その一歩の距離がとても
踏み出すことを難しく感じることが多くなった。
動くより、頭で考えてしまって、まだ起きていないことで勝手にパズルのピースを増やしてしまう。それが、ちょっと風吹くだけで飛ばされるような想像で、動け!という指令すらも飛ばされる。そして日が暮れる。
でも飛ばされても飛ばされても、パズルのピースは湧き上がり、何度も何度でも繰り返している。
自問自答。
そもそも飛ばされることに慣れているのなら、最初から想像しなければいい。
でも、イメージが浮かばないことはきっと実現しない。
大丈夫。出来る。
そんな言葉が欲しいんだ。
上手く想像出来れば、風には飛ばされない。
人より数メートルの差ではあっても踏み出せる。
そう信じて今日も風の中突き進む。社会人14年目の冬。