見出し画像

専門スキルのないワーキングマザーがフリーランスになってみた話<よかったこと編>

デザイナーでもエンジニアでもなんでもないワーキングマザーの私が、安定した会社を無謀にも辞めてフリーランスになって3年半が経過しようとしています。3年をひとつの区切りと考えていたので、よかったこと・思ったよりきつかったことをまとめてみようと思います。長くなったので、今回は<よかったこと編>。

よかったこと

平均睡眠時間が延びた!

会社を辞める前、私の通勤時間は、往復3.5時間(保育園送り含む)。フレックスを利用してフルタイム勤務。夜は夫の母に頼りきりでしのいでいました。職場環境も仕事内容も報酬も満足していたけど、体がつらかった…。朝7時12分の電車に乗るためにダッシュの日々。平均4時間ぐらいしか眠れていなかったんじゃないかな。                          

会社辞めて「通勤」から解放され、子どもたちも小学生になって送って行かなくていいので、平均すると8時間ぐらい眠れてると思います。(むくみも減って、痩せました。)

「会社の仕事」じゃない予定を入れられる           

勤めていた会社は在宅勤務制度もあって、授業参観には在宅勤務+半休で必ず参加できていました。いい会社でした。が、土日に子どもを置いて出かけられず、平日は朝から晩まで会社で、有給は子ども関連で使い切る私が、銀行窓口に行くには?美容室に行くには?バーゲンセールに行くには?当時は、そんなのみんなそうだしアタリマエ、と考えていたものの、なーんとなくモヤモヤとしたものがあったと思います。平日昼間に時間が使えれば、サクっと済んじゃうささやかな「自分の用事」が済ませられなかった。本来、個別の内容で判断すべき、用事の優先順位が、どうしても会社>子ども>家庭・地域>自分 で原則固定されてしまっていました。

今は、SkypeMTGの合間にスーパーの特売に行き、午後歯医者に立ち寄ってからお客様先へ訪問、ということも可能になったし、その余裕から仕事関連のインプットにも時間を使えるようになりました。人に会う、とかセミナーに参加する、とか。自分の優先順位でスケジューリングできるのは、単純に自分の時間が作れるということ以上に、自分の人生を生きている実感が以前よりも持て、精神衛生上非常にいいと感じています。

子どもの習い事送迎もできる

「会社の仕事」じゃない予定を入れられる、と被ってますが、これ私にとって大きかったので別建て。子どもを産む前からの不安のひとつは、子どもに習い事をさせることができないんじゃないか、ということでした。実際、会社員のとき在宅勤務制度使ってもなかなか難しかった。

現在は、リモートワークを基本としているので、週7日のうち3~4日ぐらいは仕事の外出が無い日があり、平日1回は習い事送迎ができています。

人の評価を求める気持ちから解放された

今思うと会社員の時は、人から・会社から評価を受けることのプライオリティが今より高くて、それが自分を苦しめていた気がします。

ベストを尽くしても、様々な要因でお客様の期待値に届かないこともある。自分のせいであることもあればそうじゃないこともある。それは会社員であっても同じだけど、フリーランスになって直接的に、そして短期的に、お客様から評価を下されることに慣れたからなのかな?もちろんベストは尽くすけど、個人的にそれを求めて働くことがなくなりました。お客様にとっていいことができたか?自分がしたいことに近づいてるか?だけ考えていられるのが、こんなにラクだとは思いもよりませんでした。

思いもよらないチャンスがある

あのまま会社にいたら、お願いされることもやることもなかっただろうなぁーっていう案件をいくつも受託しました。そのたびに自分の視点が広がったり、新たなスキルを得たりしています。楽しい!
この件はまた、別で書きたいなと思います。


ほかにも、家族関係が(ちょっと)改善された、とかいろいろありそうですが、長くなったのでここまでで。

次は、思ったよりきつかったこと編を書きたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!