一度目の緑茶#1
「なんで離婚したの?」
これは、その後の人生で幾度となく聞かれてきました。
「離婚するからには、それなりの理由はあるよね」
時はだいぶ経ち、バツ3となった今は、
「結婚が趣味!離婚するまでが趣味なの」
こちらも、そろそろお馴染みの返しになりそうです。
当時22歳だったわたしは、こうも言われたりもしました。
「最近の若い子は我慢が足りない」
…我慢……ねぇ……。
今更、大昔の夫や姑だった人から、
あんなことされた、
こんなこと言われた、
等々の恨みつらみを並べ立てる気にもならないので、”どんなことがあったのか”は一言で終わりにしましょう。
お腹にいる子供たちを、この世に生み出すことができないくらいのこと。
離婚事由としては充分だと思いますし、二人の子どもたちの実父であることには変わりないのでね。今更それ以上とやかく言うつもりはありません。
♢
ちゃんと、あなたたちはパパとママから望まれて、愛されて、祝福されて生まれてきたんだよ。
と、実感して各々の人生を歩んで欲しかったので、今日まで一度たりとも1番さんの悪口を子どもたちに言ったことはありません。
わたし自身、未だに思い出すと苦しいからかもしれません。
「だったら、どうしてうちにはお父さんがいないの?」
「喧嘩しちゃったんだ。どうしても仲直りできなかったんだ」
離婚するという決断は、この先の生きる力、生命力そのものだと思います。
(だって離婚を決断して動き出す人間に自〇者はいないでしょう)
一年以上かけて、その後の安定した生活費用を稼ぎ、親にも誰にも頼れないわたしは、当時2歳の娘と、0歳の息子を抱えて、何度も一人で区役所、弁護士事務所、公証役場、裁判所等に足を運びました。
最後に元夫と会ったときの記憶、公証役場で公正証書を作成したとき。
これから他人となる人間のなにを信用しろというのか。
こればかりは彼の同意の上での捺印がいるため、頭を下げて出向いて貰いました。
法的拘束力のある書面に実印ではなく、三文判の印鑑を押印している姿をぼんやり眺めていたのを思い出す。
人としての薄っぺらさを具現化したものを見ているかのよう。
この男のことは嫌いではなかった。
ただ、わたしに一生許されないまま生きていけばいい。
一度目の結婚生活3年間。
結婚、そして離婚ってなんなのだろう。
春の兆しが見えているものの、肌寒く空はどんよりとしていて湿度の高い日だった。
一言の挨拶もなく、一瞥もくれず別れた。
わたしは足を止めて振り返った。
湿度のせいなのか、今にも雨が降り出しそうな曇り空のせいなのか、彼の輪郭が曖昧になってゆく。
………。
まだまだやることは山積みである。
どうぞお元気で。
バイバイキーン。
そっかぁ。
エマーソン、確かにね、とは思うよ。
おっと、決まったぁぁ。
つのだ☆ひろ
の☆って何なんでしょうか。検索するほどの興味がない…
…。
気になった。
調べてしまった。
興味を覚えた2025☆冬
つのだ☆ひろ
鬼懐かしい☆泣きそうだ
↓一応こちらの続き。
時系列的に。