薬剤師あるある
こんにちは、お気に入りの薬はエディロールのakoです。
今日は、
薬剤師あるある
を紹介していきます。
落ちている薬のチェック
→街中で歩いているときに薬が落ちているのを発見したら、無意識でチェックしてしまいます(笑) わざわざ近寄ってまで見るということはしませんけど。聞いたところによると、調剤室内に裸錠が落ちていて、その錠剤を一生懸命調べていたらミンティアだったなんて珍事件もあるようです。ちなみに、刻印だけでわかる薬も多々あります。
子供のお薬手帳はお絵かき帳
→お薬手帳に何ページにも渡って子供のお絵かきが続いていることがあります。今回分の手帳シールをどこに貼ればよいかわからず、投薬時に母親に確認すると「絵の上でok」と躊躇いもなく言われます。
胸ポケットがパンパン
→ボールペンにシャーペンにカラーペン、黒マジックと入れていくうちに、胸ポケットがパンパンになっています。気づいたら、どこの誰のかわからないペンも入っていることもあり、「君はいったいいつどこから?」と問いたくなることもあります。
パンパンに入れているにもかかわらず、かがんた際に一気に胸ポケットからペンが落ちがちです。
一包化のオンパレードで爪から出血
→一包化が立て続けに入り、ずっと一包化を作っていると爪と皮膚の間から出血します。ヒートが硬いものがあり、それらは薬剤師泣かせといっても過言ではありません。個人的には、パキシルCRとゼチーアのヒートが苦手です。
一人薬剤師で休憩に入った途端にくる患者さん
→私は一人薬剤師+一人事務しか経験がありませんが、休憩に入ると高確率で患者さんが来ました。患者さんの対応が終わって休憩室に戻ったときには、ご飯は冷め切ってます(笑)
「今日は空いてますね」と言った後の激混み
→"言霊"という言葉があるように昔から言葉には魂が宿っているとされています。今まで色んな薬局で働いたことがありますが、どこの薬局でも「空いている」というフレーズはあえて皆言わないようにしていました。言ったが最後、その後今までの静かさが嘘のように混むことがあります。「今日は定時で上がれそう!」という言葉も然りです。そう言ってしまった日に限って、閉店ぎりぎりで重い処方箋がきます。
半数以上の父親が自分の子供の体重を知らない
→小児の調剤をする上で体重は必須です。今まで体重に対して処方量が多いということで疑義照会をし、減量になったというケースを多数経験してきました。しかし、父親は自分の子供の体重を知らないことが多いです。「妻に薬局に行けって言われて、、、」「妻なら知ってると思うんですけど、、、」と言われます。母親の場合、ほぼ9割強が子供の体重を知っているので、世の中の母親ってすごいなと感心します。ちなみに、私は子供の新患アンケートに自分の体重を書いた父親を何人も知っています(笑)
年配ドクターの処方箋1枚に1薬品
→患者さんが何枚も処方箋をもってくるけれど、よく見ると処方箋1枚に1薬品のみ。全てまとめれば1枚に収まりそうなのに、、、と思うこともしばしば。風の便りでは、ドクターには何度か話はしているが、パソコンでの入力が何分難しいとのこと。昔は紙カルテ、手書き処方箋でしたからね。
1シートが8錠、10錠、12錠、14錠で混乱
→最近では、ミヤBMの包装変更が話題となりました。今まで1シート10錠だったのに、包装変更後は12錠へ。調剤するときにミスの原因に繋がるので、なるべく統一してほしいというのが現場の声なのですが、作り手には作り手の言い分があるようです。処方箋の中に全てが混在することもあり、監査する側としては大変です。
患者さんの斬新な飲み方に驚く
→医療費削減のために残薬を減らしていくことが、今、薬局に課せられている課題とも言えます。なぜかというと、残薬の年総額は450億を超えると言われています。残薬を減らすことができれば、医療費削減に繋がるからです。最近では、残薬を持ってきてくれる患者さんも増えました。受け取った後は残数を確認しますが、結構皆さん斬新な飲み方をしています。左右1錠ずつ飲んだり、規則性なく飛び飛びで飲んでいたり、はたまた1錠だけ残されていたり、、、。ご丁寧に1錠ずつバラバラにされていることもあります。
まだまだあるのですが、今回はこの辺で。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?