AePeteの”情熱”から紐解くタイBLドラマ「LoveByChance」の魅力
先日「LoveByChance」のシーズン2「A Chance to Love」のTrailerが発表になりましたね!
そこから私がまたどっぷり「LoveByChance」の世界に引き戻されてしまいまして…。毎日心の中で「えーーーーーー!ぴーとぅーーーー!」って叫びまくってます涙。そこで今回から9/2のLBC2初回放送までの間に3回ブログ連載!(大げさ)カップルごとに紐解くLBCの魅力と題して自分の抱えきれない思いをつづっていきたいと思います。
↓ネタバレしまくりますので、まだの方はこちらのブログからどうぞ。
AePeteのざっくりとしたあらすじ
熱血庶民派のAeとお金持ちで世間知らずのお坊ちゃまPeteは、偶然自転車の事故で出会う。Peteは自分のことを心配し助けてくれるAeに一目ぼれ。一方のAeも何かと放っておけないPeteのことが気になってしまって…。
私がここまでどっぷり「LoveByChance」にハマったのはキャラクターの魅力もさることながら、そのキャラクターにばっちりハマった俳優さんたちにほれ込んだから。そんな私がこのドラマの魅力を自分なりに紐解いていこうと思います。
熱を帯びたAeの眼差しが最高
情熱的で直情的、Aeを表すとしたらこの言葉がピッタリ。誰よりもPeteのことを想い、真っ直ぐ愛する様はときに怖くなってしまうほど。
自分の感情に素直であるため、嫉妬も隠さない。(いや、隠せないと言った方が正しいか…)PeteもAeの真っ直ぐな感情に戸惑うこともあるけれど、ストレートな愛情表現を喜んで受け入れている。
避けられてイライラしている目、嫉妬をしている目、Peteを愛しく見つめる目、欲望に支配された目…すべてが私の心に刺さりまくる…。
本当にここまで力のある目をしている人ってあまり見たことない気がしませんか。目だけで感情が視聴者である私たちにもヒシヒシと伝わってくるのがAe役のPerthくんの魅力。LBC2ではこの熱い眼差しを見れないのかな…。それが残念。Aeの悲しい涙なんて見たくないよ~~~!←結局そこに戻る笑。
透明感のある天使Peteは庇護欲をかき立てる
ゲイであるPeteはそのことで先輩から揺すられていたりコンプレックスを抱いていたり…。お金持ちで世間知らず、自転車の2人乗りもしたことがなく、バスにも乗れない現実離れをしたお坊ちゃま。とにかく自信なさげで儚い感じがはまり役であるSaintくん。
「LBCの姫」と言われていただけあって、本当にピッタリな人を見つけて配役したなぁと感心するほど。タイBLドラマでこんなに可愛い子見たことある!?あ、ある?(笑)私の贔屓目かな…。ポエム書いちゃったり携帯を胸に抱きしめたりクッションもぎゅーしちゃったり…。本当に可愛い以外の語彙力なくすので注意が必要。Aeの「お前は本当に可愛いな」に「完全同意!!!!」って立ち上がっちゃうくらいに可愛い。Peteの可愛さは異次元天使なんだよね…まぁ私が強めの感情持っているせいもあると思うけど(笑)。
Aeもつい頬をなでちゃうよね、髪もなでなでしちゃうよね、わかるわかる。
↑可愛いが可愛いと写真撮ってて可愛いが大渋滞!
Peteの口癖である「カップ(クラップ)」は日本語で「です、ます」などの丁寧語を表すのだそう。返事も「カップ」だから、「うん」じゃなくて「はい」って返事してるんだね、かわよ…。
恋から性愛へと変化していく過程がリアル
Aeの想いの変化には恋愛のリアルを感じてしまった私。人を好きになったら毎日でも会いたい、独占したい、他の人に近寄って欲しくないと個人差はあれど嫉妬をするのが人間。そして想いが通い合ったら相手に触れたい、自分のものにしたいとなっていくのが自然の流れかなと私は思っているんだけど、その流れが見事な熱量を持って進んでいくからグイグイ引き込まれていきます。
先述した通りAeは直情型なので、とても気持ちが視聴者にも伝わりやすい。私たちもAeの想いをストレートに感じながら、Peteとの恋を見守ることになります。
Peteのことが気になって会いたい触れたいと思うけれど、この感情につける名前を自分で見つけられない。そう、それが初恋!
