休みってサイコー
3日又は4日連続で働いて同じくらい連続で休むという生活を最近している。
2月4日。4連勤を終えて8日までの連休の初日、だいたい連勤終わりは寝てるだけで終わるので、特にやった事はない。本当にずっと寝てた。髪の色がほぼほぼ黒になってるよと同僚に言われたのを思い出し翌日に美容院を予約したくらいだ。
2月5日。美容院に行く。今は髪を伸ばしてるのでツーブロックを刈ってカラーはブリーチなしで赤色を入れて赤茶みたいな感じにした。伸びたらどんな髪型にしようか検討中だ。
美容院に行く途中、中学の頃から通っている丼屋さんに久しぶりにいった。
からあげ丼におろしポン酢をかけたシンプルなものだがいつもこれを頼んでいる。からあげが油油してなくてポン酢もご飯に合うものなのでぺろっとたべられる。
ごちそうさま。
コロナで緊急事態宣言中という事で多くのお店が時短営業中でせっかくの休日も活動限界が早い。何をしようか考えてないがとりあえず外に出る。
ネットで趣味の合う友人を作るのも楽しいが面と向かって会うのが一番仲良くなるのが早い。
僕は多分そこそこコミュ力が高いのでどこでも一人で行ってある程度その輪の中に入ることが出来る。
学生の時は麻雀が趣味だったが最近はお酒を飲む事の方が楽しい。
そうだバーに行こう。
多分僕は人と関わるのが好きなのかもしれない。
当然だが、知らない野郎と飲むより可愛い女の子と飲む方が楽しい。
コンカフェという単語が流行り出したのも多分ここ数年だと思う。メイドカフェみたいなもんでしょ?多分俺の人生に関わらんなぁーとか思ってたけどそんな事はなくて、案外楽しい。
女の子達は大変そうだけどちゃんと自然体のまま接客してるんだなぁと思わせてくれる。ネガティブな事はなく、これが承認ビジネスかーとかなんとか思いながら僕も楽しくおしゃべりしながらお酒を飲んで今日も1日が終わる。
コンカフェを知るきっかけになったのが某麻雀店のオーナーが始めたコンカフェがオープンした場所が僕がよく行動する近辺だったので、そこに知り合いと一緒にいったのがきっかけだった。
最近よく行くバーがコンカフェも経営しているのでそこにも足が伸びることもある。
コンカフェは楽しい。それでも僕はやっぱりバーの方が好きだ。
2月6日。今日は麻雀を打ちに行く。場所は僕が通っていた大学の近くで12時からオープンなので昼飯に久しぶりに近くのオムライス屋さんに行きたくなった。
人気メニューはからあげオムライスだ。ふわとろの卵の下のご飯の中にもからあげが入っている。これはご飯を大盛りにしていてとてもボリュームがあるが、特製甘酢ダレがマッチしていてペロリと食べれる。お値段700円。安すぎる。
ごちそうさま。
さて麻雀だ。入店後はアルコール消毒と検温。手洗いとうがいまで徹底している。素晴らしい意識だ。
このお店は大学の時から通っていたが、最近リニューアルオープンして全く別の店になったと言っていい。
「いらっしゃいませー」
女性スタッフが多く綺麗なお店に女の子が居るだけでここはカフェなんじゃないかと勘違いする。
ドリンクメニューにはスムージーなんてものもある。
ここはカフェだったみたいだ。
「みうらくんじゃん」
顔見知りのスタッフが出迎えてくれた。どうやらプライベートで遊びに来ていたみたいだ。
「みうらくんと打てるのか〜」
僕は言った
「女の子と麻雀打てるって聞いて来たんだけどな」
「打てるよ」
まじぃ???
