ずっと憧れてきた北欧デンマークに来て変化した仕事観
2021.4.19
海外で働きたいって考えている、という話。
こっちでは日本のように、新卒一斉採用、とか新人教育にすごく時間を費やす、なんてことは無いという。すでにスキルを持った人同士が仕事をする。すごく合理的。
じゃあどうやって最初の仕事をゲットするのよ!?というのが課題なのですが。デンマークの場合、大学の授業はおよそ3分の2が実習系だそう!実際に現場に出て学べ、ってことですね。しかも期間も数か月から1年のものまであり、かなり本格的…。もはや社員…。
それだけでも日本の大学と違いすぎる…泣 って感じなのに、
実習にはちゃんとお給料が出る!彼ら学生のことは未来を担う人材として教育したいため、国がきちんと投資する。
さらには学生に対する補助金が毎月一律で支給されるという。(もちろんみんなの税金から)
毎月の家賃代は賄えるくらいの額が支給されるらしく(家賃相場は地域によるけど)、一人暮らしの学生でも お金のためにアルバイトを詰め込んで学業に専念できない…なんてことがないようなシステム作りがなされているのだ。
つまり、机上の勉強ばかりしていたり、勉強ではなくアルバイトに追われたり、ということはない。もはや学生時代から社会人0年生という感じだ。
私はこの話を聞いて、心底羨ましいと思った。
多分全然違う感情を抱く人もいるだろう。学生時代くらい遊びなよ、とか、専門性の高い分野だけを身に付けてたら、他の知識が身につかないじゃないか、とか。
ただ、今現在、周りにいる社会人の方から「働くっていうのはね…」というブラックな話題を聞き続けたり、大学4年生=就活だろ!という現実が待ち構えている身としては、
北欧デンマークに住む彼らは 実に合理的で、本当に魅力的な学生生活を送っていると思えるのだ。
対して、自分は何をやっているのか…
将来やりたいこともわからないまま、自分の大学生活は何を得るためにあったのか?4年間、いや5年間を費やすってなかなか長いぞ…?とハテナマークが浮かんだのだ。
ただ一つ言えるのは、全然知らない世界の、新しいことを知るのが楽しかった、ということ。決して「私が大学時代にしてきた学習は役に立たないものだった!」なんて卑下する気持ちは無くて、
ただ、「大学ではforeign studiesを専門分野にしてきました。」と”外国”で言っても、「で?」となるんじゃないかな、というだけの話。
とはいいつつも、悲観的に悩んでるなんてことは一切ないので、
人生 紆余曲折あってこそなんだから。焦らず、感じるままに生きていこうと思います。このフォルケの次は何しようかな~ワクワク😄
(ちょっと考えた結果書いたシメの一言が、なんか内容と釣り合ってない気がするけど笑 まあ、こう感じてるので。)
Hav en god dag ! Have a good day!