【旅行】外こもり何もしないひとり旅で大いに自由を満喫したい
自宅以外で過ごすなんにもしない余暇(バカンス)に憧れていた。(この写真のイメージなんか特にイイ)
海外のリゾートなんかで見かけるアレです。パラソルの下、プールサイドで飲み物片手に読書をする外国人。ああいうのに憧れていた。
かたや、忙しなく観光スポットやらグルメスポットやらガイドブックと睨めっこして予定を詰めまくる私は時間貧乏だった。
せっかく来たんだからあそこもここも、と一日のうちにパンパンに予定を詰め込んでさも充実した旅行にしなければとすごく欲張っていた。
しかし年齢も年齢なので段々そのテンションに疲れてくる。あのプールサイドでたそがれる外国人みたいになーんにもしないでのんびり過ごしたい、と思うようになってきた。
それなりに歳を重ねるとまあ落ち着いてくるものです。体力もなくなってくるし。
それで思いついた時、たまにふらっと近場で1泊か2泊の「外こもり旅行」に出かけている。観光はあまりせずにひたすら宿でダラダラすることが目的なので当然荷物はとても少ない。
といっても、最初のうちは「外こもりを充実させたい」という思惑があり、あれもこれもと読みもしない無駄な単行本をどっさり持っていったりしていた。案の定「読めなかった」という失望感とともにタスク未完了の状態で持って帰ることになる。
今は小さなリュックサックでどこへでも出かけている。どうしても足りないものは現地調達。特に夏は着た服を手洗いしてその日のうちに干しておくと翌日には乾いているので特に荷物が少なくて済む。
完全にひとりになれる空間ってなかなかいい。何よりまったく家事をやらなくていいというのは最高すぎる。誰にも邪魔されない空間と時間、たまにそういう自分なりの過ごし方を満喫している。
余談になるが私の母は専業主婦だったので社会に出て働いた経験がない。幼少期に私が焼き付いている母の姿というのは父のハンカチとワイシャツのアイロンがけをしているうしろ姿だった。それも毎日のことだからそれは大変だったと思う。
子供ながらに自分も大人になったらああいう人生になるのかと思って絶望したことがある。専業主婦だけにはなりたくないと。(母はそれが自分の仕事だと一生懸命やっていたのだから失礼な物言いなのは重々承知のうえです。ご気分を害された方がいらっしゃったらすみません)
しかし時代はいい具合に進化した。
今はタオルハンカチや形状記憶シャツという優秀な素材のモノが開発された。当然アイロンがけは最小限で済む。私は年に2,3回しかアイロンをかけない。ジャパネットで買ったスチームアイロンの出番はほぼ無いに等しい。手抜き三昧万歳。
男性でタオルハンカチはダサいとか人に貸せないという人が多いと思うが、別に人に貸す前提で持ち歩くわけではないので柄がダサくなければ私的にはいいんじゃないの?と勝手に思っている。
世の中から家事が無くなることはないけれど、昔と比べて随分と楽な世の中になった。それでも最低限の家事を毎日毎日するのはしんどいことだ。
特にコロナ渦で自粛期間は毎日3食自炊をしていた。自粛期間は49日に及んだ。
作る、食べる、洗うを1日に3回も繰り返すのだから気が狂いそうになる。もちろん買うという行為も必要だ。どうせ外に出ないんだから食べる回数なんて2回くらいでちょうどいいと思っている。
まあそんなしょうもないストレスを抱えていたので、今はコロナが終息したらどこへ行こうかとそればかり考えている。最初は近場の都内や神奈川あたりで1泊したい。
人にはいろんな事情があるだろうけど「専業主婦は家に居なければならない、夫に尽くさなければならない」というような昭和で古風な考えを押し付けてくる人と会わないことにしている。そういう人こそカチコチに凝り固まった固定概念を払拭してひとり旅に出てみては?と言ってみたいが、絶対に口が裂けても言えない。
物理的にひとりになる時間って私にはなくてはならない時間だ。
えええええ?キャンペーン延期ですか?
じっくり時期を待ちます。早くて9月くらいか?
✂
いつも更新が遅い時間になってしまっています。にもかかわらず読んでくださる方がいらっしゃって本当に感謝しています。
ありがとうございました。
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