恋に気づく次のスパイスとしての嫉妬。自分の友人のPondにまで嫉妬して、Peteに近づくTinにはさらに激しく嫉妬します。そこでようやく自分の恋心、誰にも渡したくない独占欲に気づくという初恋感。Aeの嫉妬はかなり強いんだよね…ロッカーのシーンはちょっとPeteも怖がっていた気が…。やはり直情型。
想いを通い合わせたら次は相手を自分だけのものにしたい、もっともっと触れたい、自分にしか見せない違う顔も見てみたい…と性愛の方に進んでいきます。恋愛はプラトニックだけが素敵なのではなく(それはそれで素敵だけど)、相手を欲して本能のままに突き進んで求め合うのもまた愛なんだ、というのがリアルに描かれているところがLBCの魅力でもあると私は思っています。もう最後の方のAeなんて、Peteのことをめちゃくちゃ大事にしている顔と、自分の中の抗えない欲情の赴くまま進んでいく顔とが別人すぎて…。いや、好きだけどどっちも(笑)。
試験期間中できなかったもんね、そりゃ啼かせたくもなるよね(笑)。(←「Aeのえーーーーーーーーー!!!!」のシーンです。ロッカーのシーンとこの2つはAeのえー!です。私的に笑)
Peteの成長物語でもある
序盤のPeteは自分に自信がなく、何も自分で決められない。今までは母親に守られ、そしてAeと出会ってからはAeに守られるようになっていきます。
ゲイであることにも引け目に感じているため、Aeとの恋愛に対しても消極的。完全に一目惚れなのに、Aeからキスをされて友達以上に想っていると言われても、はっきり好きだとは言えない。そして女性の影がちらつき始めると、Aeの将来を心配した挙句、女性と恋をするのが普通だと諭して自分は身を引こうとしてしまう。
そのPeteの壁を破って近づいて来るのが自分の気持ちに真っ直ぐなAe。本当にここのカップルは正反対の凹凸カップルだからこそがっちりはまっているんだろうな…。
Aeと付き合ってからのPeteはPondからのアドバイスもあり、ちょっとずつ自分の想いを伝えることができるようになるし、Aeの理不尽なことには怒ったりできるようにもなっていきます。
初体験のシーンでは、Aeじゃなくて最終的に誘ってるのはPeteだもんね。拗ねながら爆弾を落とすのはいつもPete。ある意味この子は小悪魔なのかもしれないな…。(「後ろキレイに…」と「ローションあります」は吹っ飛んだよね!え?ぶふぉっ!てならなかった笑)
↑可愛く爆弾を落とすPete。可愛い顔で拗ねながら言う言葉にしてはなかなかのもの笑。
最終回ではPeteの目つきが初回とは違うように感じられたのが嬉しかったです。辛い目に遭ってきたPeteがようやく愛し愛される喜びを知った幸せに満ち溢れた目。目に力が宿ったというか…。AePeteにとっては最高のハッピーエンディングでしたね。(もう一組のアンハッピーエンディングな2人については後日…)
いや…でもまさか最高のハッピーエンディングを迎えた2人がシーズン2で悲しいシーンだらけになるわ、Pete留学でいなくなるわなんて思わないよねぇ!?えぇ!???結局そこに戻るんだけどぉ!?(笑)
まとめ
書きたいことは溢れるほどあるのに、本当に文章でまとめるって難しい!AePeteの魅力伝わりましたか??いや、私の熱い想いは伝わりましたか?(笑)
この2人の物語は恋愛の醍醐味が詰まってる気がします。そして恋の楽しさ苦しさを描いている中に、セクシャルマイノリティの苦悩も組み込まれている比較的リアリティのある作品だとも思っています。このドラマのPeteと「とな墓」のThanのシーンが私的2大涙を誘う親へのカミングアウトシーン。親としてとても考えさせられたし、こんなことを言える親になりたい!と思わせてくれました。
シーズン2は前のブログでも書いた通りPeteは留学に行っているという設定で出ません。予告編ではAeが泣いてるし…私も毎週泣きながら見てるかもしれませんが…涙。またLBC2の感想ブログも書いていきたいと思います。ただただ最後に「ぴーーーとぅーーーー!」って叫ぶだけのブログになってる可能性も大ですが…。
そして次回は「TinCanの”メロン”から紐解くLoveByChanceの魅力」をお送りいたします。←タイトルは嘘です笑
※画像は全て「LoveByChance」公式LINE TVよりスクショして引用させていただきました。
TinCanの魅力も書きましたのでぜひご覧ください。↓
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