日記:三連休でカメラ新調したり宇宙の戦士したり麻雀打ったりNIKKEに恐れおののいたり
していました。三連休は案外忙しく動き回っていたので、ちょっとChill outしながらダラダラ日記でも書きます。ま~たムダ知識まみれの長い記事になりそうなので読みたいとこだけつまんで読んだり暇なときにでも読んでください。
カメラとレンズを新調した
カメラを使う用事ができたので、いつぞや欲しい欲しいと言っていたオリンパスのE-M10というミラーレス一眼をエイヤッ!と買いました。
E-M10というカメラは2014年2月に発売されたミラーレス一眼で、いまからぴったり10年前の機種です。
当時オリンパスが平行して展開していた小型軽量のPENシリーズに対し、本格派シリーズのうち初心者向けにリリースされたのがE-M10となっています。上位機種E-M5譲りの1600万画素に当時最新版の画像処理エンジンを積んでおり、初心者向けとはいえ侮れない。「これから写真をガチで始めてみたいなぁ」といった人向けに作った機種だったらしく、このあともオリンパスがカメラ部門を子会社として独立させるまでMark II,Mark IIIと後続機が出てきます。
さてまずデザインが良いですね。気分が上がります。持ってみても「うお!!カメラだ!!」と思えるフィット感がありますし、機能的にもEVF(※背面モニターとは別に小さいモニターを見れるファインダー。明るいところでも見やすい)が付いているのが面白い。メニュー画面の設定項目もめちゃめちゃ多く、これはいじりがいがありそう。
ただまあちょっとオートフォーカスが弱いかな、という弱点もあるので、これを持つことによって「ああ、パナソニックのあの素早いオートフォーカスは強みだったんだなぁ」と改めて気づいたりします。
……前使ってたものの良さがあとから初めて分かることもあるよね、と言うと聞こえは良いですけども、なんかおれ今カノの前で元カノの話蒸し返すカス男みたいですね。
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R
レンズもこの辺の倍率を持ってなかったので新しく買いました。
ざっくり言って(もっとあるけど本当にざっくり、雑に言うと)カメラのレンズっていうのは4つの目的に分けて使われます。
人間の視界に近い写真を撮れるので気軽なスナップショット向きの標準
人間の視界より広い広角
遠くを撮影するための望遠
超至近距離を撮影するためのマクロ
おれはこのうちちょい望遠ぎみ~望遠のレンズしか持っていなかったので、ここいらで標準レンズも持っておかないと使いづらいな…と思って買いました。
実はこのレンズ、全く同じ性能でとってもコンパクトに収まる新バージョンがいくつか出ており、そこへいくとコイツはデカくて古いのですがとても値段が安い。中古価格1万~3万のレンズの世界で1万を切っているこの安さ…。手軽に遊びたいおれにはちょうどいいですね。
なおかつマイクロフォーサーズは撮影センサーが小さいので、そこに光を導くレンズ自体も全体的にスケールダウンできます。このレンズはマイクロフォーサーズとしてはデカい、と言えどもカメラレンズの世界全体ではかなり小さい部類なんですね。
一般に昔のフィルム式一眼レフは35mm判と呼ばれており、これがデジタル時代の今でも業界の基準になっています。これと同等のセンサーがフルサイズとか言われているのですが、35mm判やフルサイズで人間の視界と同じ画角を得ようとすると焦点距離50mmのレンズが必要と言われています。まあややこしいので「フルサイズのミラーレスで日常生活で手軽にパシャパシャ撮れるレンズは50mmって書かれてるやつなんだな」と思ってもらえれば…。
マイクロフォーサーズのすごいところは、この35mm判(フルサイズ)の半分の焦点距離で同じ画が撮れるんですね。スナップショット撮るレンズが焦点距離25mmで良い、というわけです。したがってレンズの筒の長さをとても短くできます。素晴らしいですね。
センサーがちっちゃいぶん高画素にするのが難しい、ボケを作るのが難しい、など欠点もあるのですが、本体もレンズもまるごと小さくて済むのがいいんですね……。
ごちゃごちゃ能書きを垂れてしまいましたがこんな感じで撮れるよって写真です。E-M10よりレンズが先に届いたので、そのときとりあえず手持ちのGF2で撮っておきました。
いいレンズですね……。ド素人のおれが撮ってもそれなりに写る。手前のメインにしたい多肉植物がハッキリ写っていて、後ろの他のものがボンヤリとボケているので「何を見せたいか」がわかりやすいです……。もっと早くにレンズのこと調べて買えばよかったな…。
ちなみにこのレンズはズームレンズといってクルクル回せば倍率を変えられるレンズなので、広角ぎみな12mmからチョイ望遠の42mmまで好きに撮れます。
細かいところをつつくと単焦点という種類のレンズよりちょっと写真の明るさで劣るのですが、ズボラなおれにはひとつでこなせる楽さは何にも代えがたい。う~ん、便利!!
