43.旅行
・2023年は近場でも(遠ければなお良いけど)旅行すると決めた。いまは今年2度目の旅行の帰りの特急の自由席で、駅弁を食べながらハイボールを飲んでいる。
・当初はひとり旅の予定だったが、なんと母も参加することに。親子旅行となったのであった。
実家を離れてから、親が私の家に来たり、私が実家に帰省することはあったが、どこかで待ち合わせして旅行をすることは初めてだった。いや、そもそも親との待ちあわせが人生初だったかもしれない。
・駅で親と「またね」「気をつけて」と声をかけあうと目の奥が熱くなって、見送ったあとはどうしても涙が出てしまう。ほら、いまも思い出し泣き。
・そういえば駅弁って車内からの景色を楽しみながら食べるものじゃないのか?もういまはすっかり夜で、顔を上げれば自分の顔がうつるばかり。ほかの乗客からしてみれば自分の顔を見て泣いている人間、こわいだろうな。
・話を戻す。なぜ泣いてしまうのだろうと考えたとき、
「つぎいつ会えるかわからない」
「また私たちはお互い別々の知らない生活を歩んでいくのか」
「次会ったとき、また母は歳を取って、老いていくのか」
と急に不安になる。
会わない期間が長ければ長いほどそう思う。今回は4ヶ月ぶりの再会だったが、手に皺が増えて見えた。
・旅行から帰ったら次の日仕事は心身ともにエグい。余韻浸ってたいし、忘れないようにノートにまとめたい。
・実家から離れたくて遠くに住むことを決めたが、いざ離れるとこんなにも親のありがたさに気づかされるものかと、毎回泣くたびに思う。
また出雲行く機会あればゆっくりできるスケジュールで行きたい。
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