病気の一枚 38
2022年7月の私です。
本編に入る前に・・・ここ最近、私のnoteへ来てくださっている皆さま&いつも読んでくださっている皆さまへ。いつもの皆さまにはいつもの記事ですが、最近来てくださっている皆さまには、ちょっとびっくりかも、と思うので、この前置きを書くようにしました。
私、この病気の事を、今は月1回で書いています。最初の頃は、まあ、自分の人生で、こんな経験することって、2度とないしな、と思って書いていました。でも時がたつにつれて、記事を読んでくださっている皆さまにコメントをいただくようになり、この病気に対して、病気を経験した人にも、現在進行形で治療をしている人にも、経験していない人にも、何か伝えられる、伝わる事があれば、と、少しずつ思うようになってきました。
特に大きな事は何も考えてなく、どなたかが言われた「ろうそくの灯」のように小さな小さな明かりを灯し続けていければ、と思っております。
私の定時連絡のようなモノだと思っていただければ、いいかなと思っております。
2019年夏、右胸のしこりに激痛がはしり、検査の結果、乳がん、悪性腫瘍と診断されて、11月に右胸全摘とガンが転移していた右脇下のリンパ節切除手術を受けた。そして12月から抗がん剤治療が始まり、翌年2020年5月にやっと抗がん剤治療が終わり、7月にポート抜去手術後、ホルモン療法(タモキシフェン)も始まった。
そして、2020年9月から仕事復帰。ただし、右腕はリンパ節切除の影響で軽いリンパ浮腫を起こしていたが、少し症状は軽くなってきた。それでも、腕を休ませながらの勤務。今は本格的に仕事復帰している。
今回はパソコンリハビリも兼ねて。。。
今月は検査の結果から
実は6月末が定期通院日だった。乳腺外科は、薬をもらうだけだったが、婦人科の定期検診があったのだ。
この日は子宮体がんの検診。
病院へ行ったら、担当がまた新しい先生に変わっており、なんだか落ち着かない。婦人科ってなんで、そんなに入れ替わりが激しいのかしら?ということを考えながら、診察&検査待ち。
今度の先生は女性の先生で、診察はさっくり、検査はぐいぐいと、もうこちらがちょっとひきそうな勢いのある先生だった。
うん、だから、細胞組織を採る時の、そのぐいぐいは・・・痛い~!
7月に入って、検査結果が郵送で届いた。
今回も異常なし。検査はまた半年後。
検査結果にほっと胸をなでおろし、7月も順調に終わるかと思いきや、
とうとう、わが家に妖精が舞い降りた🧚♂️🧚
そう、例の流行り病である。
旦那の「喉が痛い」という一言から全ては始まった。
最初は「喉が痛い」だけだったので、「クーラー病じゃね?」とか言ってたが、その翌日夕方、家に帰ると、喉の痛みが治まらないから、病院で診てもらってPCR検査してきたと旦那いわく。「え!?」と思う間もなく、旦那の会社の人が熱発したと一報が入った。
もうそこから、てんやわんやの隔離&消毒&連絡の嵐である。
旦那を自分の部屋に隔離し、その部屋に、消毒液やティッシュやごみ箱や布団やマットレスや寝袋やタオルやクーラーボックスなどなど、必要なモノからそうでもなさそうなモノまで、まず放り込み、食事は扉前まで配達。トイレは2つあるので、旦那は部屋から近い2階のトイレ、私は1階のトイレを使うことに。
また、私は会社の上司に、濃厚接触者の濃厚接触者になったかもと連絡を入れて、ここからわが家の自宅療養生活は始まった。
翌日、熱発。
旦那は翌日、38.5度まで熱発。もう妖精確定よねと思っていたが、私も人のことをどうこう言ってる場合じゃなかった。体温を測るだびに、体温が上がっていき、軽々と37度を超えたのだ。
さらに翌日。旦那はすうっと36度台に下がったものの、私は37度台を見事にキープ。やばい。めっちゃ、のども痛くなってきている。私はこのタイミングで、受診&PCR検査。週末ということもあって、結果は翌週に持ち越し。
さらに、さらに、翌日。私は最高体温39.2度を叩き出し、喉の痛みも最高潮。喉の痛みから、耳まで痛い。これって、もう間違いなく妖精やね?もう、うち妖精の館やん。妖精2匹ってさ。ん?妖精の単位って何?1匹?1体?などと訳の分からないことを言いながら、ベッドにダウン。
とにかく喉が痛い。咳が苦しい。
熱が下がった旦那と介護を交代。週が明けて、私も妖精と判明した時に、隔離は解除して、とにかく動ける方が動くことに。
しばらく食欲がなかったので、ゼリー飲料やそうめん、卵豆腐などを近所の友人に買ってきてもらい、置き配してもらった。また、偶然にも、みかんゼリーのお中元もいただいたので、それでしばらくは事足りた。味覚障害は、私の場合は出なかった。
私の熱も1日で下がったものの、またそこから数日37度台をキープ。そうして、やっと36度台に熱が下がったものの、今日現在、限りなく37度に近い、36度台をキープし続けている。
とは言いつつも、日が経つごとによくなってきている感じはする。朝起きた時のスッキリ感が日ごとに増している気がする。
ちなみに、保健所からは、「自宅療養しててください。詳しくはWebで」という旨のショートメールが1通来たのみだったので、自宅隔離期間は自分で計算。咳やのどの痛みがひどかった時は、割とすぐ、かかりつけ医にかかることができたので、まだよかった方なのかもしれない。
撮った。
お世話になったゼリー飲料と薬たち。
薬はいつも飲んでいる乳がんのホルモン療法の薬プラスかかりつけ医で処方してもらった、急性気管支炎の時に処方してもらって飲む薬。咳止めとか炎症止め。そして今少し話題のカロナール。
そして、リンパ浮腫の右腕は、熱が出ている間は、ちょっと腫れぼったいかな~といったところだった。
実は、この流行り病にかかる前は、抗がん剤の副作用と、この流行り病、似ているかなと勝手に思っていたのだが、やっぱり違った。だって、喉の痛みとか、味覚障害とか、抗がん剤の副作用で経験したから、なんとかなるやんと思っていたのだが、甘かった・・・。
とにかく、まだ微熱続きだが、note界でも、流行病が蔓延しており、同時期に、患ってしまったnoterさんたちと「妖精が舞い降りた🧚♂️」とか、「じゃない方のフェアリージャパンに召集」とか、そうでも言ってないとやってらられない感じだった。
自宅療養期間は週明けで終わる予定だが、自宅だろうが、なんだろうが、会社の携帯を持っているので、電話は鳴る。よりによって、仕事が忙しい時期にかかってしまったので・・・、なので、ほんの少し仕事をしながらの自宅療養だった。
かかってしまったもんは仕方ない。
症状に個人差はあるけれど、早く微熱から脱出できますように。
追伸:病気の一枚は連載モノです。よかったら37もご覧ください。
いちおう今までの分は私の病気マガジンにまとめています。
1から読むと、かなり長くなりますが、興味がある方はどうぞ(^^;)
えっと、13までは病気治療に専念しており、14あたりから徐々に社会復帰して、毎月の定時連絡になり、現在に至ります。
記事を書くための栄養源にします(^^;)