Helldivers 2で宇宙の地獄めぐり一丁目
各方面の友人からHelldivers 2を「遊んどいたほうがいいですよ…!」とハンチョウの女将の如く勧められたので遊んでみることにしました。
ハインラインの「宇宙の戦士」を原作として脚本を魔改造しまくったスターシップ・トゥルーパーズという……時事的にいま話題にするといろいろ危ない立場の実写映画があるのですが、これをゲーム化したCO-OPのタイトルとかも好きなので、これらをオマージュしている本作もブラックさも手に馴染み面白いです。
宇宙の戦士とスターシップ・トゥルーパーズには「兵士として命かけたことがねぇヤツは政策に投票する権利なんかねえんだよ!!」というアテネみてぇな脳筋なこと言ってる頭軍国主義な一面があるのですが、そのディストピアっぷりを「管理民主主義」として換骨奪胎して表現していてユーモアがあります。ヘルダイバーたちの報国精神と士気が高すぎて三島由紀夫の集団みたいになってるのがウケますね。敵からしたら駐屯地にこの人数の死狂いが押しかけてくるのは嫌だろうな……。
素敵な職場環境だったのでヘルダイバーの勤務初日のようすをダイジェスト動画にしてみました。ちなみに最低難易度でこの死にっぷりですからね。腕や足が散らばり頭が炸裂するにぎやかな現場です!ヘルダイバーは殉職してもそのへんの星から徴兵れるから大丈夫!交代制の勤務人員が確保されており福利厚生が行き届いています!!!!(※直あたりの勤務時間は死ぬまで)
なんてクソ酷い逐次投入なんだ……!とは思いますけど支援を投下してくれるだけウォーハンマー40kのミリタルムよかマシですかね。さすが管理民主主義!あんなシワシワのミイラに生贄ささげて祀ってるカルトの蛮族とは違うぜ!!!(不敬)
ゲームの手触りの話をすると、難しいながらも「うまくやれば押し通せる」といううまい具合に作ってあると思います。とりあえず最低限の敵を掃除しつつ、ダッシュで目標を達成すればまあなんとか…!の綱渡り感がヒリヒリしますね。Playing Skillが問われるゲームですが「ロケット持ちのロボットが湧いてこないといいな」というPraying Skillも大事な気がします。
開発側の予想以上に売れちゃったようで、公式が用意しているサーバーが満杯でなかなかオンラインに繋がらないというおもしろトラブルが欠点なのですが、ソロでも遊べるし時間とともに解決されると思うのでいまのところそんなに気にならないかな。難易度的に誰にでもは勧めないですが、デンジャークロース爆撃やフレンドリーファイアで爆発四散するのを笑って流せる人にはぜひ遊んでみてほしいですね。
麻雀を打つにゃ
友人から「麻雀打とうぜ!」と誘われたのでとりあえず雀魂をインストールして一夜漬けで勉強してから打ってきました。
「立直なら順子や刻子を揃えればまあ和了れる」「鳴くなら役を作らないと和了れない」「自分で引き当てて和了ればツモ、誰かから取ればロン」といったところを繰り返し教えてくれるのでかなり参考になりました。そのへんを押さえてから友人に丁寧に教わりながら打つことができたのでギャグマンガ日和の麻雀回程度の解像度よりはだいぶ理解が進んだような気がします。
実際にリアル卓で打ってみるとネット麻雀のガイド機能とか役一覧がないので記憶やスマホの検索結果に頼るしかないのですが、肝心のおれが覚えている役は
タ ン ヤ オ
のただひとつしかなかったので鳴くのがかなり難しく、よくあれだけの組み合わせや条件を覚えて今の手牌や相手の手牌から未来予測できるよな……と思ったりします。ぜんぜんわからない…おれは千点棒を投げつけるのと么九牌を切ることだけで勝負している……!
