在外公館専門調査員試験について
2020年8月22日執筆、2022年3月25日加筆。
noteを始めて3年以上たちやっとPV数を見れるページを見つけ、この記事が堂々の第1位を獲得していたので、加筆をしよう。
受験した際の備忘録を。コロナ禍始まって以後のことです。
東京会場で、1次試験と2次試験ともに至近の場所で行われました。事務局が近いのかもしれませんね。ザ貸会議スペースです。
1次試験
外国語:英語受験。派遣員よりは難しかったが、恐らく英検1級ほどではないと思う。実際の職務で扱うような文書、つまり外交文書とかが出てくるのかなと思ったが、普通の日本の団体による英語試験、という感じだった。(英検、日本の学校の英語試験、など)
日本語論文:ざっくりとしたテーマが与えられる。2公館受験する人は休憩をはさむ。この休憩時にスマホなど参考資料は開かないように言われるが、お手洗いに行くなど、こっそり見ようと思えば出来るだろうな、という感じだった。一般的なことではなく、自分の専門性ならではの文章を書いた方がいいのだろうと思う。試験官は協会の方々だけでなく、実際に務めることになる公館の担当者の方にも見ていただく文章になると聞いた。
英語の受験者が多い回で、ある程度メジャーだと思われる言語の受験者がかなり少なかった。
1次と2次の日程の間はわりと短かったような。
2次試験
1次試験受験者は全員2次面接を受けれるスタイルの回だったと思うので、自分の実力が図りにくいな、つまり最終結果が出るまで長く期待をしないといけないな、と思った。試験から結果発表まで1か月半ほどの間があった。
同じ公館を第1希望にしている者同士で面接順が固められているようだった。私の希望公館は1桁前半と比較的志望者が少ない方だったと思うが、狭き門だということか。
私は外国語面接から。
担当のネイティブは、流れ作業のように面接を行うな、という印象だった。最初からこっちに目を向けない。また同じように面接進めればいいのだろう、という感じで。恐らく待合室から試験室に案内してくれた男性も同じ部屋に入って、受験者に背を向ける形で部屋の隅で必死にメモを取っていた。
自己紹介、専門の紹介、トピックトークだったかな。
派遣員に受かって1年半務めた高校の同期は、ユニークなキャラクターだが、こういう面接の時は受かるような話し方に切り替えれると言っていた。
日本語面接
1時間半ほど外国語面接から間が空いた。比較的他の人と座る距離が近い待合室だったため、同じ公館の志願者を中心に楽しくお喋りした。これがどう影響したのかは知らない。
ザ・日本の面接スタイル。ノックから。どうぞの声が小さすぎて案内員に入っていいのか聞いてしまった。
私は圧迫面接では無かった。15分ほどとあっという間に終わったなという印象。連絡先を交換した私の後の志願者の人によると、かなり圧迫面接だったという。その内容は、ちょっとひどいなと。ストレス耐性を図るためなのか知らないが、そんな環境で働きたいかな。
色んな人が色んな媒体で情報を発信しているので、アンテナを広く持ち積極的に収集する意識を持っていると具体的なイメージを持ててアドバンテージになると思われる。
経験者の話であまりいい話を多く聞かないので、本当に住んでみたい地域の募集でなければ、今後は応募しようと思わないだろうな…
専門調査員経験者から聞いた話 (ポジティブ/ネガティブ)
2年の期間の所をさらに延長。いったん一時帰国して試験はうけたんだったかな?一番長く居る立場になるので発言の力があったりする。忖度ない発言をしやすい。
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