My home town〜私が那覇を好きな理由〜
南国「沖縄」といえば、青い空に青い海、美味しいご飯にゆったりとした空間のリゾート地を想像する人も多いのではないでしょうか。沖縄にいるといつも癒される。私もその一人と言っても過言ではありません。私も大好きな沖縄。その中でも、今回は私の出身地、「那覇市」の魅力について書きたいと思います。なぜなら、今私が参加しているオンラインコミュニティOKINAWA GRITでこんなお題が出されたからです。
#オキグリnote部 から第2弾のお題が発表された。それは「現在の居住地や沖縄で住んだ経験のある場所(1地域)を選んで、好きな部分をひたすら熱く語ろう!」というものだ。「好きな部分を書く」こと。それがルールだから悪いことは一切書けない。だから、好きなことだけをひたすらブログに綴っていく。名付けて「沖縄のわくわくを発信する自分語り」の幕開けだ。
那覇市といえば、沖縄の県都として結構日本では知られている場所だと思います。日本の首都である東京みたいな感じでしょうか。私は生まれも育ちも沖縄ですが、一時期、東京に住んでいた事があります。東京も大好きな街ですが、沖縄から離れてみて、やはり住みやすいのは沖縄だな…と実感したのです。そして私が今も那覇に住んでいるのは、一言でいうと、やっぱり「便利で住みやすいから」という理由に他なりません。そんな私の好きな那覇市。他にも好きな理由があるので書いてみたいと思います。
1. 何でもある
那覇が好きな理由としては、とにかく何でも手に入るという事でしょうか。お店だっていっぱいあるし、食べたい物、欲しい物、必要な物は何だって
買うことができます。「りうぼう」などのデパート、「サンエー」や「イオン」などのショッピングセンターに行けば大抵何でも手に入りますが、その他、24時間OPENのスーパーだってあるし、オシャレなセレクトショップやカフェなどもいっぱいあります。
交通の便が発達していることも好きな理由の一つです。那覇では、公共の乗り物であるバスの路線やタクシーの本数も多いので、車がない人にとっても便利です。また、沖縄に電車はないのですが、那覇にはモノレールが存在します。区間はいたって短いのですが、空港に行く時私は結構利用します。
それと海が近くにあるということも好きな理由です。北部の海ほどキレイな海ではないかもしれませんが、那覇には唯一の海「波の上ビーチ」があります。海で泳がなくても、日常的に訪れ眺めることのできる海が近くにある、というだけで癒されるのです。近くにはバーベキューやダイビングの体験もできる「うみそら公園」や最近は観光スポットにもなっている、崖の上にある「波上宮」という神社もあります。
2. 歴史と文化を感じられる
那覇市はその昔「琉球王国」文化が栄えた街です。都会的な街並みの中に、「首里城跡」などの文化遺産が数多くあります。世界遺産として認定されている「首里城」は観光地としてとても有名であり、多くの人が訪れる場所となっています。そういった歴史を身近に感じられるのも那覇のいいところだと思います。
そして那覇には、昔ながらの建物を上手く生かして作ったお店も多いのも見どころです。伝統工芸品として、琉球ガラスや琉球紅型、壺屋焼などがあります。「平和通り」や「壺屋やちむん通り」に行くと、そんな伝統工芸品をたくさん目にすることができます。
最近はそれらを販売している、とてもオシャレな新しいお店も増えていて、たまに行くと、とてもいい品物に出会えます。私はある会社の異動になる上司への贈り物として、壺屋焼のコーヒーカップを買いに行った事があります。私は昔はこういう物に全く興味がなかったのですが、その時に見た器やお皿がとても素敵で少し興味を持つようになりました。
その素晴らしさがわかる大人になったということかもしれませんが(笑)
国際通りにある「てんぶす那覇」という施設に行けば、琉球伝統文化も体験できますよ。
3. 観光スポットがたくさんある
沖縄は観光産業がとても盛んです。最近は海外からの観光客もとても多くなっています。那覇には「那覇空港」という空港があり、それゆえ、沖縄に観光に訪れる人は必ず通る場所です。そう、那覇は最も観光客が訪れる街なのです。そういうわけで、那覇にもいたる所に観光スポットは存在します。