ツー入りで卓が立つ。僕はツー入りが大好きだ。客は基本的にどこかしら癖のある人が多いがスタッフにはそれがないし、喋りながら麻雀を打てる余裕もある。楽しくワイワイフリーを打つのが好きなのだ。客同士だとどうしても勝ち負けが出て来てしまうので誰でも楽しくとはいかない。
始まってすぐ、女性スタッフの親から先制リーチが飛んできた。こっちも一向聴だ、そこに四華を抜いたところでテンパイ。このお店は四華を抜いて上がると祝儀がつくのでここはあがりたい。
ぺろっと1筋押して親の現物のシャボ待ちでダマに構えた。
「ツモ。ツモタンドラ5、跳満」
ツモるんだったらリーチだったかぁ〜
冗談、ダマで十分です。祝儀ウマー。
幸先良くトップ終了。その後はお客さんが来て、一人はリーチ発生をしない。一人はリーチ後の指離れが悪いなどやっぱりツー入りが至高だなとか思いながら短時間なので耐える。
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勝利。酒を飲みに行く。
今日は土曜日でよく行くバーが時短中で土日しか開けてないのでそこへ向かう。
そこでは週末は月替わりのカレーがあるのだが時短中もあるとは思わなかった。ついでに腹ごなしをする。カレーはオーナーのお母さんが作っていて頼むとチャージが無料になるのでちょっとお得だ。
カツカレーだ。肉巻きの野菜のカツというのは初めて食べた。お母さんは自信なさげだったがなんでも食べる僕ば当然完食した。ごちそうさま。
このお店はウイスキーが豊富で僕はあんまり詳しくないので、少しずつ勉強中だ。
今日はハイボールを頼んだ。
「煙くないやつでなんかオススメ頂戴〜」
癖のあるお酒があんまり得意ではない。焼酎も芋は嫌いだ。
出て来たの、ミズナラって言うウイスキーのハイボールだ。
うめぇわ。また一つ賢くなった。
すぐ近くに系列店のバーがあるのでそっちにも顔を出す。同じビルの中にあるのでハシゴしてもチャージがかからない良心設定だ。ここでもカレーが効いている。
ここではジャックハニーのコーラ割りを頼んだ。ロックでも美味しいけど、量がね。
店の子と喋っていると二人組のお客さんが来た。このビルに来るのは3回目でこのお店は初めてだと言う。
お酒は好きそうで、向こうがちょうど1杯飲み終わったタイミングで同じのをおかわりしていた。
「何飲んでるんですか?」
バーならではの話の掛け方だな〜って思いながら営業努力をする。
「タンカレーのトニックですよー」
すなわちジントニックである。
「同じのください」
僕は外行の仮面を被り、店の子に頼んだ。
こいつ何やってんだって顔で店の子には見られた。
話はこのお店がどんなところかになった。
これには店の子が対応した。コンビネーションだ。
「お姉さんもなんかどうぞ。」
「1杯ずついいですよ。」
二人組の人達がそう言った。
僕も乗っかる。
「ナニーガー飲む?」
養命酒だ。
「イェーガーは無理、コカボムにして」
女の子も慣れたものでイェーガーで潰れた話をする。
僕は相槌を打つ。
「ヘェ〜そうなんだ。大変だねー」
「お前のせいだ」
言いがかりはやめてほしい。
ここまでがルーティーンだ。
なんだかんだでひとが増えてまたお客が見えた。
「二人行けますか?」
僕は会計をして席開けた。
「みうらありがと〜」
営業努力。
ここしばらくお酒をいっぱい飲んでなかったので帰ったらすぐに寝た。明日も飲むんだ。
2月7日。今日も酒を飲む。昨日のバーの系列のコンカフェで生誕イベントだ。女の子はバーにも出勤しているのでバーの常連達が行くだろうなぁと言うのはフィーリングで感じた。当然僕も行く。
13時オープンで昨日聞いた感じオープンから行く人もいる感じだったので僕は昼飯を近くのからあげ定食屋さんで食べて向かうことに。
食べ過ぎた。でも美味いんよ。
店に着いたのは13時半ごろだった。
「あれ?みんな来てないの?」
バー組は誰も来ていなかった。まぁ、すぐ来るやろ。
すぐ来た。
みんなで喋りながら昼間っから酒を飲む。休日ってのはこうでなくちゃな。
みんなでシャンパンタワーを作る
僕以外で五人いて、お酒が飲めるお店の女の子が二人。グラスを一つずつ取る。グラスが半分残った。
「下のやつに入れて飲めばいい」
誰かが言った。
「盃みたいにね」
僕が言った。
そう言うことになった。からあげ食べ過ぎて満腹でいっきしたら正直吐きそうになったが気合いで何事もない顔をした。男の子だから。
シャンパンタワーにはサイン入りおしゃぶりとブロマイドがついてきた。
正直めちゃくちゃおもろい。
シャンパンを飲んだらみんなでバーに移動した。
今日も昨日と同じ店の子だ。行くつもりだと言っていたのに来ていなかったので聞いてみたら寝過ごしていた。
いかに楽しかったか、聞かせてあげ、可哀想なのでお酒もあげた。
たぶん、中指を立てるのは親愛の印なんだと思う。
帰りにラーメンを食べた。
帰ったらすぐ眠りに落ちた。
こうして僕の休日は過ぎていく。