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潜在意識から人生のハンドルを取り戻そう

潜在意識がハンドルを握っているってどういう状態?

進みたいのに進めない、というように、望んでいる方向に現実がなかなか動かず停滞している状態のとき、潜在意識がハンドルを握っていると考えられます。顕在意識と潜在意識が綱引きをしている状態です。意識は潜在意識の方が割合がだんぜん多いので、多数決で簡単に負けてしまいます。

潜在意識は変化が大嫌い

しかも、潜在意識は恒常性を保とう(今と同じ状態を続けよう)とする機能があります。言い換えたら「変化が嫌い」です。

大きく変わろうと決心して行動し始めても、すぐに元通りに戻ってしまう。三日坊主と言われるのはこの現象です。

変わろうとか、新しいことを始めようとするならば、本当に大きなエネルギーが必要です。もしも、元に戻っても再び始めるというプライドを超えた行動が必要です。

まずは気づくところから

潜在意識にどのくらい自分の人生を預けてしまっているか、確認する方法があります。これはわたしが自分でやってみてハッとしたことです。

日常の行動を1つ、潜在意識から取り戻します。例えば、歯磨き、入浴、自宅から毎日のように行く場所(職場やスーパー、子どもの通う学校や塾など)へ行くというように、考え事をしていても行動を初めて終わらせることができるものを、なんでもいいのでひとつ選んでください。

例えば、お風呂に入ろう、と決めて立ち上がったところから、お風呂から出て、服を着るところまで、毎日同じパターンを繰り返しています。ぼーっとしていても、全部、潜在意識が自動運転でやってくれます。

自動運転に気づいたら、その自動運転を、意識をはっきり持ったまま観察してみてください。

ある晩、背中を洗おうとした瞬間切り替わった

2015年ごろのわたしは自分の背中がいつもなんとなく重たい感じがしていました。その頃は常に何か考え事をしていました。ある日お風呂で、背中を洗うとき、かゆいからしっかり洗おう!と、意識的な行動に切り替えたんです。気が済むまで、割と強いチカラで背中をゴシゴシ何度も何度もこすりました。そうしたら、背中がこすっているのだけど、ちっとも洗えていなかったとわかりました。だから、とてもとても気持ちがいい時間でした。

その日は、久しぶりに背中が軽くなりました。同時に、ちょっと怖くもなった。考えごとしながら入浴している自分と、自動運転で体を洗っている自分がどんどん離れてちぎれてしまうんじゃないかという不安に襲われました。

タロットで潜在意識がどこへ連れていこうとしているのか、を知る

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