【金銀・ブルベイエベ布】テストドレープの見方①
同業の方にご質問をいただく機会がチラホラあるので、私のドレープではこんなことを見てるよ〜と紹介していきます。
イメコンて何を見てるんだろう?と思われる方もぜひ参考にしてください!
※理屈は文章で書けますが
どんな反応が血色なのか黄ぐすみなのか
青ざめたのか透明感なのか
そういった判断は経験を積まないと判断がつかないので
「この記事を読んだから診断ができるようになる」
という物ではないことはご承知おきください。
まずは金銀ドレープ。
ゴールド
イエベであればふわっと血色が顔全体にのる。黄み耐性が低い人はこの段階でポイントで赤みが出る。
ポイントの赤みとは、肌荒れしている部分がハッキリ浮いたり頬だけ赤みが出てのぼせたような色。
シルバー
ブルベであればスッと顔全体の透明感が上がる。唇や頬の血色は引かれない。
青み耐性が低い人はクマが出たり頬に影が入りコケる。
次に極端なブルベ・イエベの色を交互に当てます。
濃いグレー(ブルベ・暗)
ブルベの暗いグレーで、明度はどの程度いけるのかとブルベの色の得意さを見る。
スプリングのポップで明るい色が得意な人や、パールトーンが得意な人は固くスーツのような印象に。
濃いブラウン(イエベ・暗)
イエベが苦手な人はフェイスラインにもたつきが出る。
サマーとウィンターの組み合わせの人は、これでも黄ぐすむことがある。
ビビッドピンク(ブルベ・高彩度)
非常に青みが強く鮮やかなので、イエベは唇の色が紫のように見えたりゲッソリ感が出る。
血の気が引かて、青白いのに赤ニキビなどがポツポツ浮き出てしまう人もいる。
逆にブルベならサマーでもそこまで顔色が悪くなった印象はない。
この布ではついでに彩度耐性も見る。
血色は悪くならないが、布だけ派手に浮いて見えたり肌への照り返しが強く脂肌っぽくみ見えたりしている場合はサマーを疑う。
ビビッドオレンジ(イエベ・ビビッド)
金よりも強く黄みが顔にのる色。
顔全体に血色が出るのか
ニキビなどがポイントで赤く浮き出る、一部分だけ赤くなって火照った感じになるのか
良い反応悪い反応を見極める。
黄みが苦手な人は、おでこの際やフェイスラインだけがパッと黄みがかる。(黄ぐすみ)
ここでも彩度の得意さをついでに見る。
ただし、ビビッドが得意で2ndにイエベが入るウィンターが悪くなく見えるので
ここではあくまで彩度の得意さだけに注目。
彩度が得意な人は、ビビッドな布を当てると目鼻立ちがハッキリして見えたりフェイスラインがスッキリして見える。
注意したいのは、ストロング・ディープトーンが得意なオータム
ブライトトーンが得意なサマーも比較的高彩度は得意なこと。
ビビッドまでいかなくとも、近しいトーンが得意なので「悪くないな」となりやすい。
「ビビッド、行けなくないけどベストではないかも」と思ったら、高彩度が得意なサマーやオータムの可能性も頭の中に入れておくと良い。
使っている色のトーンは何か?
トーン表のどこからどこまでが行ける人なのか?
をいつも頭に入れておくと迷子になりにくいし
最終判断を迷った時にどこの布に立ち返れば良いのかが分かり易い。
トーンはイメコン診断の軸足。
次回はベーシックカラー、ピンク、赤を紹介します!
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