infpが『人間失格 太宰治と3人の女たち』を見た。
こんにちは、朝から失礼。
映画を見た感想です。
良かったですよ。
自分半袖短パンで生活してるのですが、流石にこの時間(深夜1時でした)に、この格好で2時間見てたから、今頭痛が酷いですね。
軽く風邪引きましたが、頭痛、全身の節々の痛さ、
怠さが映画見てる間、見た後(つまり今)沁みるというか。
見た後に、一つ気になったことなのですが、
『太宰治さん、もしかして喘息持ちだったのかな?』
こう思ったのも、私が喘息持ちで、
たまに発作が起きて咳が酷い時は、痰が喉奥によく絡むし、
まあ鬱陶しいのでもしそうだったらお揃いだなぁ…って思って
『太宰治 喘息』
検索したら、なぜか文豪ストレイドックスしか出てこない。
なんだか困惑して…
これは本人は、喘息なかったのか、と納得しましたが。
そういえば、私、まだ人間失格読み終わってないな…と思い出しました。
まだ見てないのは第三の手記ですが、中々読む気が起きない…
それは多分、彼らの深みにハマりたくないか、単純に興味が薄いだけか、
この興味の薄さを防衛本能なら納得するのですが…
えーと、映画は良かったです。
前後通して口がにやけてましたね。
演技も気にならなかったです。スッと入って。
4回くらい泣いたかな?
どこの場面でどう思ったかは、よく覚えてないですけど、思い出した部分だけメモみたいに書きますね。
冨栄が出てきた時は、この女が一番厄介なんだろうなって本能で。
この人についてそんな知らないけど。
こういう時って真面目な女ほど、狂うじゃないですか…そんな感じです。
(文字にして書くと、すごい憎々しげに書いて見えると思うんですが、今もニヤニヤしてると思ってくれればいいです。)
…『大丈夫、君はちゃんと僕が好きだよ。』冨栄を堕とす太宰の言葉
『日の丸だ』
雪が降る中、吐血した時に。
『酒、病気、女。太宰治はどれに殺されるか。』
バーでの男たちの会話
『僕は太宰さんの文学が嫌いです』
若き三島由紀夫と対面して言われた言葉
思い出した部分並べましたがみんな好きですよ。
三島由紀夫さんの言葉特に…
あとは三人の女たちが其々、堕ちていくのを見てると、涙が出ました。
本妻は、母性の塊で…美しいではなく、これが愛だとか愛おしいって思いました。
弟子志望は、美しかったです。理想の鏡だ。
冨栄は、厄介ですね。可哀想なただの女。作品も子供も貰えなかった。
全員愛おしいと思いました。この中のどれが欠けてもダメだったでしょう。
そして、太宰治。
だめで良かったです。
優しくて臆病な弱い人でしたね。
編集者も好きです。
本当に太宰治を愛していたんだなって。
こんな感じですね。
作品の中の登場人物たちはとてもよかったです。
作品っていうのは映画のことで、
これの『元ネタ』なる現実の太宰治は違うだろうと思いますね。
映画は作品なので。
死んだ後に自分が主人公の映画にされるとか、太宰治さんはどんな気持ちでしょうか…
私だったら吐き気がするくらい嫌ですが。
しかし、『作品』だから良いと思います。
吐血しながら人生、命を賭けて作品を書いた作家の言葉が、中々軽めに吐き出される様は私ならショックですが。
作家は、作品を作る側であって、作られる側になるなんて…
私の心境はこんな感じです。
有名になりすぎると、駄目なんですかね。良いとこも悪いとこもよく目立ちます。
ストレイドックスが一番に検索結果で出てくるぐらいですしね…
こんな感じでしょう。夜中に投稿するものじゃない笑
最後に…女の中で覚えられた名前は冨栄しかいない…笑
逆にあんな印象に残ったんですよね。
彼女はただの可哀想な女ですが、私へ強烈な印象を残していった…罪深くて可愛い。
とにかく良かったです。
久しぶりに失礼しました。
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