。
撮った。
こんな話をすると、じゃあ、写真を撮ったら、心霊写真が撮れるんじゃね?とよく言われるが、そんなことは、欠片もない。とは言っても、個人差があるかもしれないから、私にそんな能力はない、と言っておこう。
最近は、こんなにはっきり視えることもあまりなく、憑いてこられることもあまりなく・・・あ。でも、「あんたは絶対あのトンネルを通ったらいかんよ」と言われたトンネルをうっかり通って、憑いてこられた時もあったっけ。まあ、信じる信じないは・・・お任せしますが(^^;)
視えないなら視えない方がいいですよ。はい。
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はい。ということで、こちらの方のこの企画に参戦です。
ぼーろ先生!・・・怪談ってこれでよかったですか?
階段になってないですか・・・??
あとは・・・、おまかせしました!!!(^^)
おまけです。。。
ぼーろ先生、皆さま、よろしくお願いいたしますm(_ _)m