私はそんな観光スポットも大好きなのです。そんな沖縄を感じられる場所が、いつでも行ける近場にあることが好きな理由でもあります。以下、これらは地元民も利用するオススメの場所です。良かったら訪れてみて下さい。
・第一牧志公設市場
ここは沖縄の珍しい新鮮なお魚やお肉がいっぱいあって、沖縄グルメを満喫できる場所です。私は行くと必ずお刺身を買って帰ります。よく行くお店のおばちゃんは、結構サービスもしてくれるので大好きです。1階で買った物を2階で調理してくれて食べられるのもいいですよね。夕方5時くらいになるともう品数が結構なくなってしまうので、早めの来店がオススメです。
・新垣ちんすこう本舗(国際通り牧志店)
沖縄のお土産の代表格として、長年愛され続けている「ちんすこう」ですが、私は断然ここのちんすこうをオススメします。しかもプレーン味。
他のどの味も美味しいのですが、やっぱりプレーンが一番美味しい!と思うのは私だけでしょうか(笑)これを買っておけば間違いないというだけの話です(笑)学生の頃から学校の帰りによく買って食べるほど好きなんです。地元民ですがたまに食べたくなるので、このお店を通る度に小さい物だけど買って帰ることもしばしば。国際通りにもう1店舗あって、空港とか他の
お店でも手に入るのですが、ここのお店だとプレーン以外にも、色んな種類のちんすこうがあるので、何回行っても違う味を楽しめますよ。
・うちなー家(琉球居酒屋)
沖縄料理屋さんはいたるところにありますが、私がオススメしたいのは、
平和通りから入ってすぐ左にあるこのお店。看板がないと見過ごしてしまいそうな隠れ家的存在のお店。昔からあるお店で、外観とか内装は古びた木造の味のあるお店という感じなのですが、地元の常連客もいるお店です。
メニューの種類が豊富にあるのはもちろんですが、珍しい珍味もあって、
しかもどれもハズレがないほど本当に美味しいんです。店主のおばちゃんのキャラも良くてサービスもいいですよ。たまに三線を弾いてくれる人もいるので、沖縄音楽を聴きながら、相席で隣の人ともワイワイできる楽しいお店です。
4. 色んな人に出逢える
那覇市は、沖縄の中で最も人口が多い街でもあります。それに加え、先ほども言った通り、那覇には色んな場所から観光客の人が訪れます。特に海外だとアジアからの観光客もとても多く、街を歩いていても、どこに行ったってその姿を見かけない日はありません。そのため、「ここ本当に沖縄?」と思うほど、外国にでも来たかのような感覚に陥る時があります。
飲食店に行けば、英語・中国語・韓国語が飛び交う店内、コンビニに行ったら外国人の方が働いています。海外に行ってみたいけど、ちょっと怖いという人は、まずは多国籍気分を味わえる、ここ沖縄の那覇市を訪れてみてはいかがでしょうか。
人が集まる場所だからこそ、いろんな人に出会えるのだと思います。
まとめ
歳をとったら田舎で静かに暮らしたい…そう思う人もいるだろうけれども、沖縄なら私は間違いなく那覇を選びます。那覇で育ったせいもありますが、街に出れば、どこからか三線の音が聞こえる…賑やかなこの街がやっぱり
好きなのだと思います。
歳をとったら病院だって近くにないと困るし、コンビニは徒歩1分圏内の
ところに欲しい。それだけではないのですが、沖縄の最先端文化にも触れられる街だと思うからです。「人生100年時代」と言われている時代なので、いつまでも若くい続けるためには、多少の刺激は必要だと思うのです。
そんな刺激に溢れる街、そして独特の文化を築いた昔ながらの物もある街。那覇はそういう新しい物と昔ながらの物が混在している街。
那覇は私にとって「いつでも戻って来る場所」です。
どこに行こうとも、結局はこの街に戻って来る。
私は歳をとってもきっとこの街に住み続けるだろう…と思うのです。
これからも、そんな大好きな那覇の街をもっと多くの人に知ってほしいし、観光に訪れてほしいものです。そしてこれを観て、沖縄に行ってみよう、
那覇に行ってみようと思える人が、少しでも増えたなら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。