役を覚える→いろんな状況で鳴ける→牌山だけでなく河から拾ってこれるので選択肢が広がる……ということなんだな、というところまではなんとなく理解しました。その先がわかってくるともっと面白くなるんだろうな…。
とはいえ、むかし適当なその辺の麻雀ゲームでなんとなく適当に牌を切っていたときよりちょっと重み付けがわかってきたので、河を見て「どれを手牌に残そうかな」「三枚出てるからもう要らんな」「ドラは残しておきたいな」「危険牌っぽいから切らないほうが良いな」といくらか自分のやるべきことが見えてきたのが良かったです。
おれの麻雀知識ではぼんやり血を抜いてタバコ投げつけるとかする闇のゲームだと思っていましたが優しい友人と打っていたので超高血圧輸血とかしなくても大丈夫でした。麻雀って怖くないんだな!
勝利の女神:NIKKEでケツとケツ以外に恐れおののく
ニケに実装された新キャラクター、エレグちゃんがTwitterでファンアート流れてきたりしてメカクレ好きだな~~良いな~~と思ったので今朝ためしにダウンロードして始めてみたのですが……。
(へぇ!素直でいい部下だなぁ!かわいいし!)
詳細は伏せますが、チュートリアルを遊ぶだけで士官学校出のボンボンのテストパイロットからゼフィランサスのコクピットで散々地獄を見たコウ・ウラキになれるゲームでした。
えぇ……?
おれ、NIKKEのことをめろん22が好きそうなデカケツがブルンブルン震えて難しいことはなんも考えなくて良いゲームだと思ってたんだけど……なんでこんなことになってんの…?こわ…
おれの個人的な尺度としてはドルフロかラストオリジンくらいの重さのお話かな~~?と思って「オッス大将!デカケツ見に来ました!」と暖簾くぐってみたら筋肉ムキムキスキンヘッドのアークナイツが出てきて頬引っ叩かれたくらいの感じです。
いやまあえっちなことにはえっちなゲームなんですが、投げてきた初球が170km/hのビーンボールだったので……あの、こう……刻んで?段階を………キャッチボールから……。
で、まあ紆余曲折ありつつも引き運がよかったこともあり、エレグちゃんは運良くすぐにお迎えできたのですが……このひとは放っておくとそのへんのありとあらゆる画面ついてるデバイスでDOOM(※)動かそうとする異常DOOM好きエンジニアというふざけ倒した事実が発覚します。
(※…ニケの作中だとBOOMともじってある)
じょ、情緒がわからない。めちゃめちゃ重たいストーリーがメインで展開されてるのにスゲェ温度差で意味不明な女ぶつけてくるじゃん。しかもストーリー上でチームに加入してくる新しいニケもパワー厨で火力と炸薬の話しかしてこないんだけど。なんなの!?!?おれはこのゲームどんな顔して遊んだらいいんですか!?!?!?
そうですね………。スネークイーター作戦の後にホワイトハウス来いと言われたジャックくらいの最悪の気分で家に帰ったら不法侵入のイカれた女が自分ちのトースターでDOOM遊ぼうとしている光景に出会ったと考えてください。それがおれのいまの心境です。
ただやっぱりエレグちゃん、一筋縄にはいかない魅力があります。一見コテコテのオタク口調でオールドスクールFPSを推してくるドゥームガイマニアの変態に見え……いや名実ともにそうなんですけど、いまやってるイベントを見るとなかなかこの子は………ほう………と違う一面が見えてきて可愛いですね。
おれも正直スマホゲーをいくつも本気で抱える余裕はないのでちょっと手を出す程度にNIKKEに踏み込んでみていますが、スタミナが存在しない艦これとかドルフロ、ラスオリ方式の周回ゲーっぽいのでのんびりやろうかなと思います。(※イベントだけ一日ごとにステージに挑戦できる回数が決まっている様子)
チュートリアルは少し長いですが30分もかからないで遊べると思いますし、ちょっとアニメシーンが入ったりと豪勢な作りになってます。デカケツ目当てでもいいですし、メインストーリーも読み物として良く出来ているのでためしにで遊んでみても良いと思います。
↑NIKKEをプレイした人の喜び(?)の声
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